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風の万里 黎明の空(下) の商品レビュー

4.7

259件のお客様レビュー

  1. 5つ

    166

  2. 4つ

    57

  3. 3つ

    12

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2023/11/21

王となった陽子は市井のことを知るために身分を偽って訪れた町で荒れた暮らしを目にする。民とともに権力を振りかざす官の間違いを正すための戦いが始まる。 1巻からすると陽子がだいぶ成長したことがわかる。 人物名や地名が難しいが楽しく読めた。

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2023/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ショッキングなラストだった上巻から、続きが気になり過ぎてあっという間に読み終わった。 上巻では国のことがわからず頼りなさそうだった陽子の成長にジーンとした。陽子の周りに信じられる人ができて良かった。 遠甫の正体はコウカンだと思い込んでいたので最後にびっくりした。次巻も楽しみ

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2023/10/07

面白かったです!とにかく陽子がかっこよくて憧れます。陽子が景麒に跨って、禁軍のところへ行くシーンは何度も読み返してしまいました。 誤解や嫉妬の多かった上巻から、陽子と鈴と祥瓊が出会い3人で力を合わせて戦い、笑い合うことができて本当によかったです。 遠甫の秘密?にも驚きました。 初...

面白かったです!とにかく陽子がかっこよくて憧れます。陽子が景麒に跨って、禁軍のところへ行くシーンは何度も読み返してしまいました。 誤解や嫉妬の多かった上巻から、陽子と鈴と祥瓊が出会い3人で力を合わせて戦い、笑い合うことができて本当によかったです。 遠甫の秘密?にも驚きました。 初勅も陽子らしくて、これからも頑張ってほしいです。鈴と祥瓊ふたりのその後もいつか分かるときがきたら嬉しいです。

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2023/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ただ流されるだけじゃなく、麒麟の意見を跳ね除けつつ、自分が正しいと感じる考えを自分の責任の下で押し通すというところに成長を感じたし、いい女王らしくなってきたな…とワクワクしました。また、現場を見に行ったり、戦ったり、そこも延王みたいになってきて、これはいい王様になるのでは?と予感しました笑 今回のことで、腐敗した政治や官吏を、信頼のおける仲間を中心に据えることが出来て、良かったε-(´∀`*)ホッ 国民一人一人には、自分を統べる王になって欲しい。道の通っていない力には屈しないで欲しい。頭を下げられる事でしか安心できない輩は知らん。清々しくていいですね(*^^*) しょうけいと鈴の後日談切実に読みたい…!!

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2023/09/24

不幸自慢、、そういうのってあるよね。自分で道を切り開いた陽子はすごい。あの2人を慶に送った人たちはこの結末をわかっていたのかな。初勅は陽子らしくてよかった。半獣に対する扱いも変わったということでいいのかな?

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2023/09/02

最後の初勅のシーンが特に印象的。陽子が民に何を願い国をどうしていくのか。人に感謝するとはなんなのか。十二国記は本当にすごい。

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2023/08/30

魔性の子から一気読みで再読。 展開は分かっているのに、終盤は熱くなって涙ぐみながら読了。前シリーズから陽子の成長ぶりが凄まじい。 鈴と祥瓊は人が変わり過ぎでは?と途中思ったが、思春期の女の子なんてきっかけさえあればいくらでも変われるということなんだろうか。自分が大人になってしまう...

魔性の子から一気読みで再読。 展開は分かっているのに、終盤は熱くなって涙ぐみながら読了。前シリーズから陽子の成長ぶりが凄まじい。 鈴と祥瓊は人が変わり過ぎでは?と途中思ったが、思春期の女の子なんてきっかけさえあればいくらでも変われるということなんだろうか。自分が大人になってしまうと、その部分には共感が浅かった。

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2023/08/20

2023/08読了。10年ぶりくらいの再読。上巻ではイライラさせられっぱなしだった2人の少女もようやく自分を見つめ直し、強くなった。陽子も王としての自覚と覚悟を持った。3人の少女がうまく出会い、意気投合する筋運びがうまいな、と思えました。

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2023/08/14

陽子の王としての成長が話を通して感じられる。最後の立ち振る舞いはもう高校生とは思えない、でも高校生らしさもある考えで感動した。

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2023/08/12

同じ歳の3人の少女。 自分が置かれた境遇を背負い、抗い、強く成長していく。 思わず耳を塞ぎたくなる言葉の数々…( ・᷄-・᷅ ) ぜひ小中学生に読んで欲しいシリーズ! 前作は『東の海神 西の滄海』雁州国のお話でした。 2年ぶりに読んだ十二国記なのですっかり忘れているのでは?...

同じ歳の3人の少女。 自分が置かれた境遇を背負い、抗い、強く成長していく。 思わず耳を塞ぎたくなる言葉の数々…( ・᷄-・᷅ ) ぜひ小中学生に読んで欲しいシリーズ! 前作は『東の海神 西の滄海』雁州国のお話でした。 2年ぶりに読んだ十二国記なのですっかり忘れているのでは?と思いましたが、そんな事はなく、読んでいくうちに記憶がだんだんと復活…! 人物リストと地図はメモしてあったので、問題なく読めました。 国の仕組みなど、都度説明されるので分かりやすいです。 今回は『月の影 影の海』からご無沙汰だった陽子が、慶東国の王座に就くところから物語が始まります。 蓬莱から流れてきた陽子はこの世界の事を知らなすぎる故、苦悩する。 慶王の役割をきちんと果たしたいが、信頼が得られず、慶麒との関係もうまくいかない。 芳極国の国王を父に持つ祥瓊(しょうけい)は、簒奪者に父を殺され国を追われる。 贅沢で平穏な暮らしは一変、貧しい庶民の暮らしに耐えながら、日々働いていた。 陽子と同じように蓬莱から流れてきた鈴は、才州国の翠微洞に住む梨耀に拾われる。 梨耀にいじめられこき使われ辛い日々を過ごしていた。 各々悩みを抱え慶国への旅をするうちに、自らの過ちに気付き、成長していく—。 シリーズは異世界の壮大な物語で、本筋は国内政の汚職により荒れた国で起こった反乱がメインなのですが、随所で取り上げられるテーマはとても繊細。 鈴は采王に助けを求め、梨耀と話を付けてもらうも、鈴だけ下界に出されます。 「人が幸せであるのは、その人が恵まれているからではなく、ただその人の心のありようが幸せだからなのです」(本文より) 采王にそう言われるが、理解できない鈴は、自分を哀れに思いながら旅に出る。 「苦痛を忘れる努力、幸せになろうとする努力、それだけが真に人を幸せにするのですよ、蓬莱の子……」(本文より) 采王黄姑……いいこと言う…(༎ຶ⌑༎ຶ) 祥瓊は芳国王の娘として甘やかされるだけ甘やかされて育った。 父親は国民から憎まれ殺されたが、祥瓊は父親がどのような政治をしていたのか、全く知らなかった。 恭王の元から逃げた祥瓊は楽俊に出会う。 「知らなかったんだろう?他国の公主が何をしてるか」 「……知らなかったわ」 「知ってなきゃいけなかったんだ。公主の祥瓊より、おいらのほうが芳に詳しい。それって襤褸を着るより恥ずかしいことだって、分かってるか?」(本文より) (༎ຶ⌑༎ຶ)楽俊よ…痛いからやめてくれ…泣 知らないっていうのは簡単で、逃げである。 不勉強って、恥ずかしい…って…。くっ。 こんな感じで繊細なトコついてくる小説だから、小中学生から読んで欲しい!って声を大にして言いたい。 異世界を冒険しながらリアルに気づかせてくれる本だ。 陽子はこの世界の事を知る為、遠甫の元へ学びに下る。 学びと同時に、民がどんな国にしたいか、王に求めている事は何かを知る。 陽子の初勅も『らしい』なって、納得(^-^) 他にも、貼った付箋の数だけ言いたいことがたくさんあるのだが、キリがないのでこのくらいにしておく。 十二国記30周年記念ガイドブック欲しい.☆.。.:*・° かわいい!かっこいい!おもしろい! 素敵な作品です(〃´-`〃)♡

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