空ちゃんの幸せな食卓 の商品レビュー
生きていくのは、いろいろあって、大変で、自分でなんとか切り開いていかなくちゃいけないって、思いがちだけど、でも、やっぱり、人間は、好むと好まざるとに関わらず、何かしら、人と繋がってて、そうやって生きていけることは、とても幸せな世界だよ。って言ってるような短編集。 切なくて、しんど...
生きていくのは、いろいろあって、大変で、自分でなんとか切り開いていかなくちゃいけないって、思いがちだけど、でも、やっぱり、人間は、好むと好まざるとに関わらず、何かしら、人と繋がってて、そうやって生きていけることは、とても幸せな世界だよ。って言ってるような短編集。 切なくて、しんどいけど、温かい、そんな世界線。好きだなぁ。
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血の繋がりのない親子の絆のお話3編 以下、公式のあらすじ --------------------- ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 『真夜中のパン屋さん』で注目の著者! 他人以上、家族未満の不思議な絆を描く、心あたたまる物語。 『坊っちゃん...
血の繋がりのない親子の絆のお話3編 以下、公式のあらすじ --------------------- ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 『真夜中のパン屋さん』で注目の著者! 他人以上、家族未満の不思議な絆を描く、心あたたまる物語。 『坊っちゃん文学賞大賞』を受賞したデビュー作、「ゆくとし くるとし」を収録! ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 血の繋がりのない義母と、奇妙な共同生活をはじめた私と姉は、同じ食卓を囲むうちに、少しずつ新しい関係を築いていく……。(「空ちゃんの幸せな食卓」より) デビュー作「ゆくとし くるとし」と「僕らのパレード」そして、表題作「空ちゃんの幸せな食卓」 の3篇を収録した、珠玉の作品集。 『真夜中のパン屋さん』の著者の原点がここに。 --------------------- 血の繋がりがなくとも、関係性を繋ぐことはできる ・空ちゃんの幸せな食卓 姉と父の後妻との3人の生活 世間一般の母親らしさはないけれども 姉が結婚した後でかけてきた電話からの行動力は、ずっと気をかけていたのだろうなというのが察せられる ・ゆくとし くるとし 帰省したら実家が助産院になっていて、オカマが母と一緒に暮らしていたお話 留年しそうな件を母親に言い出せないとか、親子で距離感があるように見えるけれども、その理由は…… ・僕らのパレード 母の歴代の夫のうち、四番目なので「よんちゃん」と呼んでいる人との思い出と記憶 何人も変わる父 急に喋らなくなった姉 養父の実家の街への引っ越し 厳しくて嫌われ者の老教師 迷子になるため、糸の届く範囲でしか外出できないパン屋 共通点と言えば、前述の通りに直接的な血の繋がりのない親子関係だけれども どの親子もちゃんと信頼で結びついていいるように思う 「真夜中のパン屋さん」でも、それに近しい関係が描かれていたし、大沼さんはそんな作品性の作家さんなのだろうか? 親に捨てられる、または別離はやはり子供にとって大きな出来事なわけで 子供の頃の記憶に蓋をしたところで、本人の中ではその記憶は残っていて 傷ついたというか、衝撃を受けた事を癒やすには時間が必要 ただ、その出来事とはいずれ対峙するときがくる そんなとき、傍に一緒にいてくれた人がいたら心強いだろうな
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「空ちゃんの幸せな食卓」 他人だからこそ。 近すぎず遠すぎず相手が心地良い間合いを知っているからこそ、上手くやっていけるのかもな。 周りが心配するのは分からなくはないが、あまり多く口出すのは煩いだけだろうに。 「ゆくとし くるとし」 下手くそなりの。 帰省して見知らぬ人が居るだ...
「空ちゃんの幸せな食卓」 他人だからこそ。 近すぎず遠すぎず相手が心地良い間合いを知っているからこそ、上手くやっていけるのかもな。 周りが心配するのは分からなくはないが、あまり多く口出すのは煩いだけだろうに。 「ゆくとし くるとし」 下手くそなりの。 帰省して見知らぬ人が居るだけでも驚きそうだが、また個性的な人だと始めは警戒しそうだな。 どんな事であろうと言葉にしなければ、伝えるべきなのか分からなくなりそうだな。 「僕らのパレード」 蓋をした記憶に。 どんな出来事だとしても心が疲弊してしまえば休息が必要だが、癒えるまで時間は必要だよな。 世界が壊れてしまう寸前だったからこそ、記憶の奥底に隠し見ないようしたのだろ。
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読みやすそうな本をと思って手にした本。 他にも借りすぎててなかなか読み始められなかったけど、読み始めたら比較的すいすいと読めた。 空ちゃんの・・は、義母と姉妹というややフクザツな家庭のお話。 ゆくとしくるとし・・は、主人公が産院を営んでる実家に帰ると、そこには母といわゆるオネエがいて・・という話。 僕たちのパレード・・は、3歳違いの姉とマイペースな母を持つ少年の話。母は何度か結婚を繰り返しており(籍をいれてはなかったケースもあり??)、家族は現在の父親の故郷である地方に引っ越す。母の4番目の夫であるよんちゃんが一番、少年に影響を与えた存在だったらしく、何かにつけ少年の思いの中に登場するが、実は読んちゃんに関する重大な事実を少年は覚えていなかった・・というようなストーリー。 ドラマにもなった『真夜中のパン屋さん』の作者さんということで、3作目にはパン屋さんが登場するが、これもまたおいしそうだった。
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血は繋がっていなくても相手を思いやる心は人一倍。家族の温かみをずっしりとかみしめられるそんな3つのお話。 無垢な気持ちをいつまでも大切に一生懸命生きていく登場人物たちがたまらなくいとおしかった。 真夜中のパン屋さんの雰囲気を感じつつ優しさに包まれたお話にほっこり。
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とても良かった。大沼さん、すきだあとすごく思った。三作とも良かったけれど、特に、一番長い「僕らのパレード」がすき。ほっこりでいて繊細で、とても掴まれた。どの作品も、複雑さや傷に余計な色がついていないところも良い。
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2018/2/5 よんちゃんの馬鹿、私は死なないからね。とまず思った。 私の森もたいがい暗くて何にもないけど、これを私を大切に思ってくれている人にうつそうとは思わない。 泥玉は投げつけない。 よんちゃんもギリギリやったんやろうけど、ヘタクソ過ぎるよ。 でもよんちゃんの教えを受けたサムが紺野君もアヤエも救ったよ。 まだまだしんどいことはいっぱいあるけどなんとかなるよ。 よんちゃんももうちょっと踏みとどまってたらサムに救われたかもしれないのに。 一緒にお酒も飲めたかもしれないのに。
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「私は、正しい道を歩いたか? それとも、間違った道を歩いてしまったんか? 自分でもわからん。まったくもってわからん。けど、それでも歩いた道は道や。誰も私を、いい先生やったと感謝なんてせんやろう。腹の立つ教師やったと、思いだすのが関の山やろ。けど、私の教えた九九が人生のどこかで、役...
「私は、正しい道を歩いたか? それとも、間違った道を歩いてしまったんか? 自分でもわからん。まったくもってわからん。けど、それでも歩いた道は道や。誰も私を、いい先生やったと感謝なんてせんやろう。腹の立つ教師やったと、思いだすのが関の山やろ。けど、私の教えた九九が人生のどこかで、役に立っとるかもしれん。私の教えたごんぎつねについて、いつか誰かと語らうかもしれん。――それでもう、じゅうぶんなんや。じゅうぶんと、思えば少しは報われる」 (P.244)
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三編とも血のつながらない家族たちの物語。真夜中のパン屋さんシリーズが好きなので読んでみたけど、三編とも入り込めないまま読み終わってしまいました。期待しすぎたみたいです・・・。この作品は合わなかったけど、路地裏のほたる食堂は読んでみたいなぁ。
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第一話のみ、自分の気分でまともに読んだ。 人生って、どう頑張ってもどうにもならない事ってあるんだろうな。そしたら、それを少しずつ受け入れていかなきゃならない。そんな物語だったな。万華鏡を覗いてる気分、、いい表現だ、、 他は飛ばし読み。
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