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欠落 の商品レビュー

3.6

62件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2013/03/18

警察小説第二弾  今回もスピード感は健在。もうひとり女性が加わり、同期コンビがトリオに。渋いベテラン刑事もひとり追加される。こうして役者が増えると、キャラクターの描き分けが難しくなるんだけど、そこは登場頻度の低減で処理してるようだ。よって、みんな一緒に見えるのが難点。  特に...

警察小説第二弾  今回もスピード感は健在。もうひとり女性が加わり、同期コンビがトリオに。渋いベテラン刑事もひとり追加される。こうして役者が増えると、キャラクターの描き分けが難しくなるんだけど、そこは登場頻度の低減で処理してるようだ。よって、みんな一緒に見えるのが難点。  特に新登場の女性は無色透明。脇役だからいいんだけれど、同期コンビのような個性を与えて欲しいなぁ。ま、それでも一気読みの疾走感は小気味良いし、公安の仕事と言うかスケールが少し明らかにになってちょっとスッキリかな。続編楽しみだ。

Posted byブクログ

2013/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

偶然だが警察小説を続けて読んでいる 横山「64」モー「喪失」そしてこれ 「64」のオリジナリティというか たたずまいというかが突出しているかなあ 「欠落」は面白いけれども なんだか軽いな 相棒2時間スペシャルにできそうだ 仲間が増えていくけれども 物語上その仲間は必要? キャラクターもそれほど立ってないかな 「64」の主人公が広報官とか とても現実味のある設定から大きな物語が立ち上がるのに 比べると あくまでフィクションですよという枠のなかで フィクションが描かれる感じがした

Posted byブクログ

2013/03/04

同期の続編。SITに配属になった同期の女刑事が人質に・・・ 前作はイマイチだったような記憶があるんだけれど、これは良い。 私が思う所の今野敏らしいなって感じの作品。

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2013/02/20

「同期」シリーズ第2弾。あいかわらずテンポがよくて、凝った仕掛けにも大満足です。警察小説というと後味が悪い作品も少なくないのですが、こういう大団円ものも悪くありません。

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2013/02/17

今野敏氏の作品は、難しいことを考えず小説として面白く読み進むことができる。この「欠落」も前作「同期」の続編ということになっているが、前作を知らなくても全然面白い。事件の裏にある警視庁内部の事情、それがどんなふうにつながるのか、読み始めたらあっという間に読み切れる。娯楽としての小説...

今野敏氏の作品は、難しいことを考えず小説として面白く読み進むことができる。この「欠落」も前作「同期」の続編ということになっているが、前作を知らなくても全然面白い。事件の裏にある警視庁内部の事情、それがどんなふうにつながるのか、読み始めたらあっという間に読み切れる。娯楽としての小説はこれでいいと思う。

Posted byブクログ

2013/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同期の続編ですね。 警察とは、公安とは、こういうところです。というようなお仕事についての紹介みたいだなと思いました。 同期の連帯感や、彼らを支える周りの刑事たち、みんないい人ばかり。 ちょっと仲良しごっこ感がいなめない。 おもしろくないことはないけれど、盛り上がりもなく読み終えました。

Posted byブクログ

2013/02/06

「同期」シリーズ第2弾。 今作では捜査一課刑事の宇田川と、形式上は懲戒免職だが、実は公安の蘇我に加え、もう1人の同期・大石がSIT(特殊犯罪捜査係)に異動してくる。 3人の同期を登場させるためか、殺人・人質立てこもり・公安事案と、むりやり3様の面を結びつける方法が宇田川の刑事の勘...

「同期」シリーズ第2弾。 今作では捜査一課刑事の宇田川と、形式上は懲戒免職だが、実は公安の蘇我に加え、もう1人の同期・大石がSIT(特殊犯罪捜査係)に異動してくる。 3人の同期を登場させるためか、殺人・人質立てこもり・公安事案と、むりやり3様の面を結びつける方法が宇田川の刑事の勘というのには無理がある気がする。 宇田川と一緒に事件解決に動く同僚も個性的で良さそうなのだが、話の展開の胡散臭さに、折角の良さが生かし切れておらず残念。 警察と公安に分かれた同期の話を描く難しさを感じる。

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2013/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同期シリーズの第2作 主人公は警視庁刑事部第一課勤務の若手刑事、宇田川亮太 人事異動が落ち着いた4月末、東京で立てこもり事件が発生、犯人は警視庁特殊犯係(SIT)のひとりを人質の身代わりとして取って逃走してしまう 人質に取られたのは同期の大石陽子らしいと聴いて宇田川は落ち着かない そんな折、多摩川で女性の他殺体が発見され宇田川も捜査本部に参加する 捜査がすすむうちにうちに連続殺人事件らしいと判明するが捜査本部はなぜかその体制を取らない。そんななか立てこもり事件と連続殺人事件との関連に宇田川は気づく。 物語は宇田川のもうひとりの同期、懲戒免職扱いで公安の潜入捜査をしているらしい蘇我や先輩刑事達もからんで予想外の方向へ進展する 大石陽子は無事なのか、ふたつの事件の関連は? ハラハラなラストシーンもみものです 警察小説の第一人者らしい出来栄えに大満足の一冊

Posted byブクログ

2013/02/02

事件が二転、三転どうなっていくのかハラハラした。 同期の警察官との交流や先輩、組織との関係もおもしろかった。

Posted byブクログ

2013/01/21

名作「同期」の続編。今回も同期3名を中心に刑事と公安が複雑に絡み合い、最後まで怒濤の展開で読ませてくれました。さすがです。続編を期待します。

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