空ちゃんの幸せな食卓 の商品レビュー

大沼紀子【著】

2014/06/04

笑い声に幸せ感が表れているなと思います。
「くふふ」「ぬはは」「ふはは」「きしし」
こういう笑いに出くわすと幸せに近づけている気がする。

2013/12/26

読み終わりました！
どのお話も良かったです♪♪

切ないのもあったけど、最後はどのお話もあったかくなるお話でした！

この本の内容紹介の所に“『真夜中のパン屋さん』の著者の原点がここに。 ”と書いてあるのですが、読んでいてそうだな～と思いました！

「ゆくとし　くるとし」に出てくるオカマのお姉さんはソフィアさんに似ていたり
希実ちゃんはトリコちゃん…

「僕らのパレード」に出てたアヤエさんはパン屋さんで働いていて。。

空ちゃんの幸せな食卓は雰囲気が似ている気がします////

あっ。。忘れちゃいけないのが観音崎先生…
最初は怖い先生だなと思ったけど、だんだん読み進めていくうちに！

ちょっと美作先生に雰囲気が似てるかも！

原点と書いてあったので、
ここからまよパンという作品が作られたのかと思うと不思議な気持ちになりました(〃▽〃)ﾎﾟｯ

ばら色タイムカプセルも読んで見たくなりました////

あと…ふと思ったのですが「僕らのパレード」
最初の方！お父さんが何人もいたっていう設定。。

最近やっていたリーガルハイのあのビッグダディ裁判を思い出してしまいました(≧ω≦。)

2013/10/23

デビュー作が面白かったです。
血の繋がりも大事だけど、
血の繋がり以上に大事なこともある。
母は強いよ。

僕らのパレードは、またしても重いものをぶっこんできましたね。
嫌われ者の観音崎先生に涙。
でも、将来、思い出すのはこういうタイプの先生なんだよね。

2013/10/19

「ゆくとしくるとし」もよかった。親子関係は造っていくもののひとつだよなーと思うのです。血が繋がっていても関係性は自動的には造られない。

2013/09/25

どれも普通とは違ったところのある家族が描かれてるけど、ヘンって何さって言いたくなるお話。三篇入っていて、どれもいい。真夜中のパン屋さんは
ちょっとだれたけど、感動してるうちに、すっきり終わる。

2013/08/22

単行本「ゆくとしくるとし」の二編＋表題作。血の繋がりのない義母、モコチンと奇妙な共同生活をはじめた姉妹（「空ちゃんの〜」）。「ゆくとしくるとし」は単行本で既読のはずだが二編ともすっかり忘れてた

2016/06/19

『真夜中のパン屋さん』の大沼さんです。
『空ちゃんの幸せな食卓』『ゆくとし　くるとし』『僕らのパレード』の3篇。いずれも親子(義理の母と娘、母と娘、義理の父と息子)を中心に描く家族の小説です。
ハートウォーミングな良い話なのですが、なんか軽い。最後の『僕らのパレード』など重い題材を扱っているのですが。
どの話にも必ず極端なキャラを登場させるからでもあるし、予定調和的なストーリー展開と言うのも有るのでしょう。しかし、そのぶん分かり易くて心地良い。そのあたりは脚本家出身のせいでしょうか。

2013/07/22

あらすじは・・・・・・
血の繋がりのない義母と、奇妙な共同生活をはじめた私と姉は
同じ食卓を囲むうちに、少しずつ新しい関係を築いていく・・・・・。
デビュー作の【ゆくとし　くるとし】（坊っちゃん文学賞受賞）を収録。
真夜中のパン屋さんの著者の原点がここに＿＿＿＿。

【空ちゃんの幸せな食卓】【ゆくとしくるとし】の短編が２つと
【僕らのパレード】っていう中編が１話入っています
全部独特な家族の物語が描かれているんだけど
ちょっと暗い背景なんかもあったりします。
私は【僕らのパレード】っていう話が一番良かった　最後の展開が
まさかって感じで切なさと、感動と、なかなか良い本でした
ますます大沼　紀子さん好きになりました

2013/07/15

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血の繋がりのない義母と、奇妙な共同生活をはじめた私と姉は、同じ食卓を囲むうちに、少しずつ新しい関係を築いていく…。(「空ちゃんの幸せな食卓」より)。デビュー作「ゆくとしくるとし」(坊っちゃん文学賞大賞受賞)を収録。
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表題作のほか、「ゆくとしくるとし」　「僕らのパレード」
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表題作以外は既読である。
実の父が飛んで行ったきりなのに、一緒に暮らすことになってしまった姉妹と血の繋がらない義母との物語である。姉妹――特に姉――は義母を受け入れられず、義母は義母で母になろうとは端から思っていない。だがそれでも一緒に食卓を囲むうちに、通じ合い繋がり合い大切に思い合うことはできるようになるのだ。ほろ苦く切ないけれどあたたかな一冊である。

2013/07/12

だれかのためにしてあげたいと思うこと。
してあげたいと思う人が増えること。
それも幸せのかたちなんだと，改めて思う。