投資家が「お金」よりも大切にしていること の商品レビュー
◼︎読んだ背景 2020年はただ貯金するだけではなく、投資を行おうと決めており、投資・消費に対する考え・マインドセットを学ぶために読みました。(コロナショック前によみました) ※本の腰巻に「インベスターZ」の絵があり、目に止まった、というのが正直なところ ◼︎所感 読んだ背景...
◼︎読んだ背景 2020年はただ貯金するだけではなく、投資を行おうと決めており、投資・消費に対する考え・マインドセットを学ぶために読みました。(コロナショック前によみました) ※本の腰巻に「インベスターZ」の絵があり、目に止まった、というのが正直なところ ◼︎所感 読んだ背景に記載の通り、これから投資を行う人や、投資に興味がある人にとって、マインドセットの入門書としてちょうどいいのでは?と思います。 また、投資に限らず、消費についても考えさせられます。 余談ですが、この本を読んでいるうちに、学生時代のインターン先の上司が、料理・サービス・服含め、何に対しても自分が気に入ったもの、納得しているものにしかお金を払わないことを徹底していたのを思い出しました。 ◼︎印象に残った部分 ○日本とアメリカの、「お金」に対するイメージの違いの根元はヒーロー像によるもの? アメリカ:民間人(お金持ち)が悪を倒す 日本:公務員が悪を倒す ○社会貢献 社会貢献とは、新しい何かを作り出すだけでなく、消費することによっても成し遂げられる Ex) Q.赤ちゃんは社会貢献していない? A.貢献している。 なぜなら、赤ちゃんがいることによって成り立っているビジネスがある ⇨ 赤ちゃんが消費することで、お金が回り、生活している人がいる ⇨ 社会貢献 ○自他不二 自分と他人を二つにわけることはできないということ。 自分の喜びは他人の喜びにつながり、他人の幸福は自分の幸福につながる。つまり、みんなの幸せを考えることが、回り回って自分の幸せにつながるということ。 この思いが強ければ強いほど、他人のために何かしなければ、という意識が生まれてくるし、消費や投資、寄付などの具体的な行動につながる。 ○「谷底の神父」の寓話 奇跡は神がおこすのか?人がおこすのか?といった内容。 簡潔でおもしろい話でした。
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成人一人当たりの寄付額…アメリカは13万円、日本は2,500円。この額を知って驚いたのは自分だけではないはず。 さらに日本の投資信託保有年数は2.4年。石の上にも3年という言葉がありますが、実際には耐えられない人がほとんどです。 自分たちが思っているより、日本人はお金に対して不真...
成人一人当たりの寄付額…アメリカは13万円、日本は2,500円。この額を知って驚いたのは自分だけではないはず。 さらに日本の投資信託保有年数は2.4年。石の上にも3年という言葉がありますが、実際には耐えられない人がほとんどです。 自分たちが思っているより、日本人はお金に対して不真面目なのです。 真面目とは本気であり、真剣であり、誠実であること。 法律やコンプライアンスを遵守することではない。 お金の使い方に自覚的になったり、会社はどうあるべきかなど本質的なことを考える必要があります。 ある意味では、従業員の頑張りはどうでもいいのです。徹夜で努力していても出てくる料理が美味くなければ飲食店としては失格です。 徹夜自慢をしたり、寝てない自慢をしたりする頑張り屋を評価するのではなく、きちんとした価値を提供できる人を評価しましょう。 また、使命思考(ミッション・オリエンテッド)が大切。○○という未来を実現したいから我々は存在しているのです。
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投資を始めよう!という精神論をひたすら語る内容。投資とかの話が好きな人とすごく表面的に話を合わせられるようにはなりそうだが、その他の使い方が全然わからない。 トピックスコア30が下がっているだとか、東証2部は全体として上がっているだとか、そのへんの具体的な現象の指摘は印象的だった...
投資を始めよう!という精神論をひたすら語る内容。投資とかの話が好きな人とすごく表面的に話を合わせられるようにはなりそうだが、その他の使い方が全然わからない。 トピックスコア30が下がっているだとか、東証2部は全体として上がっているだとか、そのへんの具体的な現象の指摘は印象的だった。大企業の株価が下がっている話も。その辺を著者のいう「まじめ」さと関連させて具体的に分析したりしたらもっと面白い内容になったのではないか。 精神論と具体的な現象が切り離されていて精神論が精神論としか機能していないのが本書の白々しさの要因で、その責任は編集者にあるんじゃないかなと感じた。
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ひふみ投信に興味があり、手に取った。藤野さんの投資哲学というより、お金を通した物事の見方・人生との向き合い方という内容だったので、自分の期待とは少し異なる内容。しかし、日本人は現金を貯め込んで社会に還元していない、失われた20年にも成長した企業は沢山あった、成長するのは真面目な企...
ひふみ投信に興味があり、手に取った。藤野さんの投資哲学というより、お金を通した物事の見方・人生との向き合い方という内容だったので、自分の期待とは少し異なる内容。しかし、日本人は現金を貯め込んで社会に還元していない、失われた20年にも成長した企業は沢山あった、成長するのは真面目な企業 等、藤野さんらしい言葉は印象に残った。
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これは自分自身が随分とキャリアを重ねてやっと理解した事を、端的に体系的に説明しており、早く知りたかったと思う。 若い世代の日本人に、是非薦めたい。 清貧の思想の誤解、失われた時代という受動態表現の違和感、虚業の企業は存在しない事実、どれも然り。
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この一冊で『お金』と『投資』に対する考え方が変わった。日本人のお金に対するネガティブな考え方にはなるほどと思った。これからは消費者の観点からも投資に対する意識を深めていきたい。
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お金とは何か?をわかりやすく解説してある本。 特に印象に残った考えが、 消費が社会を創造する、という考え。 自分が素敵だと思ったものを買うことで、 その会社を応援し、成長させていくことに繋がる。 消費活動が投資活動の第一歩になる。 読了後に自分の消費をみると、コンビニ・ファーストフードなど なんとなく消費が多いので、自覚的に消費をしていきたい。 お金がテーマだけにお堅い本かと思っていたが、 途中日本とアメリカのヒーロー像の話で、 アイアンマンやバットマンの例が出ていたり、最後まで楽しく読めた。
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藤野さんの本を立て続けに読んだが、最も熱い本だと思う。 投資する事は、ステキな未来を作ること。 消費者の立場であれば、 良いモノ、サービスを応援することで、 良いモノ、サービスが残る未来に。 生産者の立場であれば、 存在意義を問いかけ、お客様のために なることに真面目にとり...
藤野さんの本を立て続けに読んだが、最も熱い本だと思う。 投資する事は、ステキな未来を作ること。 消費者の立場であれば、 良いモノ、サービスを応援することで、 良いモノ、サービスが残る未来に。 生産者の立場であれば、 存在意義を問いかけ、お客様のために なることに真面目にとりくむことで、 自ら良いモノ、サービスを未来に残すことに。 投資を 未来を作る行動、 ととらえるのは、良いなあ。
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「お金を使って何をするか?」 「お金を通して何を考えるか?」 日本人はお金を貯め込むことは好きですがお金を使ってどうしたいか考えてる人が少ないと書かれています。 「新しい付加価値を生み出すこと」 「新たな雇用を生み出すこと」 「社会を活性化し豊かにすること」 儲けたお金や余っているお金を社会に還元することは世界では当たり前のことです。 本来あるべき「金融教育」とは 働くことに「価値」があり その「価値」ある労働の延長に企業の「利益」があり その「利益」の将来期待が会社の「価値」を形成している と理解することです。 日本で「金融教育」といえば「マネーゲーム」に早い頃から慣れることとされているようです。 しかし世界では「金融教育」の本質が違うといえます。 「金融教育」がしっかりできていないので「投資」への理解が深まらないといえます。 「投資」とは今この瞬間にエネルギーを投入して未来からお返しをいただくこと エネルギー=情熱かける×行動×時間×回数×知恵×体力×お金×運 未来からのお返し=プロダクト(モノやサービス)×感謝×成長×経験×お金 と本書には書かれています。 投資の最大の目的は「明るい未来」を作ることと書かれています。 僕はいま子供達の未来のために「投資」をしています。
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社会貢献とは消費によっても貢献できる 自分が使ってるものを把握する→すべてにレシートをもらう アニュアルレポートに社員の顔が出てないところはダメ
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