特捜部Q キジ殺し の商品レビュー
特捜部Qシリーズ2作目。解決済みの事件の資料が、再捜査してくれといわんばかりにカールの机の上に。今回の事件もまた胸糞すぎる。言葉は悪いが、本当にクソ野郎ども!だよ。 明るみになる過去と現在が交差し、カールとアサドが真実を暴く。 その真実も結末も酷くやるせないけど、キミーは多分きっ...
特捜部Qシリーズ2作目。解決済みの事件の資料が、再捜査してくれといわんばかりにカールの机の上に。今回の事件もまた胸糞すぎる。言葉は悪いが、本当にクソ野郎ども!だよ。 明るみになる過去と現在が交差し、カールとアサドが真実を暴く。 その真実も結末も酷くやるせないけど、キミーは多分きっと救われたんだろう。キミーはね。
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映画4作観ていて『キジ殺し』が過去の犯行も現在の犯行も1番理解できなかったのだけれど、原作を読んで評価が変わったのでまた観たくなりました。面白かったです。 こちらも復讐になるのだけれど、復讐者も過去には一緒になってやらかしてるのでうーんというのは拭えず。でもキミーの心情が丁寧に描かれるので映画よりは良いです。 特捜部Qの新メンバー・ローセはアサドと同じくらい突拍子もない。でもアサドもローセもかなり有能だし、これくらい濃いキャラでないとカールには対抗できないので良いです。カール、飛行機恐怖症だったのか…。 ラストの大立ち回り凄い、映画こんなんだったっけ?カールが物凄く病んで次作まで引きずってるのは覚えてるけど。 ハーディとアンカーとカールの事件、いつか解決するのかな。メインの事件の後ろで少しずつ捜査が進められるといいです。 恩田陸さんの解説、一ファンの熱もあり、アンデルセン童話の国デンマークの分析も面白かったです。確かにアンデルセン童話は痛い。一瞬混同していたけど、検索したら「赤い靴」「スズの兵隊」「パンを踏んだ娘」もアンデルセンでした。幼心に、赤い靴に心を痛めていました。スズの兵隊は切ない。
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映画とここまで違うとは知らなかった。 しかし、映画よりもはるかに悪質で複雑で 大した読書経験になった。 この話を映画は、なぜあんなに安直な恋愛で終わらせたのか疑問に思えるほどだ。 キミーの抱えた本物の闇は誰にも救えなかった。 北欧ミステリーの凄みを感じた
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特捜部Qを率いるカール警部補がどんどんまともに見えてくるアサドと新しい秘書ローセ はみ出し者の警部補のはずが二人のペースに巻き込まれていく様がすごく楽しい 今回気になった(実は前作から)のはカールと襲撃事件により半身不随となったカールの元同僚ハーディのカウンセラーの心理学者モー...
特捜部Qを率いるカール警部補がどんどんまともに見えてくるアサドと新しい秘書ローセ はみ出し者の警部補のはずが二人のペースに巻き込まれていく様がすごく楽しい 今回気になった(実は前作から)のはカールと襲撃事件により半身不随となったカールの元同僚ハーディのカウンセラーの心理学者モーナです 彼女無能すぎません? 彼女に絶賛片思い中のカール目線では彼女の魅力的な唇について語られることが多いので気付きにくいかもしれませんがカウンセラーとしては相当役立たずだと思うんですがこれってゆくゆくは何かの伏線になるんでしょうか? ラストは新しい展開も迎えて次作への期待も増し増し! それにしてもカールって人が良すぎると思うんですが… クールでタフで他人を寄せ付けない組織のはみ出し者と思ってるのは本人だけかもw
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未解決事件を掘り返すデンマーク警察の活躍。シリーズの2作目。 未解決事件を扱うはずが、なぜか犯人が服役中の解決済み事件がデスクの上に。 調査を始めてみると。 うん。今回は正直いまひとつでした。 大きな展開や謎やドキドキもなく600ページはキツい。 次作に期待しとこう。
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シリーズ第2弾。 快楽のためだけに他者を傷つけ、 命をも奪ってしまう邪悪な者たち。 しかも彼らには 社会的地位と財力があるからより一層タチが悪い。 でもそれだけに社会の敵としては申し分ないわけで、 冒頭から彼らの悪行三昧が語られます。 スピード感のある展開で、 最後まで緩むところ...
シリーズ第2弾。 快楽のためだけに他者を傷つけ、 命をも奪ってしまう邪悪な者たち。 しかも彼らには 社会的地位と財力があるからより一層タチが悪い。 でもそれだけに社会の敵としては申し分ないわけで、 冒頭から彼らの悪行三昧が語られます。 スピード感のある展開で、 最後まで緩むところがありませんでした。 エンターテイメント小説だとわかって読むから とても面白かったけど、 でもこういう人たちとは、 絶対に関わりたくないものです。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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残酷すぎる。 特捜部のカールやアサド、ローセの軽妙なやりとり、そして活躍に救われるけど、それにしても悪魔のようなキミーも、不幸な生い立ちに少し可哀想と思ってしまった。最後が酷すぎる。
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コペンハーゲン警察が舞台のミステリー。20年前の殺人事件を再捜査することになったカールとアサド。経済界のエリートたちと、仲間だった女にたどり着く。残酷な展開ではあるが、ストーリーに引き込まれる。ローセ登場の回。
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ローセ登場 嫌々受け入れたけど、絶対必要だからね これでQの体制が整った 本より先に映画見ていて・・・ 読んだ後再度見てしまった やっぱり本だわ!!!
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特捜部に新しいメンバーの女性が入り、コンビからトリオに変わったチームで国の大物達のはんざいに挑む。途中で妨害に合うもより闘志を燃やすカール。そしてかつて大物達の仲間だった女性。3つの視点で事件で物語が進む。 事件は最後は後味悪く終わるが、それを受けてカールは ある決断する。最後は...
特捜部に新しいメンバーの女性が入り、コンビからトリオに変わったチームで国の大物達のはんざいに挑む。途中で妨害に合うもより闘志を燃やすカール。そしてかつて大物達の仲間だった女性。3つの視点で事件で物語が進む。 事件は最後は後味悪く終わるが、それを受けてカールは ある決断する。最後は元嫁が全て持っていった
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