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欠落 の商品レビュー

3.6

62件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

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2013/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同期シリーズ。 懲戒免職というカモフラージュでなお公安の仕事をする蘇我と現職刑事の宇田川。 連絡も取れなかったが二人の同期の大石が事件の人質の身代わりになり・・・。 おもしろかったですが、なんだか腑におちないというか。 大石が突然同期として出てきたのが違和感。 警察の同期なんて少なくないのかもしれないが、よく3人で飲みに行ったとか書いてあるとなんだかな・・・。 とってつけた感がなんとも。 ただ、話の本筋は面白かったかな。 新谷は自作でなんだか活躍してくれそうな予感。 そしてまたもや、蘇我と宇田川の口が軽い気がする。 いやそれじゃあ話が進まないかもしれないんだけど。 あとシリーズものと分かるようにしてほしいな。

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2013/08/19

同期の2作め。 公安の仕事内容にはいつも空恐ろしくなる・・・ そうでない殺人課の刑事たちの頑張りが今回は光った。 後半があっさりと終わったが読み易く面白かった。

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2013/08/18

捜査一課の若手、宇田川。 同期の大石が女性SITとして警察庁に配属されウキウキ(笑)。 だが、同じ同期の蘇我は懲戒免職となったものの、実は公安の潜入捜査官として動いているという噂を聞き、心配していた。 そんな中、たてこもり事件が発生。人質の女性の変わりにSITの大石を連れて逃げ...

捜査一課の若手、宇田川。 同期の大石が女性SITとして警察庁に配属されウキウキ(笑)。 だが、同じ同期の蘇我は懲戒免職となったものの、実は公安の潜入捜査官として動いているという噂を聞き、心配していた。 そんな中、たてこもり事件が発生。人質の女性の変わりにSITの大石を連れて逃げる犯人。 宇田川は大石の行方に胸を詰まらせるが、身元不明女性の絞殺事件に駆り出される。。。 そんな時に突然蘇我から連絡があり、宇田川は事件との関連を疑うが!? 捜査に公安がのりだし、犯人を捜す気のない幹部たち。 進行する見えないシナリオにイライラする現場刑事。 ベテラン刑事と若手刑事のやりとり・・・。 っていう感じで、会話が多いせいかサクサクと読めました。 可も不可もなく・・・(笑)

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2013/07/28

同期続編。もう一人の同期登場。 刑事部は刑事部で、公安は公安で、それぞれの仕事をしているけれど、それぞれの目指すところが違う故の軋轢がなんとももどかしい。 それを縦割りの弊害と断罪するのは簡単だけど、組織にいる以上そうきっぱりと割り切れるものではないし。 でも宇田川も蘇我も他の...

同期続編。もう一人の同期登場。 刑事部は刑事部で、公安は公安で、それぞれの仕事をしているけれど、それぞれの目指すところが違う故の軋轢がなんとももどかしい。 それを縦割りの弊害と断罪するのは簡単だけど、組織にいる以上そうきっぱりと割り切れるものではないし。 でも宇田川も蘇我も他の警察官たちも、自分のやるべきことを一生懸命やるという姿は良い。 こういうのを見ると、警察小説っていいなぁと、ひいては警察頑張れ、と単純な一市民として思います。

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2013/07/17

シリーズ2作目だったようで。あまり困らないけれど。 公安の強すぎやりたい放題。熱い主人公に個性的な脇と、こってりした配役にもかかわらず、あっさり風味の警察小説なのは、事件の緊迫感のせいかしら??

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2013/07/05

7月-2。3.5点。 シリーズ第二弾。今回は、蘇我の登場が多かった。 大石という同期の女性刑事が、SIT(特殊班)へ異動。 早速都内で人質立てこもり事件が発生し、大石が人質と入れ替わる。 同時に発生した、河原での死体遺棄事件、主人公が捜査。 何故か、死体の身元がわからず、不穏な空...

7月-2。3.5点。 シリーズ第二弾。今回は、蘇我の登場が多かった。 大石という同期の女性刑事が、SIT(特殊班)へ異動。 早速都内で人質立てこもり事件が発生し、大石が人質と入れ替わる。 同時に発生した、河原での死体遺棄事件、主人公が捜査。 何故か、死体の身元がわからず、不穏な空気が。 まあまあかな。サラッとしすぎの気がする。 こんなものかな。

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2013/06/30

公安を題材にした同期シリーズ2作目 誘拐立てこもりと連続殺人の2件の事件に公安がどう絡んでくるのか・・・ 捜査1課の宇田川たちはどういう働きをするのか この作者のシリーズは捜査1課の若手と所轄のベテランが組む構図というのがあるが、やる気のない所轄の刑事が出てくることはないん...

公安を題材にした同期シリーズ2作目 誘拐立てこもりと連続殺人の2件の事件に公安がどう絡んでくるのか・・・ 捜査1課の宇田川たちはどういう働きをするのか この作者のシリーズは捜査1課の若手と所轄のベテランが組む構図というのがあるが、やる気のない所轄の刑事が出てくることはないんだな…(笑) ホントに箸にも棒にもかからない捜査員と組んだ作品があったら面白いかも。

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2013/06/22

前作「同期」ほど引き込まれるものはないが、安定したストーリーであり、一気に読み終えてしまった。 新たに女性の同期が加わった展開となったが、個人的にはもう少し蘇我の存在が見え隠れする方が面白いストーリーになったと思う。第三弾にも期待したい。

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2013/06/11

いつもながら、淡々とした主人公。 公安や中国人が出てくる設定は突飛ですがエンターテイメントとしてはおもしろく読ませて頂きました。

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2017/11/09

ブクレポのお仲間たちから酷評を得ていたこの作品、 読もうかどうしょうか、迷ったのですが、 なにしろ何か読んでいないとさびいし活字中毒者なものですから、 ・・・読んでみました。 結果は・・・・ぐいぐいと読める面白い本なら 3時間ほどで読んでしまう私が、2日かかりました。 なぜなら...

ブクレポのお仲間たちから酷評を得ていたこの作品、 読もうかどうしょうか、迷ったのですが、 なにしろ何か読んでいないとさびいし活字中毒者なものですから、 ・・・読んでみました。 結果は・・・・ぐいぐいと読める面白い本なら 3時間ほどで読んでしまう私が、2日かかりました。 なぜなら、本の中へ、引き込まれなかったから。 事件そのものはとても単調なものでした。 たてこもり犯の人質の身代わりになって 連れ去られた同期の女性捜査官を心配する刑事が 犯人を追うのですが、手掛りはなし。 じれったいほどの進展しない捜査の裏には、 警察と公安の隠し捜査が絡んでいたのです。 警察の裏の手ばかりが目に付いたような作品でした。 先に読んだお二人の評価は鋭いなと思います。 それでも私なりによかったなと思ったところが2つありました。 1つ目は、主人公のニックネーム「ボン」から 子供の頃のテレビドラマ「太陽にほえろ!」の 「ボン」刑事を思い出したこと。 宮内淳が演じていたのでしたっけ。懐かしかったです。 2つ目は、無事に救出された女性捜査官を含めて 同期3人で乾杯をするラストシーン。 同期の絆は、同期でないとわからないものですから、 このラストはそれなりによかったかなと思いました。 残念ながら、タイトルどおりにこの作品、 何かが「欠落」していたように思いました。

Posted byブクログ