命の後で咲いた花 の商品レビュー

綾崎隼【著】

2016/03/06

心を紡いでいく恋の話
思いや意志は人から人へ紡がれていく事
些細な幸せが色んな所にある事
そういった事に気がつかせてくれるお話し
自分の心次第で世界は変わる
よく言われているけど
直ぐに切り替えは出来ない
自分の幸せを見つけて大切にしていこうと思った

2016/02/26

久しぶりの綾崎隼でした。
二章読んだとき、してやられた。って思いました。

なんで大学行ったのに電気屋努めてんだ？
19歳で合コンでなつめ！？！？！？！

主人公、榛名なずなというより、羽宮透弥が主人公やないかーい！って話でした。

透弥が19歳のとき
なつめが22歳
なずなが13歳

小学校の頃から人との衝突が激しかった透弥。
親が離婚していて（なずなの両親もなずなが9歳の時に離婚）、小学校の先生になりたかったが高卒で電気屋に就職。
19歳の時、職場の人に騙され合コンへ参加。
そこで中学校教師になる榛名なつめと出会い、なつめのアプローチの末、半ば強引に交際。
しかし、なつめよりも透弥のほうがなつめに惹かれる。

ある日、デートが終わってなつめが透弥に手紙を渡し、交際終了を通告。
透弥は急いでアパートに戻るが、既に引き払われた後。

なつめの通う中学校へ赴くと、中学校教師が夢だったなつめが二年で退職したという。
中学校の先生に話を聞いて病院へ。

なつめは突発性膨張型心筋症を大学二年の時に患っていた。
症状が激しくなったために入院し、余命いくばくもないことから透弥に別れを切り出した。
透弥がプロポーズをした数日後、なつめは死んだ。

なつめは自分の保険金で透弥が大学へ行って、小学校教師の夢を叶えて欲しいと行った。
約束を守って入学すると、なつめの妹、なずなと出会った。

なずなもまた、姉のなつめと同じように透弥に惹かれ、交際を半ば強引に迫った。

2015/12/18

人生そんなに長く生きていないですが、
人生で1番大好きな本です！

人を愛する事、
愛する人が生きて笑っている事、
愛する人と同じ夢を追いかけている事。

そして、愛する人が自分を愛してくれている事。

当たり前のように思う毎日が
当たり前じゃなく特別なんだと
教えてくれた1冊です。

きっとどれだけ本を読んでもこの1冊を超えるものは出てこないのでは？
と思う程の衝撃でした！

綾崎さんの最高傑作！

2015/11/16

2015/11/16

913.6||アヤ (３階日本の小説類)

教師になる夢を追う極貧大学生・榛名なずな、社会人を辞めて教育学部に入った羽宮透弥。彼らの出会いは偶然か、必然か。
２人を中心とした物語は、
２部構成で進みます。

恋愛＆ミステリーのどちらも楽しめ、
一気読みまちがいなし！

カトリックでは１１月は“死者の月”
亡くなった方に想いを馳せて・・・

2014/11/07

泣けた。
本当に涙が止まらなかった。

綾崎隼さんのどんでん返し。
見事に騙されました。

毎度毎度なんだけど…
話に引き込まれて、、、。

命の尊さとか。
一度きりの人生とかいろいろ考えさせられます。

あー。久々に本でなけました。
図書館で借りたのですが。

改めて本屋で買いたいな、何度も読みたいなって思える小説です。

2014/05/19

途中でネタがわかってしまって、ミステリーとしてわくわくできなかったです。
そして、メインの登場人物に好感が持てなかったです。

2014/03/03

不治の病ものは好きじゃないけど、後に希望の残る終わり方と、叙述トリックに感動。女性の強さと儚さの描写はさすがです！

2014/02/01

これはないでしょ～というのが感想。
まんまとだまされました。
読書会の課題本だったのですが、だまされた人多数。
だよね！！
甘あまのラブストーリー＆難病物かと思ったら、こんなオチが‼

個人的には、登場人物の派手なキラキラネームはいただけない。
あと、女の子が病気で死ぬというのは、ストーリーとしてありきたりすぎ。

2013/08/31

早々に話のカラクリに気付いてしまったので、最後の驚きは無かったものの、素直に純粋なラブストーリーとして受け入れられました。主人公の言葉遣いが面白いです。この作者さんのネーミングはいつも少女趣味的に凝ったキラキラネームが多いので、ちょっとそこが引いてしまうのだけど、もしかしてそれが現実の醜いところを覆い隠して、物語の美しさを醸し出している要因なのかしら？

2013/08/21

伏線たっぷり、名前トリックにやられました。
重たくなると思いきや、2人の希望と未来が大きく広がった幸せなお話でした。まさに命の後で咲いた花。