植物図鑑 の商品レビュー
何年も前に読んだ再読ですが、これ読んでから有川さん作品を読み漁り始めた思い入れの深い一冊。ところどころ覚えてるけど、メインの料理はほぼ覚えてなかったなぁ。 さっそくピーマンの胡麻和えはやってみたけど、山菜系はなかなか難しいよね。
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ボーイミーツガールから始まる恋愛小説と野草の観察、採取や調理のエッセイがあわさった本。添加物だらけの加工食品やスーパーやコンビニの惣菜を食べ慌ただしく毎日を過ごしている現代人には、野草を採って料理するということがある意味ファンタジーに感じて楽しめる。
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随分昔に読んだ気がするも初出が2008年らしいので思い違いか、、イヌノフグリやヘクソカズラのあたりは何か記憶があるような
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植物をもっと観察して詳しくなりたいと思う様にさせてくれる。 料理してみたい。 物語だからだよね。 実際だったら危険…
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職場の方に有川浩さんの小説を紹介され、気になって手に取ってみました。 採集パート、料理パート、恋愛パートと代わる代わる進んでいくので退屈せずに読み進められます。 また、この作者さんはおそらく恋愛モノを書くのが得意なんでしょうね。 イツキが帰ってきたシーンでは泣いてしまいました。 読者の感情を揺さぶるのが上手いというか、恋愛小説でこんなに心が揺さぶられるのは初めての体験でした。 採集したものを料理して食べるのは興味がありますが、毒草に当たってしまったら怖いのでやめておきます。 でもいつかイタドリは食べてみたいなぁ(*´﹃`*)ジュル…
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ほっこり日常系と思って読み進めていったらきゅんきゅん恋愛系に変わり、最後は涙が出る展開に。 植物と四季を味わいながら読み進められる小説でとても面白かったです。
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私の元にもイツキが現れたらなぁ笑笑 学生の頃から何十回と読んでいるお気に入り。この本をきっかけにお散歩が趣味になったし、さやかのように図鑑を買って調べるようになった。 甘い同棲生活にも本当に憧れた! (現実はこの二人のようにうまくいかなかったけど笑) 野草を使った料理も美味しそう! ノビルのパスタが食べたくなった!! 草花や料理の知識も深まり、恋愛シーンにはドキドキしていつ読んでも面白い!
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雑草という名の植物はない。名前のない人はいない、みたいな感じがして、なんだか生き物のなんとなく目立たなくてもしっかりと根を強く張って生きている様を表現していて、好きな言葉になりそう。 植物好きの男の子と植物が好きな彼を好きな女の子。朝ドラ『らんまん』みたい。特に植物に興味はない...
雑草という名の植物はない。名前のない人はいない、みたいな感じがして、なんだか生き物のなんとなく目立たなくてもしっかりと根を強く張って生きている様を表現していて、好きな言葉になりそう。 植物好きの男の子と植物が好きな彼を好きな女の子。朝ドラ『らんまん』みたい。特に植物に興味はないが、こう物語にしてもらうと、知識が増えるだけでなく、日々の季節の移ろいから小さな幸せを発見する裾野が広がって、心が豊かになる実を拾ったような気がして嬉しい。 野草を食べるだなんてことは、臆病者の私には難しいけれども、そこら辺の草花だってご馳走になりうる才能を秘めているだなんて知ってしまったら、草の上も乱暴には歩けないな。植物は動物の生きる力であり、その屍が植物の生きる力である連鎖を肌で感じることが難しい時代であり環境だけれども、植物に対しての感謝を改めて感じた。そして、連鎖の中にある男女の愛なるものが優しくそこにはあり、なんだかほっこりするような気持ちになった。 私も散歩をして植物から季節を感じてみようかな。そろそろいい気候だし。
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道端や河原の野草に詳しく、料理もうまい、サバイバル力高めで優しい樹 いい男拾ったなー 実際はなかなか落ちてないし、拾うのも勇気いるよね いろんな草には目がいくようになった もっと判断に自信持てないと、摘んで帰るのは無理だ
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とてもキュンキュンする甘いストーリーだった。 道に落ちていた樹を拾うという最初は非現実的なラブコメストーリーだったが、その後に続くさやかと樹の日常がいつも幸せそうで本当に現実にありそうな内容だった。 読んでいて気持ちが暖かくなったし、このような日常を自分も過ごしてみたいと感じた。 終盤で樹がいなくなるところは想像しやすかったが、さやかの感情にも酷く共感できた。 最後が無事にハッピーエンドで良かった。 作中で山菜を使った料理が沢山出てきたが、どれも文面で表してるだけとは思えないほど美味しそうに感じた。 料理の美味しさを文章であれだけ伝える表現力は素直に凄いと感じる。 巻頭の写真と照らし合わせて山菜取りの場面を読んでいたが、今度自分でもチャレンジしてみたいと思えた。 雑草という名前の草はない、という言葉が作中に何度も登場した。 この本を読むことでこの言葉に対する共感が強くなっていき、もし雑草と言っている人がいたら実際に使ってみたくなった。
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