統計学が最強の学問である の商品レビュー
2020/10/30 1回目 統計学の考えがわかりやすく書かれている。 学術的な部分などは一回で理解しきれていないことも多そうなので、再読したい。
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帯にある「社会調査法」「疫学・生物統計学」「心理統計学」「データマイニング」「テキストマイニング」「計量経済学」主要6分野を横断的に解説した画期的な入門書!の通り。横串通した説明に初めて触れた。納得。
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本書は統計学系書籍のうち一般にも広くベストセラーとして知られる本ということで、教養のため読了。 参考書というよりかは読み物ということもあって、統計学を知らない人でもわかりやすい構成、文章となって居ると思う。 私は学部時代に統計学を講義としてとっていたが、その時はいまいち有用性や面...
本書は統計学系書籍のうち一般にも広くベストセラーとして知られる本ということで、教養のため読了。 参考書というよりかは読み物ということもあって、統計学を知らない人でもわかりやすい構成、文章となって居ると思う。 私は学部時代に統計学を講義としてとっていたが、その時はいまいち有用性や面白さがわからないままで終わってしまったので、本書でビジネスの応用例や歴史を交えて解説してくれていたのはありがたかった。 特にランダム化のあたりは詳細を見れば納得するしかないものだが本書の粒度で実用面から見ると、数学の妙、不思議さのようなものを感じられてお気に入りの部分である。
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題名も筆致も煽ってるけど、内容は良い本だと思う。海外の書籍みたいに、主観を減らして引用を増やすと、もっと良かったかも。一貫して「統計家」って表現してる姿勢は良い。 そういえば最後に「研究者が日本語論文書くのって依頼論文か壊滅的に英語書けないかだよね」って、ぼくがdisられてました...
題名も筆致も煽ってるけど、内容は良い本だと思う。海外の書籍みたいに、主観を減らして引用を増やすと、もっと良かったかも。一貫して「統計家」って表現してる姿勢は良い。 そういえば最後に「研究者が日本語論文書くのって依頼論文か壊滅的に英語書けないかだよね」って、ぼくがdisられてました。
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To Err is human, to forgive divine. 過ちは人の常、許すは神の業
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統計学を教養や雑学としてではなく真面目に学び始めようとした場合、 この本を足掛かりにすれば間違いないと言える入門本
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ずっと読もうと思って読めていなかった本。 職場でテーマを決めてプレゼンする機会があったので読みました。 データとの接し方一つでこれからの人生をより良く変えられると思いました。統計リテラシーは過ちを減らしていくために全人類が身につけるべきスキルだと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
志賀高原疎開の前、3月に古書店(Book Manshion)で買っておいたもの。ようやく読み終えたけど、今、まさに新型コロナに関する様々なデータ、数字が飛び交う中、何をもって物事を分析し、判断することが肝要であるか、その大切さの端緒が理解できた。 まだまだ、統計学の奥は深いので、これからも興味を持って、いろいろ勉強してみよう。 統計学を使いこなすのはまだまだ先ではあるが、本書を読んでいる間に、仕事でまとめていたデータを、同僚がまとめて経営への報告の形に整えてきた。「これでどうか?」とのチーム内への確認があったが、本書を読んでいたおかげで、“データをビジネスに使うための「3つの問い」”を投げ返すことができた。すなわち、 1)何かの要因が変化すれば利益は向上するのか? 2)そうした変化を起こすような行動は実際に可能なのか? 3)変化を起こす行動が可能だとしてそのコストは利益を上回るのか? あいにく、その集計ではなにも見えてこず、本書曰くの“「ふ~ん」としか言えないグラフ”でしかなかったのだ。 即効性のある教えが書いてあって良かった(笑)
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数字をどう解釈してどう活用するのが良いかが分かりやすく説明されており、あらゆる職種の人に読んでもらいたい本だったなと思いました。 説明も図や表などがあり、丁寧で分かりやすかったので理解しやすいと思います。 基本的な統計学の話はあまりされてないので、この本と合わせて統計学の基礎...
数字をどう解釈してどう活用するのが良いかが分かりやすく説明されており、あらゆる職種の人に読んでもらいたい本だったなと思いました。 説明も図や表などがあり、丁寧で分かりやすかったので理解しやすいと思います。 基本的な統計学の話はあまりされてないので、この本と合わせて統計学の基礎を学ぶとより理解は深まると思いました。
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テレビを観ていると、n数の少ないデータで断定的なことを論じるバラエティ番組や、被験者のプロフィールが不明な統計風?データが横行しており、大衆?の統計リテラシーが高いとは、お世辞にも言えない状態です。 以前から、上司が「統計が大事だ!」と言っていたが、会社で、QC検定3級を受...
テレビを観ていると、n数の少ないデータで断定的なことを論じるバラエティ番組や、被験者のプロフィールが不明な統計風?データが横行しており、大衆?の統計リテラシーが高いとは、お世辞にも言えない状態です。 以前から、上司が「統計が大事だ!」と言っていたが、会社で、QC検定3級を受験することになって、統計学が、他人ごとではなくなった。そういえばと、以前から積読になっていたこの本を引っ張り出して来た。 確かに、今回の新型コロナウイルス騒動でも、毎日繰り返し放送される報道番組では、統計学とは程遠い勘だけに基づいたような意見が乱れ飛び、統計リテラシーが不足して視聴者を混乱に陥れている。 政府の対策も統計的な分析をしていないように感じられる。医療崩壊を防ぐためにも、こんな時こそ、一番じゃなければダメなんですか?のコンピュータを使った分析をして欲しい。2018年に55億枚使っていたというマスクの消費量はいかほどに… なんて偉そうなことを言っていますが、私は統計とは縁のない勘の人……。でも、この本を読んで、人類が科学を切り拓き、危機を乗り越えてきた局面には、必ずと言っていい程、統計的な視座があったことは、分かります(^^ゞ
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