植物図鑑 の商品レビュー
恋愛小説、とてもきゅんとくるし、ライトノベルのように軽さで読める。 そして山菜や日々のご飯や薄味のご飯の大切さなども感じる本。
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飯テロ小説です。ほんとに。 夜読むもんじゃありません。笑 わたしも田舎の方出身なので、「ヨモギ摘んで草餅つくったな〜」とか「ゼンマイか〜」とか思い出を辿りながら読むのが楽しい一作です。 ラブコメとしても、季節を追うごとに距離感が変わっていくその道筋が楽しくて、何度も読んでしま...
飯テロ小説です。ほんとに。 夜読むもんじゃありません。笑 わたしも田舎の方出身なので、「ヨモギ摘んで草餅つくったな〜」とか「ゼンマイか〜」とか思い出を辿りながら読むのが楽しい一作です。 ラブコメとしても、季節を追うごとに距離感が変わっていくその道筋が楽しくて、何度も読んでしまいます。
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面白かったです。キュンキュンしながら一気に読みました。巻末のスピンオフ?なんて言うのか分からないけど、あそこまで読んで完成って感じがしました。 読んで良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
10年ぶりの有川浩作品。 所々でポツリと漏らされる、さやかやイツキの恋心に胸がときめいた! さやかとイツキとの何気ないやりとりだけでなく、道端に生えている植物に興味が湧いていく過程など、日常の小さなことが輝いていくひとつひとつの瞬間ががとても良かった。 さやかは飲み会後帰宅すると、家の前で行き倒れている男性、イツキに出くわす。イツキの「良かったら拾ってくれませんか」がさやかのツボに入り、イツキを家にあげることに。しかしイツキの手料理に胃袋を掴まれ、さやかはイツキとの同棲生活を始める。 さやかはイツキと過ごすことで、道端にある雑草が興味を引く植物へと変わり、そして2人の関係性も変化する。 ある日イツキはさやかの前から姿を消してしまう。しかしイツキは家族から逃げた過去を精算しに行ってのことだった。季節がめぐったある日、イツキがさやかのところに戻ってきて、プロポーズされたところで本編は終わる。
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近くの河川敷で最近見かけた「セイヨウカラシナ」も登場。名前も知らず、もちろん食べられるとも知らなかったが。著者自身、道草観察が趣味で、登場する道草料理のほとんどは作って食べたことがあるとか。だからこそ、描写や人物の反応やらが、とても活き活きしているよう。 主人公の河野さやかと、...
近くの河川敷で最近見かけた「セイヨウカラシナ」も登場。名前も知らず、もちろん食べられるとも知らなかったが。著者自身、道草観察が趣味で、登場する道草料理のほとんどは作って食べたことがあるとか。だからこそ、描写や人物の反応やらが、とても活き活きしているよう。 主人公の河野さやかと、ある夜、目の前に現れたイツキ。二人の微妙な距離感と関係、そこに絡む散歩、狩りと料理が、とても心地よい。 以前に読んだ「阪急電車」も良かった。
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草花の話だけど、お砂糖をたくさん使った甘いスイーツのような恋愛小説でした! 恋してドキドキしたいときにおすすめ!
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何度も読んでる本です。久々に読むと、おや?さやかさんはこんなに女子女子してましたか…ちょっとぶりっ子入ってるような
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『お嬢さん、よかったら、僕を拾ってくれませんか』 植物オタクの家事万能のスーパー家政夫・イツキと同居をはじめたさやか。イツキという名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所を『狩り』する、風変わりな生活が始まる… 同じ屋根の下に住みながら、恋愛関係にはなかなか… いらいらする…...
『お嬢さん、よかったら、僕を拾ってくれませんか』 植物オタクの家事万能のスーパー家政夫・イツキと同居をはじめたさやか。イツキという名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所を『狩り』する、風変わりな生活が始まる… 同じ屋根の下に住みながら、恋愛関係にはなかなか… いらいらする… 恋愛関係になったと思ったら… 何なんだろう、この男は… イツキが生花が嫌いな理由も… イツキが名字を明かさない理由も… イツキが自分のことを話さなかった理由も… そうだったのか… わかるけど。 『ごめん、またいつか』でいなくなり… 『ごめん、待たなくていいです』って。 さやかの気持ちを考えると、何、コイツ。 最終的にはハッピーエンドで、よかった、よかった、なんだけど… なんだかすっかりしない…
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恋愛小説はあまり好きではなかったが、 友人から紹介され借りて読んでみた。 結果、好きな小説TOP10入りする作品に(笑) 自分で購入し何度か読み返すまでになりました。 ただの恋愛要素だけでなく、その辺に生えている雑草を取ってきて実際に食べるというのが興味深い。 〜本の概要〜...
恋愛小説はあまり好きではなかったが、 友人から紹介され借りて読んでみた。 結果、好きな小説TOP10入りする作品に(笑) 自分で購入し何度か読み返すまでになりました。 ただの恋愛要素だけでなく、その辺に生えている雑草を取ってきて実際に食べるというのが興味深い。 〜本の概要〜 お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です――。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所を「狩り」する、風変わりな同棲生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草"恋愛小説。レシピ付き。
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ブクログでも評価の高い1冊。 似た展開が続いて飽きてくるなぁと思ってましたが、あとがきを見て納得。携帯サイトに掲載されてたんですね。こまめな連載物が中弛みしてくるのは漱石の吾猫の頃からのお約束ですね。 とは言え「家系ラーメンは味が濃いからやめとくかなぁ」と考えるくらいはハマりまし...
ブクログでも評価の高い1冊。 似た展開が続いて飽きてくるなぁと思ってましたが、あとがきを見て納得。携帯サイトに掲載されてたんですね。こまめな連載物が中弛みしてくるのは漱石の吾猫の頃からのお約束ですね。 とは言え「家系ラーメンは味が濃いからやめとくかなぁ」と考えるくらいはハマりました。 淡々とした植物(もしくは料理)図鑑モードの中に時折り放り込まれる恋愛モードのギャップが良かったです。 つくし、美味しいと思うけどなぁ、、、
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