植物図鑑 の商品レビュー

有川浩【著】

2023/03/18

誰かと一緒に暮らしていると泣き虫になる。

別れる男に花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きま。 別れる男に花の名前を教えて自分を記憶に刻むなどという女々しさは、女にとっては逆に現実的ではない。こんなにたくさん刻み込まれたら、きっと一生忘れることなんてできな。 なんてことしてくれたのよ、あんた。

あとがきより
料理本でレシピを探すのも良いですが、「読み物」に出てくる料理を真似して作ってみるのも楽しいものです。料理本と違って分量や時間を正確に書いてあるわけではありません。分量から手順を読み解いて作るのは一種の冒険と言えましょう。

2023/03/12

本のはじめに植物図鑑が載っててそれ見ながら読むのが楽しい。
キュンキュンレベルで言ったらトップクラス。最初に読んだのが小学生の頃だったから読み直したけどシンプルに面白い。お散歩デートしたい！

2023/03/12

最初からストーリーに引き込まれ、だけどリアルに起こったとしても中々男性を部屋に入れられないだろうな～って思いながら読み進めました。
たんぽぽやつくしフキノトウとか美味しそうで私も食べてみたい～って思いました。

2023/03/11

こんなに植物のレシピが出てくる本は見たことない...
作者も言ってるみたいに美少女が空から降ってくるならイケメンが女の子の前に落ちてきてもいいでしょ⁉︎バージョンだから全体的ににちょっと珍しい内容で楽しめました。

2023/03/06

突然、目の前に現れたイケメン！ただのイケメンではない。
料理が出来、家事もこなし、野草花に異常な程詳しく背が高く優しくイケメンとあれば普通の女子なら惚れてまうやろ！
主人公の1人、さやかも仲々魅力的な女性である。
べたなラブストーリーだが読んでて楽しくなるが
この楽しさが何時まで続くのか不安になるが…。
読後感が非常に良く読んで良かったと思わせる作品でした。有川浩さんの作品にハマりそうです。

2024/06/28

②2024/06/28
読むたび甘〜い恋愛にやられる

有川浩著『植物図鑑』
家の前で倒れていた植物に詳しい男性・樹を主人公・さやかが家に泊めたことから始まる同棲生活物語。

①2023/02/25
面白くて一気読み．
樹の作るご飯は，素材は素朴ながらも美味しそうで食欲をそそられた．
二人の甘〜い恋愛に引き込まれた

2023/02/16

「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です。」と、ある日、平凡なOLの前に落ちて来たイケメン。週末には、一緒に近所の道草を採り、料理するという変わった同棲生活を送る。いろんな道草の料理の話も興味深かったけど、途中、読んでて恥ずかしくなるような甘々の恋愛話に進展したりして、いろんな面で面白みのある小説でした。カバー・イラストもピッタリで素敵です。

2024/11/19

植物図鑑っていう名前からは想像つかないくらいの、胸キュン恋愛小説だった。

家の前でイケメンを拾うとか、黙って出て行って諸々片付けて迎えにくるとか、まさに王道ラブストーリーなんだけど、それがいいよね。
有川浩さんの作品は阪急電車しか読んだことなかったんだけど、この登場人物みんないい奴で、こうなって欲しい方に展開が転がって、ベタなのに読んでるこっちはニヤニヤしちゃう感じ、好きです。
特別珍しい展開があるわけでもなくて、のんびりしたストーリーなのに、読んでいて退屈しないのがすごい。

二人の会話が可愛くて、野草の話も読んでてすごく楽しかった。出てくるご飯も全部美味しそうで、素直にどんどん知識を吸収していくさやかが可愛くて。
絶滅しないように、「それはそのまま置いといてあげて」って言う樹はとっても素敵だった。
「野草に詳しい」ってカッコいいんだな。
初めて知った！

スリルとか一切ないのに、続きが読みたくてホッコリしたくて、あっという間に読み終わりました。
ハッピーエンドで良かった。

2023/02/07

小学生の頃に読んだきり読んでいないが、
日常の表現が心地よかったことを覚えている。
太陽のにおいや、山菜の味が、本当に体験しているかのように降り注いできて気持ちがいい。
私は恋愛面よりも、2人の日常シーンが大好きだった。

2023/02/06

今まで興味や関心のなかった分野に視野を広げさせてくれる、そんなきっかけを作れる人って素敵です。
人が良い方向に変わるきっかけを作れる人に、そんな人になりたいです。