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「余命3カ月」のウソ の商品レビュー

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50件のお客様レビュー

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2013/12/12

最初、近藤先生の本を読んだとき、よくあるエセ医療本かと思いました(失礼)。 でも、読みつないでいくうちに、多くの経験を元に書かれていることがわかり、自分のがんに対する認識が大きく変わりました。

Posted byブクログ

2013/11/24

がんを切除する外科手術、抗がん剤の無駄な投与。 してもしなくても延命効果に変わりがないのだったら、したくない。 痛い目をして、お金もずいぶんかかるだろうし。 結局医者なんてこちらのことなんて考えてない。 要は儲けが第一。

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2013/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いい加減な余命宣告の実態を暴き、がん患者がいかに自分の病気と関わっていくべきかを説いた本。がん自体が恐ろしいのではなく、むしろ手術、抗がん剤治療といった「がんの治療」の方が恐ろしいと感じる。老化現象のように治すのではなく、いかに正しく向き合えるかを考えさせる。

Posted byブクログ

2013/10/25

放射線科の医師である作者。 転移していないものは『がんもどき』 と。 『がんもどき』はなにもしないことが一番! と。 データーや論文もきちんと載せていらっしゃる。 参考にしたいと思いましたが。 いざ、と、いう時には。 まだ。 どうだろ・・・。

Posted byブクログ

2013/10/10

子どもの頃から「がん」は恐怖の対象でした テレビでは逸見さんの「がん宣言」からわずか数ヶ月で永眠 最近でも歌舞伎役者の中村勘三郎さんが同じようにわずか…。 そして子どもの頃から疑問に思っていたのが『そんなに苦しい思いをしてまで生き長らえるのならば治療しないで生きれるところまで生...

子どもの頃から「がん」は恐怖の対象でした テレビでは逸見さんの「がん宣言」からわずか数ヶ月で永眠 最近でも歌舞伎役者の中村勘三郎さんが同じようにわずか…。 そして子どもの頃から疑問に思っていたのが『そんなに苦しい思いをしてまで生き長らえるのならば治療しないで生きれるところまで生き抜くのが幸せじゃないのか?』ってところ 本書を読むと自分の考えが確信を突いていたどころか真実は更に斜め上を行く展開に驚愕します 進みすぎてしまった医療技術により昔は気付かなかった「がんもどき」が見えてしまった不幸 そして絶対主義の日本人気質が「がんもどき」を「がん」に見立てて根絶する闘病という不幸 抗がん剤をはじめとした「がん治療」は医療費をとりやすい 逆に捉えれば早期発見された「がんもどき」を治療しないことは国レベルで見れば膨大な医療コストの削減にも繋がります 自分や自分の周辺にがんによる余命宣告を受けた人がいるのなら『がんと闘う決断をする前』に読むことを薦めます そして自身の治療方針をどうするべきかを専門の医者ではなく自分で決めるのも「日本のがん治療」については正しいとも思えます

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2013/10/09

「医者に殺されない47の心得」とかぶる話も多かったけど、(そりゃそうですよね、同じ人が書いてるんだからそうそう主張が変わるわけがない)、こちらはがんについてにしぼって書かれているので、論旨がよりわかりやすいです。 要は「進行性のがんになったら治癒はあきらめろ」ということ。どんなに...

「医者に殺されない47の心得」とかぶる話も多かったけど、(そりゃそうですよね、同じ人が書いてるんだからそうそう主張が変わるわけがない)、こちらはがんについてにしぼって書かれているので、論旨がよりわかりやすいです。 要は「進行性のがんになったら治癒はあきらめろ」ということ。どんなに早期発見でも、進行性のがんなら数年のうちに死ぬから、その数年を大事に生きましょう。特に抗がん剤や手術で縮命しないように。ということ。 もちろん、進行性でないがんはがんもどきであってがんではないから、放っておくのが一番体にダメージが少ないという、「患者よがんとたたかうな」以来の主張も変わっていません。 だから、自覚症状がない段階でがん検診で発見される早期がんは、検診を受けたことを忘れてしまうのが一番だそうです。進行性であってもなくても、自覚症状が出てから焦眉の問題を対症療法すればいいのなら、確かにがん検診自体不要ですよね。 折しも今は乳がん予防月間。私はもう乳がん検診には行きません。

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2013/09/17

最近話題?の医師による本です 痛みを和らげ、穏やかに延命をはかるための指針が書かれています ガン治療の実態と問題点、ガンとがんもどきの違い 人生に対する見方や過ごし方の指南書でもあります

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2013/09/07

かなりショッキングな内容でした。 がんに対する現代日本の一般的常識を覆すような考え方が示されています。今、自分の身近に“がん”がある訳ではないですが、気になって読んでみて良かったです。 著者は医師にも関わらず、次のように、現代の一般的がん治療のあり方を真っ向から否定しているのが...

かなりショッキングな内容でした。 がんに対する現代日本の一般的常識を覆すような考え方が示されています。今、自分の身近に“がん”がある訳ではないですが、気になって読んでみて良かったです。 著者は医師にも関わらず、次のように、現代の一般的がん治療のあり方を真っ向から否定しているのがスゴイです。それも、当然相応の根拠や信念があってのことです。 ・「がんが恐ろしいのではない。『がんの治療』が恐ろしいのです。」 ・「病院に歩いてみえた患者さんに、初診や、初診から間もなく『余命3ヵ月』と宣告するような医者は詐欺師です。」 ・「治療をしなければ、もっともっと長く生きられたはずです。」 ・「固形がんの最善の治療法は『無治療』。息苦しい、食べられない、痛いなどの症状が出てきたら病院に行って、苦痛をやわらげる緩和ケアをしてもらう。これだけ。とてもシンプルです。」 ・「効かないだけなら、まだいい。どんな抗がん剤にも、強い毒性による拷問のような副作用、そして急死を含む縮命作用が伴います。」 手術、放射線治療、重粒子線治療など、様々な治療に対しても、長短を説明していますし、色んな患者のケースも紹介されているのも説得力を増している。 本書を読むと、現代日本のがん治療の考え方が、患者の方よりも医者の方を向いている気がする。早期発見・早期治療を喧伝するのも、患者のためという看板を掲げつつ、それを広めようとする裏には医学界・医療界など業界のためという意図があるのではと疑いたくなる。 もともと、私としては医者・医療を過信しない考え方でしたので、割とスッと入ってきた。しかし、一方で本書で書かれたことも一つの考え方と捉え、盲信すべきではないと思う。逆の考え方もしっかり学んだ上で、もしそうした選択を迫られた場合には判断する必要があるでしょう。 本書の終盤、「がん、老化と共生する生き方」という節が印象に残りました。 「老化に抵抗するなんて、川の流れに逆らうようなものです。」とありましたが、現代日本は豊かになり、長寿や健康、美などへの欲求は以前よりも高まったと思う。そうした中、医療や技術が過信され、様々な負の側面が見えにくくされてしまったように感じる。

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2013/08/31

身内の大腸がん手術の直後なので、感慨深いものがある。 今後の対処の手引として使いたい本。 この考え方には賛否両論あるだろうが、私はこの本をよんでガンに対する恐怖感が減ったし、かなり勉強になった。支持したい。

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2013/08/03

目からウロコの内容でした。医者や薬について信用できるかどうか、しっかり考える必要があると思いました。

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