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「余命3カ月」のウソ の商品レビュー

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50件のお客様レビュー

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2015/06/03

余命宣告の多くはいい加減なもので、治療しない方が長生きしやすいという。その根拠と余命宣告の内訳を患者のケースを交え、がんを治さず苦痛緩和のみを勧める今までのがん認識を大きく覆した本。治療=悪という方程式にさえ納めてしまわなければ非常に面白い一冊で、がん治療の痛い、つらいを知らずに...

余命宣告の多くはいい加減なもので、治療しない方が長生きしやすいという。その根拠と余命宣告の内訳を患者のケースを交え、がんを治さず苦痛緩和のみを勧める今までのがん認識を大きく覆した本。治療=悪という方程式にさえ納めてしまわなければ非常に面白い一冊で、がん治療の痛い、つらいを知らずに人生の最後を迎えられる可能性があるというのは漠然とした恐怖を大きく和らげるものだった。新書としてはかなり軽く読めるが、勘三郎さんをはじめ治療を嫌悪するような方向に書かれているのが気になり、鵜呑みにせず選択肢の1つとしておく。お勧め

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2015/01/31

他の近藤さんの本と主張内容は基本的に同じ。参考になるのは、がんになったとき、どのような基準で治療方針を選定していけばいいかを箇条書きにして提案してくれている点。

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2014/12/08

「ガンは切らずに治る」「抗がん剤は効かない」「検診は百害あって一利なし」「ガンは原則として放置したほうがいい」。どれもこれも初耳であり、まことにトリッキー。著者によればガンは治療をしなければ、最後まで頭がはっきりしていて、対処法を間違わなければ体も動くし全く痛まないことも多いとい...

「ガンは切らずに治る」「抗がん剤は効かない」「検診は百害あって一利なし」「ガンは原則として放置したほうがいい」。どれもこれも初耳であり、まことにトリッキー。著者によればガンは治療をしなければ、最後まで頭がはっきりしていて、対処法を間違わなければ体も動くし全く痛まないことも多いという。元気な人があっという間に変わり果てた姿で逝くのは治療のせいと言い切る。乳がん全摘手術を拒んで23年変化なし、スキルス胃がん治療なしで10年の日常生活など、驚きの事例が多数紹介されている。ガン宣告も悠揚迫らざる涼やかな心境で受け入れられる

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2014/09/10

がん治療の現場に居ながら、がんを治療しない。という医師のスタンスには始めちょっと驚く。仙人張りの態度で患者を諭し安心させて、余命いくばくもないと分かった時から緩和治療だけを行う。そういう治療を受け入れられる患者はどんな人だろうか?よほど精神的に強く、余裕のある人でないとがんのスト...

がん治療の現場に居ながら、がんを治療しない。という医師のスタンスには始めちょっと驚く。仙人張りの態度で患者を諭し安心させて、余命いくばくもないと分かった時から緩和治療だけを行う。そういう治療を受け入れられる患者はどんな人だろうか?よほど精神的に強く、余裕のある人でないとがんのストレスに勝てないのではないか?著者はこれまでに多くの現場経験をされてきたからこその結果として、そのような方法に辿り着いたのだと思う。また、その実績とデータだけではなく、患者の立場で考えた場合に今の医療技術や制度ががん患者に対して優しいものではない、という状況も理解できる。それならば、なぜがん治療技術の開発や医療現場に多額の資金が集まるのか?結局、人は間違った方向に進んでいるのではないか?ひょっとしたら、地球上の人間活動の全てそのものを、個々の人間単位に置換した結果が、がんなのではないか?シュールだけれどそんな風にさえ思える。本来、人の正常な細胞は秩序正しく機能する。ただしがん細胞は秩序を無視して暴走し、腫瘍となって正常な細胞の邪魔をする。人の細胞の再生力ががん細胞増殖力と同じなのだから、がん細胞が暴れ出したら同じだけ生命力を消耗していく、ということは、治療なんてないじゃないかと思った。人は間違いなく死に向かって生きている。余命意識がなくてもあっても結果は同じ。末期に及んで宣告されるのではなく、人は生まれた時に余命が分かれば、その行動は変わるのではないだろうか。

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2014/07/22

実父を胃がんで亡くし、抗がん剤治療のすさまじさを間近で見てきたので「治療はしない」という選択肢もありだとは思うが、その事実に直面した時冷静でいられるかどうかは自信がない。でも、きっとみんながんになるんだろうなと思うので、今からしっかり考えておきたいことだと思う。

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2014/05/10

『癌と闘うな』って初めて聞いたときのインパクトが強くて、それ以降、一度試してみたかったけどのびのびになってた。で、同著者の最近の著作を入手できたのでトライ。検診の意義とかがんもどきの存在とか、納得できる部分もあるけど、それを差し置いて余りある、ただひたすらの盲目的癌治療批判には閉...

『癌と闘うな』って初めて聞いたときのインパクトが強くて、それ以降、一度試してみたかったけどのびのびになってた。で、同著者の最近の著作を入手できたのでトライ。検診の意義とかがんもどきの存在とか、納得できる部分もあるけど、それを差し置いて余りある、ただひたすらの盲目的癌治療批判には閉口。自分の個人的経験論がたびたび出てくるのも、説得力を貶める方にしか働かない気がするし。結局、こればかりでもダメだし、かといって真っ向から否定するのも違うか、と。自分なりの折衷案を見つけられるなら、こういう論理も一部は役に立つと思う。

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2014/05/03

ガン治療で命が縮まるパラドックス! 共生するしかないと共に今、生きているこの瞬間を大切にしなさい的なメッセージが心に残りました。

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2014/04/16

私は、あまりにも病気オンチなため、目からうろこがボロボロ落ちました。 ガン治療の現状もよく知りません。 しかし、仕事柄、医療保険やガン保険、生命保険の情報収集をし続けなければなりません。お客様に説明をしなければなりません。 その一方で、一般的に行われているガン治療がいかにい...

私は、あまりにも病気オンチなため、目からうろこがボロボロ落ちました。 ガン治療の現状もよく知りません。 しかし、仕事柄、医療保険やガン保険、生命保険の情報収集をし続けなければなりません。お客様に説明をしなければなりません。 その一方で、一般的に行われているガン治療がいかにいい加減なものかをつきつけられた本書は、どのページも驚くばかりでした。 もしも自分が、ガンを含めて何か大病をした時に、自分で治療法を選ぶことができるだろうか? 今の自分には到底無理です。 しかし、自分のことは自分で決めた方がいい。そのためには、このような、常識と真っ向から対立する情報にも目を向け、自分の考えを整理できるまでのリテラシーを持たなければいけません。 医療について、健康な今のうちから、判断力を養っておく必要があることに気づかされました。もっと勉強しなければなりません。

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2014/03/17

近藤先生の本に惹かれます。 なぜ惹かれるのか。 治療を選択する際に医師まかせにせず患者さん自身が選択するという主張に賛成だからです。 価値観は人それぞれ異なります。 医師が一方的に価値観を押し付けてはいけないでしょう。 http://ameblo.jp/nancli/entry-...

近藤先生の本に惹かれます。 なぜ惹かれるのか。 治療を選択する際に医師まかせにせず患者さん自身が選択するという主張に賛成だからです。 価値観は人それぞれ異なります。 医師が一方的に価値観を押し付けてはいけないでしょう。 http://ameblo.jp/nancli/entry-11797953416.html

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2014/01/18

余命○○のガンと宣告されて殺される。日本で癌での死亡率が高いのはなんでもかんでも切り取って体力免疫力が低下・薬の副作用のためか。 「飲んではいけない薬」・「警告」と並んで、医療(人の命や健康)=商売なのかと思う本。そうではないお医者さんや病院見つける目を自分で養わなくては。 ちな...

余命○○のガンと宣告されて殺される。日本で癌での死亡率が高いのはなんでもかんでも切り取って体力免疫力が低下・薬の副作用のためか。 「飲んではいけない薬」・「警告」と並んで、医療(人の命や健康)=商売なのかと思う本。そうではないお医者さんや病院見つける目を自分で養わなくては。 ちなみに余命を宣告されたら…とにもかくにも別系列の病院の別科の診断を受けに行くことにする。

Posted byブクログ