植物図鑑 の商品レビュー
中学、高校、社会人。3度目の完読。 さやかの飾り気のない自然な女の子らしさや、イツキの強くて優しい心意気が癖になって、数年ぶりに読み返すと、昔とは違った視点で見えてくるものがあった。 好き、としか言い表せないけれど、それでも星が5つではないのは、この物語が好きなのか、欲しい言葉...
中学、高校、社会人。3度目の完読。 さやかの飾り気のない自然な女の子らしさや、イツキの強くて優しい心意気が癖になって、数年ぶりに読み返すと、昔とは違った視点で見えてくるものがあった。 好き、としか言い表せないけれど、それでも星が5つではないのは、この物語が好きなのか、欲しい言葉や展開をくれるからなのか、まだ分からないから。
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甘々なストーリー。 私だったら急に出て行かれて1年以上も彼のこと待てる自信ないな...。 さやかめっちゃ強い。 途中で出てきた竹沢もいい人そうだし、ちょうどいいタイミングで来られたらそっちに乗っちゃいそう。 それだけ好きになれる人がいるって凄いことだと思う。 イツキもきちんと言って出て行ってくれたらいいのに... 男心はよく分からん... イツキの誕生日の話がめちゃくちゃ好き。 自分の誕生日に結婚指輪貰うより、彼の誕生日にプレゼントとしてリクエストされたい。 すごく理想敵なプロポーズ。素敵だなぁ 必要だと思われたい。 イツキが帰っている間のイツキの涙はとても心にきた。
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映画で観たあと、めちゃくちゃキュンキュンして読んだ。岩ちゃんファンではないけど、この役すごいハマっててよかった。 映画も原作もいい。ラストの違い、というか小説のがその先のお話があってよかった。
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甘酸っぱい恋愛と美味しそうなレシピと四季を感じる植物のお話。 穏やかで優しい気持ちをくれて目から自然と溢れるような涙もくれて、丁寧な暮らしをしたくなった。 普段気づかないけれど身近にある植物の名前やその調理方法など…余分を楽しめる生活は十分過ぎるぐらいに素敵に感じた。レシピ本...
甘酸っぱい恋愛と美味しそうなレシピと四季を感じる植物のお話。 穏やかで優しい気持ちをくれて目から自然と溢れるような涙もくれて、丁寧な暮らしをしたくなった。 普段気づかないけれど身近にある植物の名前やその調理方法など…余分を楽しめる生活は十分過ぎるぐらいに素敵に感じた。レシピ本と違って小説やエッセイ、漫画などに出てくる料理を再現する時も一種の冒険であり余分を楽しめるから好きだ。美味しく出来るかは別として。(笑) 読み終わった後の余韻がとても温かく優しくて、次に散歩した時は道端の植物を楽しみたい。だから晴れて欲しいと切に願う曇りの週末を過ごしている。普段なら曇りは残念だけれど、次の晴れの日が更に楽しみに感じられる。曇りも悪くないな…そんな風に感じさせてくれる本だった。
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彼女が一番好きな本。 中学生の頃、転校初日の彼女に担任の先生(おじさん)が渡してくれた本(朝の時間で読書があったのだが、彼女は本を持っていなかった為。) 「植物図鑑?やっぱおじさんが勧める本って、勉強チックで眠くなりそう」 当時、有川浩を知らなかった彼女は、開いて早々にその考...
彼女が一番好きな本。 中学生の頃、転校初日の彼女に担任の先生(おじさん)が渡してくれた本(朝の時間で読書があったのだが、彼女は本を持っていなかった為。) 「植物図鑑?やっぱおじさんが勧める本って、勉強チックで眠くなりそう」 当時、有川浩を知らなかった彼女は、開いて早々にその考えを改め、キュンキュンしながら読み進めたと言う。そんな話を聞いて、何だか素敵だなと思っていたのだが、ついに読むことが出来た。 うん、こういう甘々な恋愛小説、いいよね。 「もっとやれ!! もっともっと!!」みたいな気持ちで読んでました。 そして、彼女がどこでキュンとしたのかを探すのが、宝探しみたいで楽しかったです(完全に私事ですみません。) 物語自体も、植物についての深い知識を元に書かれており、都会育ちの僕はふむふむ。おもろい。お腹すいた。と思いながら読み進めました。 出てくる食べ物がとっても美味しそうだし、ふたりの描く恋愛は素敵だし、有川浩作品、今年沢山読んだけど来年も読みたいなと思いました。
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興味が広がりそうな面白いお話でした。後半は一転して恋愛小説。「別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい」コレは切ない。刻まれたくない笑
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単なる恋愛小説じゃなく、野草料理の美味しそうな表現と野草狩りの楽しそうな表現が相まって、とても好きな作品だった。
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本当に植物図鑑でした(笑)しかも美味しそうなレシピつき!! 恋愛小説=青春!!と思っていて、アラフォーになってからは読まなくなってましたが、有川さんの書く恋模様は穏やかで切なくて、共感できたり、『あ~もう、いじらしいっ!!』とモヤモヤしたり…なんか気持ち良く読めるのですきです。 ベタだけど、イツキが戻ってきたときには鳥肌たちました。
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何度も読み返して、何度も映画を見た大好きな作品。 とにかく全てが癒やしで、ありふれた日常の幸せに憧れる。 いつも何気なく道端にいる草たちにも名前はあって、食材としても使用することが出来る。敢えて観光地に行かなくとも、身近な何気ないものたちで季節は感じられることを教わったよう。 大...
何度も読み返して、何度も映画を見た大好きな作品。 とにかく全てが癒やしで、ありふれた日常の幸せに憧れる。 いつも何気なく道端にいる草たちにも名前はあって、食材としても使用することが出来る。敢えて観光地に行かなくとも、身近な何気ないものたちで季節は感じられることを教わったよう。 大切な人はより大切に、今を幸せに生きようと思えるような作品。
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じわっとあったかくなるそんな恋愛小説。 素朴な物を大切に思う、そんな幸せってものすごくいいなって思えます。 ずっと大切な人がそばにいてくれますよーにと願わずにはいられない小説かも。
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