統計学が最強の学問である の商品レビュー
統計=正当な根拠ではなく、どのような統計手法かどのようなデータを活用しているかにも目を向けることが重要ということかな。
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〇学んだこと 1.あみだくじは、当たりたければ真ん中・外れたければ一番外側を引くこと 2.サンプリング調査と標準偏差の関係(コストメリットを考える) 3.解析はそれ自体価値があるものではなく、それを活かして何を行い、どれだけの価値を得られるのか 4.十分なデータと適切な比較を行う...
〇学んだこと 1.あみだくじは、当たりたければ真ん中・外れたければ一番外側を引くこと 2.サンプリング調査と標準偏差の関係(コストメリットを考える) 3.解析はそれ自体価値があるものではなく、それを活かして何を行い、どれだけの価値を得られるのか 4.十分なデータと適切な比較を行うこと(その際、比較している対象がフェアであるかどうかをチェック) 5.統計学的な裏付けもないのに、それが絶対誤りだと決めつけることも愚か 6.ランダム化の3つの壁(現実・倫理・感情) 7.統計学的に、遺伝や人種に基づいて差別するメリットは存在しない 8.一般線形化モデルの表(結果変数(連続・ありなし)と説明変数(2・多グループ数・連続値の多寡・複数要因)) 9.「予測」に役立つデータマイニング 10.「ベイズ(事前・事後確率)」と「頻度論」
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かれこれ3回目の読了ですが、なぜかいままで登録していませんでした。 1回目は、ふむふむ・・・と読み、 2回目は、ん?もうちょっとわかってきたかも・・・。 3回目になって、やっと「一般化線形モデル」の意味がわかった! という感じでした。 本書中でも触れられていますが、大学時代に...
かれこれ3回目の読了ですが、なぜかいままで登録していませんでした。 1回目は、ふむふむ・・・と読み、 2回目は、ん?もうちょっとわかってきたかも・・・。 3回目になって、やっと「一般化線形モデル」の意味がわかった! という感じでした。 本書中でも触れられていますが、大学時代に紙と鉛筆で延々と計算させられたことだけを覚えていて、何の役にたつのかわからないままだった、というかつての大学生はすごくたくさんいると思います。 本書の出版をきっかけにして、一般の人を目覚めさせたことは間違いないと思います。 後半の「統計家たちの仁義なき戦い」で、p.111「仮に今の日本で致死率50%という恐ろしい伝染病が流行し、3万人が死亡した、と言われれば大惨事だ。すぐに疫学的手法で原因究明に乗り出さなければいけない。しかし~」から始まる一節は、いまの現状を予言しているかのようです。 いろんなモニタリング調査や、さまざまな数値・率を専門家と称する人が語ることは一日中目にすることができます。 それで解決していること、解決に向けた行動を選択するために役にたつことはほとんどないような気がします。 むすびの部分P279では、「その一番最下層に属するエビデンスは「専門家の意見」と、「基礎実験の結果」である」とも書かれています。 最善の答えを探すための力を身に着けることは、本当に、待ったなしで今、やらないといけないことだと2021年の今、感じさせられます。
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とても良い本だと思うが、文系の自分には少し難しい内容だった。理系なら良かったんだけど。 センテンスによっては統計学の考え方の説明があるので、そこは納得といった感じだった。
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内容としては難しく理解に時間がかかる 統計のベースがあることで意味のある議論ができる 誤差の考え方もなんとなくわかっていることで、 先入観なく数字に向き合える気がする
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統計リテラシーを一気に上げてくれる本。統計を語る上で外すことができないランダム化比較を始め、回帰分析等メジャーな分析方法を丁寧に説明してくれる。本文中にも登場するニュートンの格言「巨人の肩に立つ」の偉大さにも気づかされた。 他のレビューにもよく見られるように、後半の説明がやや難...
統計リテラシーを一気に上げてくれる本。統計を語る上で外すことができないランダム化比較を始め、回帰分析等メジャーな分析方法を丁寧に説明してくれる。本文中にも登場するニュートンの格言「巨人の肩に立つ」の偉大さにも気づかされた。 他のレビューにもよく見られるように、後半の説明がやや難解になるのでレビューマイナス一点。ただ総じて良著であり、特に「おわりに」の筆者の父のエピソードは特に良かった。
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ランダム化が画期的で便利ですごいことまでわかったが回帰分析あたりから難しくなってきた、数学苦手。そういえば大学の時に必修の生物統計学で一度単位落としたんだった。 迷惑メールのアルゴリズムとかgoogleのテキストマイニングとかはおもしろかった。
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高度な内容を平易に解説。 全部、理解できなくても 最近多い、トンデモ議論にツッコミを入れる能力は 確実に増える。 多くの人が読むべき本。
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最初面白かったけど、最後はすこし冗長だったかな。期待が高かったので、仕方ない。 ベイズ統計学の解説は、わかりやすかった。 仕事に使えるかは別だけど、、、 ベイズ統計学は、限られた情報と仮定を組み合わせる「効率の良さ」が特徴! コインが10回連続表になる=条件付き確率は、2の...
最初面白かったけど、最後はすこし冗長だったかな。期待が高かったので、仕方ない。 ベイズ統計学の解説は、わかりやすかった。 仕事に使えるかは別だけど、、、 ベイズ統計学は、限られた情報と仮定を組み合わせる「効率の良さ」が特徴! コインが10回連続表になる=条件付き確率は、2の10乗分の1 本物 イカサマ 合計 事前確率 50 50 100 条件付き確率0.1 10.74 事前×条件 0.05 5.37 5.42 事後確率 0.9 99.1 100
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統計学の基本的な説明を丁寧に分かりやすくしてくれます。 もっとも、統計学について全くの無の状態だと一読しただけだとすべて理解するのは難しいかもしれません。
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