眠れないほど面白い『古事記』 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
神様達のなんともユーモラスで、自分の欲求を前面にだすどこかホラーなお姿が意外でした。 この書物を編纂した人物達は、どういう思いでこのようなお話にしたのでしょうね。あまり神様達を褒め称えてるようにはみえません。なんか時代の権力者が、自分たちの所業である、周辺民族の征伐、政敵殺戮や色漁りを、神様達もやってるぞ、と正当化しているように見えるけど… なんでそんなことに…と思うつらい話も多く、ヤマトタケル様の苛酷な運命は、義経殿に通じるところを感じて、やるせない感じ。人間は神様の“現し身”ということでしょうか。 ただ、がんがん突き進むポジティブなところも力強く、神様達のポジティブな御力を自分にも与えて頂きたいな、と思いました。 さて、今度はどこの神社にお詣りしようかな。
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だいぶわかりやすくしてくれていると思いますが、古事記を通して読んだのは初めてかも... 文章が独特でジワジワしながら読みました。 人物名のカタカナ表記と漢字表記がとにかくややこしくて登場人物がうまく理解できなかったのは残念。次は漫画で読んでみたいです。 そういえば棟方志功は『...
だいぶわかりやすくしてくれていると思いますが、古事記を通して読んだのは初めてかも... 文章が独特でジワジワしながら読みました。 人物名のカタカナ表記と漢字表記がとにかくややこしくて登場人物がうまく理解できなかったのは残念。次は漫画で読んでみたいです。 そういえば棟方志功は『大和し美し』という古事記に登場するヤマトタケルの物語を版画で制作していたのを先日棟方志功展で観たのだけど、本書を読んで初めて古事記を引用していたことに気づきました。ちゃんと理解したうえで鑑賞したかったなー。 物語が現在の地名の由来になっているなどの解説もわりと親切。 こんな前から見たもの感じたものを歌にして詠んでいたんだなぁという印象。現代でいうとXでポストしてる感覚かな。
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映画RRRの影響でラーマーヤナを読み、それなら日本のものも読もうと手に取った古事記。 小さい頃に漫画版で簡単なものを読んだことがあったけれど、ちゃんと?したものを読むのは初めてだった。 どこからどこまでが創作で実話なのか… 神との境があまりなく、人が櫛になったり、呪いをかけた...
映画RRRの影響でラーマーヤナを読み、それなら日本のものも読もうと手に取った古事記。 小さい頃に漫画版で簡単なものを読んだことがあったけれど、ちゃんと?したものを読むのは初めてだった。 どこからどこまでが創作で実話なのか… 神との境があまりなく、人が櫛になったり、呪いをかけたり、と魔法のような世界かと思いきや、天皇がどんどんまぐわいと殺生としていくので、すごいメロドラマのような世界もありつつ。 人が多過いし似た名前、あるいは同じ名前だけど違う人?ということが多かったので、今度は図解版も読んでみたいと思いました。
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初めての古事記〜 英語の授業で扱っていたのをきっかけに、内容を理解したくて読み始めました。 ?って感覚のまま読んでいくのを重ねていくうち、徐々に歴史の文脈の中の現在、自分を捉えられる様になりたいと願っている今日この頃です。
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やっぱり日本の神話は面白いなーと思う。 とても読みやすかった。 色んな人の古事記を読んでみたけど、どれもそれぞれの良さがあると思う。 そして、私はどうしても歴史のような内容になると飽きてしまう(天皇の話になるとどうも… 日本史が苦手なのは治らないらしい
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数年ごとに手を変え品を変え読み返す古事記。 直近は2017年の『絵物語古事記』(富安陽子著)。『超訳古事記』(鎌田東二著)も読みやすくて面白かったが、印象深いのはなんと言っても『古代出雲』(水木しげる著)だろうなあ。本書を読んでいても上巻あたりの記述で脳裡に浮かぶのは水木しげるが...
数年ごとに手を変え品を変え読み返す古事記。 直近は2017年の『絵物語古事記』(富安陽子著)。『超訳古事記』(鎌田東二著)も読みやすくて面白かったが、印象深いのはなんと言っても『古代出雲』(水木しげる著)だろうなあ。本書を読んでいても上巻あたりの記述で脳裡に浮かぶのは水木しげるが描く神々の姿だったよ。 本書の良さは、「古事記」の中にどっぷり浸かって読むのではなく、その時代背景や、そもそもの古事記の構成などを意識させながら解説し読み進むもの。 また、脱線ではないが後々の世に影響を及ばさない記述は端折るなど、読みやすく簡素化されているのは良かった。 が、あくまで入門書。これで古事記の良さが伝わるかというと・・・。そこは、本書を入口に、いろんな古事記関連書や、それこそ原書にまでたどり着けばよい話。 少し前に池澤夏樹が日経朝刊に連載していた「ワカタケル」を読んでいたので、下巻のあたりも面白く読めたのは幸い。 次は『日本文学全集』の「古事記」(池澤夏樹編・訳)にでも当たってみるかな。
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日本の成立ちを知るために古事記を読んでみた。神話の世界から神武天皇が生まれるまで、そして歴代天皇がどのようにして選ばれて来たかが第三十三代推古天皇まで脈々と書かれている。内容は一貫して天皇がどのように乙女と情交して継承争いをして行ったかが良くわかった。
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序盤は有名なお話なので、復習みたいに読めて楽しかった。終盤は知らない話ばかりで勉強になったが、事あるごとにまぐわいばかりで、他にやることがなかったのか?と思ったが昔はそういうものだったのであろう。
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途中中弛みして、2年くらい放置してしまっていた。上巻部分まではよかったものの中巻からは同じような内容の繰り返しなんだなぁと……要約自体はとても分かりやすく読みやすかった。
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かなり平易な表現になっているので、すらすら読めます。古事記を読んだことがない人で、本格的に読む前にとっかかりとして読みたいという人にオススメです。 しかし、古事記がこんなにエロとバイオレンスに満ち溢れているとは知りませんでした。
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