ボックス!(上) の商品レビュー
高校生の青春ボクシング物語 詳細な感想は下巻でまとめて 以下、公式のあらすじ --------------------- 天才vs.努力家 性格は正反対。二人の幼なじみの共通点は「ボクシングが好き」。それだけ。 いま最も日本人を感動させている作家、唯一無二の青春小説! 天才...
高校生の青春ボクシング物語 詳細な感想は下巻でまとめて 以下、公式のあらすじ --------------------- 天才vs.努力家 性格は正反対。二人の幼なじみの共通点は「ボクシングが好き」。それだけ。 いま最も日本人を感動させている作家、唯一無二の青春小説! 天才的なボクシングセンス、だけどお調子者の鏑矢義平(かぶらやよしへい)と、勉強は得意、だけど運動は苦手な木樽優紀(きたるゆうき)。真逆な性格の幼なじみ二人が恵美寿(えびす)高校ボクシング部に入部した。一年生ながら圧倒的な強さで勝ち続ける鏑矢の目標は「高校3年間で八冠を獲ること」。だが彼の前に高校ボクシング界最強の男、稲村が現れる。 ---------------------
Posted by
ボクシングに興味を持った事はないんだけど、夢中で読んだ。 木樽の成長も鏑矢の本気も、彼等の才能がどこまで伸びるのか楽しみだなあ。
Posted by
いじめられっ子だった優紀がボクシングを始めて、どんどん上達していく様子がワクワクしました。 特進クラスに入れる程の頭脳の持ち主だから、何事も分析する力があるんだろうなと思いました。 そして、言われた事、自分が必要と思ったことをコツコツやり続けることができる能力が素晴らしい! 彼は...
いじめられっ子だった優紀がボクシングを始めて、どんどん上達していく様子がワクワクしました。 特進クラスに入れる程の頭脳の持ち主だから、何事も分析する力があるんだろうなと思いました。 そして、言われた事、自分が必要と思ったことをコツコツやり続けることができる能力が素晴らしい! 彼は努力の人だけど、努力ができる才能がすごくあるんだろうなと思いました。 この後どう成長していくのか、下巻が楽しみです♪
Posted by
まずなんと言っても素直である。 人間の感情が言葉として現れている。 そのため、読みやすく共感もしやすい。 脇役かと思っていた、人物も主人公並みに描かれており、さまざまな視点から楽しめた。 下巻が楽しみである。
Posted by
百田尚樹さんの初期作品(2008年刊行)で、高校ボクシングの青春物語です。 扉及び作中にもありますが、「Box」は<動詞>で「ボクシングをする、拳で殴る」の意味だそうで、タイトルが『ボックス!』と!マークが付いているので命令形ですね。 これはレフリーの義務の一つで、試合続...
百田尚樹さんの初期作品(2008年刊行)で、高校ボクシングの青春物語です。 扉及び作中にもありますが、「Box」は<動詞>で「ボクシングをする、拳で殴る」の意味だそうで、タイトルが『ボックス!』と!マークが付いているので命令形ですね。 これはレフリーの義務の一つで、試合続行を促す命令語なのだとか。実際、日本ボクシング連盟競技規則に明記されているようです。「ファイト!」じゃなくて「ボックス!」なんですね。 本作・上巻の前半は、ちゃらんぽらんで破天荒だが天才肌の鏑矢が物語の中心、そして他校で階級の違うモンスター・稲村が登場し、あ、将来宿命のライバルになるのかな? と想像するも、話はなかなかそうは展開しません。 ボクシングとは無縁だった副顧問の女性教師・高津の視点で、アマとプロの違い、ボクシングの基本技術、練習・試合に、読み手も徐々に精通・共感していきます。大阪弁のテンポやフットワークの軽快さなど、双方のリズムもよく読みやすいです。 鏑矢と同期で、理知的だがいじめられっ子でボクシング初心者の木樽、他の部員たち、女子マネなどの友情と成長が、瑞々しく描かれています。 練習や試合の場面が多いのですが、心理描写を含め各瞬間が詳細に表現され、とても臨場感があります。 下巻でどう展開していくのか、楽しみと期待以外ありません。気持ちが逸ります。
Posted by
3年前に読み、今年再読。 相手を殴り合うという、決して良いイメージを持っていなかったボクシングが、崇高なスポーツであるという事を知らされた。 ボクシングの練習は単純でキツイからこそ、本当に強いボクサーには筋力だけでなく精神力も備わっているという事を知った。 この本を読んでボクシ...
3年前に読み、今年再読。 相手を殴り合うという、決して良いイメージを持っていなかったボクシングが、崇高なスポーツであるという事を知らされた。 ボクシングの練習は単純でキツイからこそ、本当に強いボクサーには筋力だけでなく精神力も備わっているという事を知った。 この本を読んでボクシングをやってみたい、みてみたいなと思った。
Posted by
読みやすく面白かったが、設定や展開がよくありすぎる、または無理やりすぎるように感じた。 例えば、電車で先生が助けられるとか、木樽がなぜか女の子にデートに誘われてそこでボコボコにされるとか、漫画か!って感じた。もうちょっと工夫してほしいと思った。
Posted by
これまたスラッすらと読めた ずーーっといつか読もうと思ってたから読めてよかった。私もボクシングに対して暴力、野蛮なものという認識が強かったからここまで読まなかったんだと思う。 なんか、勝負っていいね 私は勝ち負けが嫌いだけれど、勝ち負けがあるからこそ頑張れていたものが沢山あるのだ...
これまたスラッすらと読めた ずーーっといつか読もうと思ってたから読めてよかった。私もボクシングに対して暴力、野蛮なものという認識が強かったからここまで読まなかったんだと思う。 なんか、勝負っていいね 私は勝ち負けが嫌いだけれど、勝ち負けがあるからこそ頑張れていたものが沢山あるのだとも痛感した。 大人になったら、勝負することってどんどん減るし、単純なヤツ強さ弱さだけではないことが沢山ある。めんどくさい世界だ
Posted by
次回の読書会課題図書。 百田尚樹さんは永遠の0以来でこれが2作品目。 永遠の0は何年も前に読んで、それはいたく感動したなぁ…。 とは言えじっくり読み返すこともなく、百田尚樹さんの著作を他に読んでこなかったのは正直、本が有名になるにつれご本人のキャラクターに色がつきすぎてしまって...
次回の読書会課題図書。 百田尚樹さんは永遠の0以来でこれが2作品目。 永遠の0は何年も前に読んで、それはいたく感動したなぁ…。 とは言えじっくり読み返すこともなく、百田尚樹さんの著作を他に読んでこなかったのは正直、本が有名になるにつれご本人のキャラクターに色がつきすぎてしまってバイアスなしに読むのムズイ…と、思ってたから。 さて、そんな理由で超久方ぶりの百田さんの本。 ボクシングを巡る青春小説らしいということはなんとなく聞いていた。 読み始めて思い出したのが、 ああ、あんまり上手な文章ではなかったよな…ということ。 全体的に説明的でわかりやすくて読みやすいんだけど、ハッとするような流麗な言い回しや、読んでいて息を飲むような表現力はあんまりなかったんだよな、と。 そしてセリフやモノローグがちょっと古い感じ。 永遠の0も、ストーリーは好きだったし泣けたけど、ところどころそういうのは気になっていたんだった。 さて、小説の内容は、 天才的なボクシングセンスはあるが、やんちゃがすぎる鏑矢と、勉強は得意だけど家庭環境なんかの影響もあり中学時代にはいじめられていた木樽。 高校で再会したもと幼馴染の2人が、ボクシングを通して成長していく…的な物語。上巻は主に木樽のボクシング部への入部から、その身体的、精神的成長とを描く。鏑矢のボクシングの試合も軸にしながら、女性教師に恋したり、クラスメイトと揉めたり、中学時代にいじめてきた相手と対峙したり、時にツッコミたくなるような若々しい青春を、とても説明的な文章でわかりやすく綴られている。 うん、わかりやすい。 全然読みずらさがなくて、とってもわかりやすいんだけどなぁ…、 と思いながら、下巻へ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2009年(第6回)。5位。 タイトル。なんの箱だろう、と思ったくらい、ボクシングを知らない。高校生がボクシングする生活。天才ボクサー。その友人で特待生くらい賢いのだが、町で不良に絡まれたことをきっかけにボクシングをするように。個人的には、いまいちのれない青春だが、下巻へ続く。
Posted by