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ホテルローヤル の商品レビュー

3.2

504件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    132

  3. 3つ

    231

  4. 2つ

    60

  5. 1つ

    15

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2013/06/04

たんたんと進み、サクサクと読み終えた。 アダルトグッズの営業と、ホテルの管理人の話が 中では印象に残ったかな 可もなく不可もない感じ

Posted byブクログ

2013/05/18

過去へさかのぼっていく連作短編集。 みんなどこか悲しくて切なくて、でも、不幸なラストではなく。 この作家さんの文体がまた、それに合っていて、話の世界に引き込まれます。 ただ、わたしは、何度も読み返したくなるというほどには残りませんでした。

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2013/04/12

ちょっとエッチな、いや結構エッチな楽しい小説。 現在から過去へ遡って書いているところ、連作となっているところ、それぞれの話が微妙に繋がっているところ、よく考えて書かれていると思います。 話の順番が、過去から現在ではなく現在から過去へ遡っていく書き方、最初は何故なのかと思いました...

ちょっとエッチな、いや結構エッチな楽しい小説。 現在から過去へ遡って書いているところ、連作となっているところ、それぞれの話が微妙に繋がっているところ、よく考えて書かれていると思います。 話の順番が、過去から現在ではなく現在から過去へ遡っていく書き方、最初は何故なのかと思いましたが、読了するととても納得がいきます。 現在の姿を知っている、そしてそのホテルであったいろいろの出来事を知っていく、という形式は話が進むにつれて、心に何ともいえないやるせなさといいますか、諸行無常感と言いますか、そんなようなけだるいものが降り積もっていきます。 この方の作品、まだ何作かしか読んでいませんが、このまま書いて行ったらいずれもっと大きな賞を取るような気がしますね。

Posted byブクログ

2013/04/07

確かこの本も第八回女による女のためのRー18大賞を受賞した作品なんですが、全然エロくないです。(笑) お勧めは”星を見ていた”かな?

Posted byブクログ

2013/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

廃墟のラブホテルを舞台にした連作集。時系列が逆でどんどん過去に遡っていく。そこに描かれる人達は、人としてエロスを抱えつつ、みなどこか空虚で寂しい。それと桜木先生の本はいつも装丁が残念過ぎます。

Posted byブクログ

2013/03/12

「ホテルローヤル」という名のラブホテルにまつわる性の短編7編。「ラブレス」を書いた著者の作品とは思えない程ありきたりで何の変哲も無い物語。物足りません。

Posted byブクログ

2013/03/06

ホテルローヤルというラブホテルを舞台にした短編集。廃屋になったラブホテルに行く話から始まり、順に年代を遡っていき、最後は、ホテルローヤルができる経緯まで。 個々の短編の間に関連はないが、どれも物悲しい雰囲気は似ている。不器用で、賢く立ちまわれず、どうしようもなくなっていくが、自分...

ホテルローヤルというラブホテルを舞台にした短編集。廃屋になったラブホテルに行く話から始まり、順に年代を遡っていき、最後は、ホテルローヤルができる経緯まで。 個々の短編の間に関連はないが、どれも物悲しい雰囲気は似ている。不器用で、賢く立ちまわれず、どうしようもなくなっていくが、自分なりに生きていく話。 各編が短くて読み進めやすく、電車の片道で1編が読める。 個人的には好みではないが、質の高い、いい作品だと思います。

Posted byブクログ

2013/03/01

ラブホ=じっとりした体液と体臭の燻る後ろめたい場所 に、したいのかな。 湿度高めな…エロ?ではない。性欲。 登場人物がみんなどっか歪んでて。

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2013/07/18

#読了。短編連作集。北海道・釧路のラブホテルを舞台に描かれる、悲哀。始まり、そして終わりは何となくうなずけるものの、どうせならどっぷり深みにはまるような方が楽しめたかも。

Posted byブクログ

2013/07/17

釧路湿原を見下ろす高台に建つラブホテル「ホテルローヤル」にまつわる短編集。 ホテルローヤルの開業から廃業までの話を過去にさかのぼる形で展開する。 どれもこれも切ない話ばかりでやりきれない気分になるが、登場する女性たちの細やかな気持ちを描いている桜木さんの文章力はやはり圧巻。 ど...

釧路湿原を見下ろす高台に建つラブホテル「ホテルローヤル」にまつわる短編集。 ホテルローヤルの開業から廃業までの話を過去にさかのぼる形で展開する。 どれもこれも切ない話ばかりでやりきれない気分になるが、登場する女性たちの細やかな気持ちを描いている桜木さんの文章力はやはり圧巻。 どんよりとした道東の景色が眼前に広がり、女性たちの気持ちとシンクロしているような気持ちになる。 以前に読んだ「硝子の葦」もラブホテルを舞台にしていたから、どうしてここまでこの作者はホテルのこだわるのだろうと思っていたが集英社のHPのインタビューを読んで納得。 実家がラブホテルを経営しており、その体験をもとに小説を描いたと。思春期の性愛に対するわだかまりを正面から取り上げることによって昇華することができたそうだ。 このインタビューを読むと今後は作者の違う世界が見れそうだ。 大変楽しみである。 追記(2013.7.17) 祝直木賞!! わー、桜木さんおめでとうございます!! 地味だけどひそかに応援してました。 でも前回候補作の方が断然良かったのに・・・ 直木賞らしいなぁ(笑)

Posted byブクログ