時間に支配されない人生 の商品レビュー
タイムマネジメントに関して高齢者である私が最近到達したレベルに、著者はすでに19歳で到達したようだ。そのことがすごいと思った。内容はまぁわかっていたことだが私には覚悟ができていなかった。その観点からポイントは、 ・高い目標とタイトなデッドライン。今の自分を基準にしてはいけない。...
タイムマネジメントに関して高齢者である私が最近到達したレベルに、著者はすでに19歳で到達したようだ。そのことがすごいと思った。内容はまぁわかっていたことだが私には覚悟ができていなかった。その観点からポイントは、 ・高い目標とタイトなデッドライン。今の自分を基準にしてはいけない。 ・有限な集中力を最適活用するために集中に値するものとそうでないものを線引き。それにより不要な8時間をそぎ落とす。 ・この仕事にはこれくらいかかる、ではなく、この仕事にかけられる時間はこれだけだと決め、その範囲内でこなす方法を考える。 ・著者の視点と自分の思索(本のポイントに対する自分の考え)を混ぜ、統合されたものを新しい視点として手に入れる。(著者が一番伝えたいことは何かを考え、それに対し自分はどう感じるかをチェック。)それを自分の言葉として語った時に初めてその本は自分の糧・血肉になったと言える。行動を伴わない知は空虚。 ・ゲーテは人間的魅力にあふれている。国境を超えた歴史観や国家間を持つという点でも、ゲーテから学ぶところは大きい。 ・相手の言動が自分にとってどんなに理不尽であっても、相手の立場になれべ、相手にとっての合理的な理由が存在している。それは受け入れなければならない。 ・(ゼミで学生に書評を書かせたときのやり方)まず1ページ以下でかまわないので、本を読んだ直後に、①筆者が何を言いたいのか、②それに対して自分はどう思っているか、③さらなる考察のポイントは何か、を書く。もっとあるが私にはこれで十分。
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『一分一秒に明確な意思を持たせる』 『いまの自分を基準にしてはいけない』 『他者の同調を求める人は弱い』 きびしい!自分にとてもきびしく生きてきた人じゃないと、書けない本だ、と思いました。 読者に歩み寄る系の本が多い中、『おい、私、頑張れよ!こんなスゲー人もいるんだぞ』と身...
『一分一秒に明確な意思を持たせる』 『いまの自分を基準にしてはいけない』 『他者の同調を求める人は弱い』 きびしい!自分にとてもきびしく生きてきた人じゃないと、書けない本だ、と思いました。 読者に歩み寄る系の本が多い中、『おい、私、頑張れよ!こんなスゲー人もいるんだぞ』と身の引き締まる思いができます。 だらだらソファに寝転がってスマホをポチポチなんて絶対しないし、(勝手なイメージ)小腹が空いたから、おせんべやチョコを。なんて、無駄無駄!って感じだし(勝手なイメージ)なんか、姿勢も良さそう(笑) 厳しく生きてる人って、近寄りがたいけど、やっぱり憧れの気持ちにもなりますね。 とはいえ、著者のジョン・キムさんをそのまま真似するのはハードルが高いので、、できることから、、こつこつと( ◠‿◠ ) 『めんどくさいことは、やりたくなくて時間を無駄にするから、一分でも嫌なことを減らせるよう、向いてないことは早めに断ろう』 『今の自分は、あんまりたいしたことないから、大金持ちで大時間持ちになった将来の自分から考えてみたりもしよう』 『周りの声に振り回されると疲れるから、疲れそうになったら見えない壁をシュンってたてて、シャットアウトする時間をもとう』 くらい、マイルドにして、人生の参考にしてみます。
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すべての時間を均等に配分しない。大切なことに重点を置く=横に並べているモノを縦にする。自分は何のために生きているか、を考える。 「人生を短くしているのは自分自身である」セネカ=他人に人生を使わせない。 朝を3回迎える方法=早起き、30分の昼寝を午前中に2回。 100本ノック=思い付きやアイデアを100個書き出す。 一冊の本の目次を100個書き出す。など。 語りすぎない=自分の言葉の希少性を高める。 本を通じて対話する。セネカ、ショーオエンハウアー、ニーチェ、ゲーテ。 本当の就活は5年後。自分が自分をわからないのだから、とりあえず入社して仕事するしかない。 転職を厭わない。いい大学を出ていい企業に就職、は時代遅れ。
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「真夜中の幸福論」で感銘を受け、これで著者の作品は5冊目の読了となりました。 本書を読み終えて付した☆は3つですが、響く言葉はたくさん詰め込まれていました。 〇すべてに時間を均等に配分することは、人生に対する冒贖である。 〇人に「忙しい」と言うことは、自分の器の小ささを告白することである。 〇高い目標とタイトなデッドラインを掲げよ。いまの自分を基準にしてはいけない。 〇成長したいと渇望する。自分の未熟さに向き合う。それが生きる力になる。 〇結果の最終評価は自分である。最善を尽くしたと納得できるなら、それは完全なる成功である。 〇語りすぎてはいけない。自分の言葉の稀少性を高めよ。 〇互いに高め合える関係なのか見極めよ。聞く耳を持たない人に反論しても不毛である。 〇一時間を読むことに費やしたら、その後の三時間は考えることに費やすべきである。 〇読んだことを成長にどう活かすか。行動を伴わない知は空虚である。 〇何を選ぶかに正解はない。正解は、その後の行動により自ら構築するのである。 〇今日の自分は昨日より成長している。考えは変わって当然である。 〇他者の自由意志を認めよ。それにより怒りは消え、自分が穏やかだいられる。 〇創造的な人間でありたいなら、社会への違和感を蔑ろにしてはいけない。 〇現状に満足しないことは、自分の可能性に対する最大のリスペクトである。 〇成長の喜びを知っている人間は自ら望んで逆境を選ぶ。 〇運命との戦いにおいては誰もが勝者たりうる。 説明 内容紹介 媚びない野良猫たちへ。もう「時間活用術」は要らない! 「すべてに時間を均等に配分することは、人生に対する冒涜である」 あなたは、ただ忙しく生き、自分にとって本当に大切なことを見失っていないだろうか。 19歳で母国・韓国を離れ、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、そしてまた新たな天地へと、 つねにアウェイで挑戦を続ける著者が語る 1分1秒を自分の大切なことだけに費やす生き方 ベストセラー『媚びない人生』に続く、待望の新刊。 内容(「BOOK」データベースより) 媚びない野良猫たちへ。もう「時間活用術」は要らない。途方もない成長を遂げるための7章。 著者について 作家。元慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授。韓国生まれ。 日本に国費留学。米インディアナ大学博士課程単位取得退学。中央大学博士号取得(総合政策博士)。 ドイツ連邦防衛大学博士研究員、英オックスフォード大学客員上席研究員、 米ハーバード大学インターネット社会研究所客員研究員、 慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構特任助教授等を歴任。 アジア、アメリカ、ヨーロッパ等、3大陸5カ国を渡り歩いた経験から生まれた 独自の哲学と生き方論が支持を集める。 著書に『媚びない人生』(ダイヤモンド社)、『真夜中の幸福論』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、 訳書『ぶれない生き方』(スティーブ・ピーターズ著 三笠書房)がある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) キム,ジョン 作家。元慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授。韓国生まれ。日本に国費留学。米インディアナ大学博士課程単位取得退学。中央大学博士号取得(総合政策博士)。ドイツ連邦防衛大学博士研究員、英オックスフォード大学客員上席研究員、米ハーバード大学インターネット社会研究所客員研究員、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構特任助教授等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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『媚びない人生』で著者の思考と文章に惚れ込み、(経歴詐称の事実にはガックリしたが)こちらも読了。結果、期待を上回る内容だった。 読み手に問いかけながら思考を深めさせる文章は心地よく、一言一句丁寧に読みたくなる。 時間や自己の成長に対する徹底した考え方には唸るものがあった。 本作の...
『媚びない人生』で著者の思考と文章に惚れ込み、(経歴詐称の事実にはガックリしたが)こちらも読了。結果、期待を上回る内容だった。 読み手に問いかけながら思考を深めさせる文章は心地よく、一言一句丁寧に読みたくなる。 時間や自己の成長に対する徹底した考え方には唸るものがあった。 本作のおかげで著者の文章が好きだという確信を得られたので、他著作も全て読むことにする。
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何が自分にとって大切なのか、そのために何を今すべきなのか、を常に意識して行動を選択したいと感じた。 著者は一時間をその本を読む時間に費やしたなら、その後の三時間はアウトプットに使う、とのことで、自分ももっと学びになる、アウトプットできるような読書の仕方をしていきたいとおもった。
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?すべてに時間を均等に配分することは、人生に対する冒涜である ?人に忙しいというのは自分の器の小ささを告白することである ?成長したいと渇望する 自分の未熟さに向き合う それが生きる力になる ?結果の最終評価者は自分である 最善を尽くしたと納得できるなら、それは完全なる成功...
?すべてに時間を均等に配分することは、人生に対する冒涜である ?人に忙しいというのは自分の器の小ささを告白することである ?成長したいと渇望する 自分の未熟さに向き合う それが生きる力になる ?結果の最終評価者は自分である 最善を尽くしたと納得できるなら、それは完全なる成功である ?語りすぎてはいけない 自分の言葉の希少性を高めよ ?互いに高めあえる関係なのか見極めよ。 聞く耳をもたない人に反論しても不毛である ?読んだことを成長にどう生かすか、行動を伴わない知は空虚である ?何を選ぶかに正解はない。 正解はそのあとの行動により自ら構築するのである ?今日の自分は昨日より成長している。 考えは変わって当然である。 ?他社の自由意思を認めよ。 それにより怒りが消え、自分が穏やかでいられる ?創造的な人間でありたいなら、社会への違和感をないがしろにしてはいけない。
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人に忙しいということは、自分の器の小ささを告白すること。 読んだことを成長にどう生かすか、行動を伴わない知は空虚である。 生涯を通じて対話できる著者をもつ。 怒りの感情を察知したら3秒数える。 不安を感じることを恐れてはいけない。
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「時間に支配されない人生」という題名から時間の使い方を述べた本だと思いましたが,読んでみると,人生論・幸福論が幅広く述べられている内容でした。 自分の最近の経験で,理不尽なことを言った相手に対し,きつく言い返したことがありました。言ってすっきりしたかというとそんなことはなく,他...
「時間に支配されない人生」という題名から時間の使い方を述べた本だと思いましたが,読んでみると,人生論・幸福論が幅広く述べられている内容でした。 自分の最近の経験で,理不尽なことを言った相手に対し,きつく言い返したことがありました。言ってすっきりしたかというとそんなことはなく,他方で,あの場面で言われっぱなしというのはそれはそれで納得できなかっただろうなと時々振り返っては悶々と考えていました。 そんなときに,この本を読みました。 著者は,相手に腹を立てるのは自分が未熟だからと考え,相手に腹を立てないと述べていました。 その考えは頭では理解できるのですが,現実はそう冷静に受け入れることができないこともままあり,まさに渦中にあるときの具体的な対処法等が記載してあれば参考になるのにと思いました。 その意味では,この本は,理想の生き方について述べてられていますが,やや抽象的すぎるきらいがあるという感想を持ちました。 もっとも,幸福の定義など,これからの生き方の参考になる言葉もたくさんありました。 何か具体的な対処法を得たいという人向けではありませんが,読む人それぞれに心に響く言葉が見つかる本だと考えます。
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時間に支配されないためには? →すべての時間を均等に配分することは自分の人生なさに対する冒瀆であり、その配分において判断基準となるのは自分は何のために生きているのかという原点 結果の最終評価者は自分であり、最善を尽くしたと納得できるならそれは成功である 選んだ直後からは、行動に...
時間に支配されないためには? →すべての時間を均等に配分することは自分の人生なさに対する冒瀆であり、その配分において判断基準となるのは自分は何のために生きているのかという原点 結果の最終評価者は自分であり、最善を尽くしたと納得できるならそれは成功である 選んだ直後からは、行動によって自分の選択を正解にしていくという決意を持つ
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