命の後で咲いた花 の商品レビュー
「私は命をかけて貴方のものになる」 タイトルと同様、この言葉に象徴された作品。 それぞれの登場人物の視点、時間軸も変わり。 頑なに彼が教師を目指す理由。 そしてなずなに対し突き放しつつも見守る彼の理由。 切なく哀しい物語でした。 それでも最後は未来が見える終わり方だったかな。 ノ...
「私は命をかけて貴方のものになる」 タイトルと同様、この言葉に象徴された作品。 それぞれの登場人物の視点、時間軸も変わり。 頑なに彼が教師を目指す理由。 そしてなずなに対し突き放しつつも見守る彼の理由。 切なく哀しい物語でした。 それでも最後は未来が見える終わり方だったかな。 ノーブルチルドレンの彼らも年齢を重ねたかたちで登場しています。 心に残るいい作品でした。
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命の後で咲いた花 著作者:綾崎隼 発行者:アスキー・メディアワークス タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 彼女には絶対に譲れない夢があるなんとしても教師にならなければならない理由がある。
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恋愛小説はお腹いっぱいの私。そんな私でも最後まで一気に読めました。 読みやすかったです。 感動は、、あまりしませんでした。 それぞれのタイトルが厨二病みたいと思ってしまう私は、年をとってひねくれてしまったのですね、、 純粋にお話と向き合えてなくて悲しいです。 それぞれの登場人...
恋愛小説はお腹いっぱいの私。そんな私でも最後まで一気に読めました。 読みやすかったです。 感動は、、あまりしませんでした。 それぞれのタイトルが厨二病みたいと思ってしまう私は、年をとってひねくれてしまったのですね、、 純粋にお話と向き合えてなくて悲しいです。 それぞれの登場人物の立場になると、苦しくなります。
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本書を手に取ったきっかけは、あらすじに書いてあった“新時代の恋愛ミステリー”というフレーズに心惹かれたからです。 いざ読み進めてみると、愛すること・愛されることをテーマにした、まるで奇跡のような物語でした。 読み始めの数ページだけでは、本書の真髄に辿り着くことはできません。 ...
本書を手に取ったきっかけは、あらすじに書いてあった“新時代の恋愛ミステリー”というフレーズに心惹かれたからです。 いざ読み進めてみると、愛すること・愛されることをテーマにした、まるで奇跡のような物語でした。 読み始めの数ページだけでは、本書の真髄に辿り着くことはできません。 恋愛小説が苦手な人には苦痛だと思いますが、そうでなければ、是非とも最後まで読み切っていただきたい作品です。本書を読み終えた時、きっと貴方の心の中には、キラキラとした清らかな感情が残ることでしょう。
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内容は書かないけど、ずるいよ綾崎さん。私が一番好きで一番弱い方向ど真ん中ですよ。ワカマツカオリさんの装画も作品の雰囲気を高めてくれて良いです。
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実際にいそうなチャラい大学生に気分が悪くなるようだったから、助けてあげるシーンは爽快だった。後半は、不治の病ものとして在り来たりと切り捨てないで、半ば意識的に自分に引き寄せるみたいに読んだ。トリックにはすっかり騙されたけれど、そのことでのヤラレタ感は残念ながらなかった。なずなとは...
実際にいそうなチャラい大学生に気分が悪くなるようだったから、助けてあげるシーンは爽快だった。後半は、不治の病ものとして在り来たりと切り捨てないで、半ば意識的に自分に引き寄せるみたいに読んだ。トリックにはすっかり騙されたけれど、そのことでのヤラレタ感は残念ながらなかった。なずなとは、向き合うまでは勿論良いのだけれど、その後を考えると何となくスッキリしない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
文章が非常に読みやすく、一気に読んでしまった。透弥のパートは、自分が同じ立場だとするとやっぱり切ない気持ちになる。久し振りに読んでいて心を動かされた。なずなが教師を目指している理由は何となく予想がついたが、透弥との過去のつながりは予想がつかなかった。「ノーブルチルドレン」シリーズから緑葉と麗羅が登場人物で出ていたのもシリーズを読み続けた人間としてはうれしいかな。感想はこんなところです。
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女子大生の年上の男性への恋愛を描いた一章と、その男性視点で語られる二章。 すこし男性がカッコつけすぎだな・・・と読んでいたら、綾崎さんらしい恋愛ミステリーがさく裂。そういうことだったのか・・・と気持ちよく騙され、そしてもう一度一章を読み返しました。 男性の過去を知ってから読み返す...
女子大生の年上の男性への恋愛を描いた一章と、その男性視点で語られる二章。 すこし男性がカッコつけすぎだな・・・と読んでいたら、綾崎さんらしい恋愛ミステリーがさく裂。そういうことだったのか・・・と気持ちよく騙され、そしてもう一度一章を読み返しました。 男性の過去を知ってから読み返すと、胸が締め付けられる場面が何度もあり、カッコつけすぎなイメージが誤りだったと反省(汗) 「ノーブルチルドレン」シリーズでおなじみのキャラも登場していて、ファンとしては盛り上がります!
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綾崎さんらしい、切なくて寂しくて、どこか温かな愛情を感じる物語だった。読み進める中で途中からもしかして…とは思っていたけれど、予想が適中。きっと、二人の物語はこれから始まっていくのだろうと思う。二人が幸せに、未来を向いて生きていけますように。
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これから先、それを知った時になずなさんは何を思うのかな。 迷うのかな。迷わないのかな。 なるほど、この方は自分の作品の世界を繋げていく人なんですね。 こんなストーリー展開のお話を読むときにいつもやっちゃうことなんですけど、先の展開をある程度予測した瞬間に、お話が予測通り進...
これから先、それを知った時になずなさんは何を思うのかな。 迷うのかな。迷わないのかな。 なるほど、この方は自分の作品の世界を繋げていく人なんですね。 こんなストーリー展開のお話を読むときにいつもやっちゃうことなんですけど、先の展開をある程度予測した瞬間に、お話が予測通り進むかどうか、そればかりが気になっちゃって、先へ先へどんどん読み進んでしまう。 読み進むのはいいのだけど、そこにある場面を深く味わうことなく、予測通りかどうかだけを追い求めて読んでしまう。 それはお話を楽しむ態度として、ちょっと勿体ない気がする。 読み方一つもなかなか難しい。
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