欠落 の商品レビュー
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同期シリーズ第2弾 捜査一課の宇田川が担当する身元不明の殺人事件。同時期に起こった同期のSITの大石が人質の代わりとなった事件が実は裏で1つの事件であった。暗躍する公安にイライラを募らせながら、同期で公安の蘇我に接触を図る。 やはり隠蔽捜査と比較してしまうと2時間ドラマのストーリーといった薄さを感じるが、一気に読みたくなる面白さはあるしこれはこれでありかなとも思う。
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高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=4062180391
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人質立てこもり事件が発生し、事件解決に動いたSITの新人捜査員大石陽子が、人質救出の際に身代わりで人質になった。大石と同期の警視庁の刑事宇田川亮太は、大石のことが心配で捜査に身が入らない。そんなとき、やはり宇田川と同期で懲戒免職になった蘇我和彦から電話が入る。 始まりから半分ぐら...
人質立てこもり事件が発生し、事件解決に動いたSITの新人捜査員大石陽子が、人質救出の際に身代わりで人質になった。大石と同期の警視庁の刑事宇田川亮太は、大石のことが心配で捜査に身が入らない。そんなとき、やはり宇田川と同期で懲戒免職になった蘇我和彦から電話が入る。 始まりから半分ぐらいまでは、事件の全容が見えず、まどろっこしい感じ。残り1/3ぐらいから一気に展開する。まあまあ面白いか。
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同期の女性刑事が人質に取られ、もう一人仲の良かった同期は、警察を懲戒免職になっている。 そんな中、宇田川刑事は、殺人事件の捜査本部にいながら、捜査体制に疑問を抱き、真実に近づいていく。 全体的にスピード感もあってサクサク読めました。 懲戒免職になった、蘇我元刑事が飄々としてい...
同期の女性刑事が人質に取られ、もう一人仲の良かった同期は、警察を懲戒免職になっている。 そんな中、宇田川刑事は、殺人事件の捜査本部にいながら、捜査体制に疑問を抱き、真実に近づいていく。 全体的にスピード感もあってサクサク読めました。 懲戒免職になった、蘇我元刑事が飄々としていい味出してました。
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「同期」の続編。 宇田川の同期の女性警察官の身代わり人質事件と、三件の女性絞殺遺棄事件。一件関係のなさそうな2つの事案だったが、どちらの事案も公安主導の捜査に取って代わっていく。 2つの事件が最後に上手く収束していくところはさすが。宇田川&蘇我の同期コンビに、中年同期の植松&...
「同期」の続編。 宇田川の同期の女性警察官の身代わり人質事件と、三件の女性絞殺遺棄事件。一件関係のなさそうな2つの事案だったが、どちらの事案も公安主導の捜査に取って代わっていく。 2つの事件が最後に上手く収束していくところはさすが。宇田川&蘇我の同期コンビに、中年同期の植松&土岐コンビ、所轄のベテラン・若手刑事の佐倉と新谷。それぞれが良いキャラを醸し出していて、安心して読める。中盤までほぼ捜査本部内でのやり取りだけで終わってしまい、大人しい展開で終始したが、簡潔な文章と会話のテンポの良さでさほど間延びもなくスイスイと読める。そして、終盤は一転。いきなり派手な立ち回りが始まってちょっとビックリ。正直なところ、もうちょっと早い段階でアクションを起こしてもらえると、全体のポイントが上がったんだけどな。
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宇田川刑事、同期の身をを案ずるあまり気もそぞろ。気持ちは分かるけど、大石大石って、頭ん中が大石でいっぱいになってるよ。目の前のことに集中できなくて、手痛いミスをしてしまうのでは?と心配してしまうではないかぁ! 偏屈オヤジだと思っていた佐倉刑事がいい感じで引き締め役に。佐倉刑事の口数が多くなってきた頃から話はぐ〜んと面白くなってきました。 公安は一般人には謎。何をやってるのかもっと知りたいけど、捜査員の安全とか捜査の秘密や組織を守るためには、あんまり知っちゃいけないような気がして、見ちゃいけないような気がして、勝手に脳みそブレーキが効いてしまいます。
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同期シリーズ2作目。 ストーリー的には★3ぐらいが妥当かなて感じでしたが、脇を固めるベテラン刑事たちのキャラがよくて★4になりました。
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秘密保護法が議論されているが、今でも公安が日本の情報を握ると共に守っているのは周知の事実。知らなくて良い事。知ってはいけない事。線引きが難しいが日本の治安を守ってくれている警察組織に感謝。
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同期の続編らしいが、内容を全く覚えていない。所轄で発生する殺人事件と、同期の大石が人質になった誘拐事件の裏側には…最後はちょっとじらされた感じ。
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公安と刑事がからむ「同期」シリーズ第二弾。 とにかく全シリーズにおいても今野さんはノリに乗ってますね。 本作は若手とベテラン、本庁と所轄、刑事と公安という対立軸がやがて協力し合い、公安オペレーションと刑事事件の一挙解決という展開が面白です。 宇田川のスーパー第六感や蘇我の神出鬼没さは一歩間違えば荒唐無稽ですが、納得できる範疇で問題ないと思います。 次作も期待です。
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