眠れないほど面白い『古事記』 の商品レビュー

由良弥生【著】

2014/06/28

愛と血の争い*

日本史で誰もが習う古事記

しかし、読んだこともない古事記

私は、たぶん岩波文庫では挫折する人が多いと思います。初めの一冊にお勧めです。

内容はというと天孫降臨、親兄弟の骨肉の争い、乙女とのまぐわいが主流です。

神の名前がクシナダヒメなどカタカナで、兄弟だと似たような名前でややこしいです。

眠れなくなるほどではないですが、日本人の精神の豊かが理解できる一冊

おすすめ度★★★☆☆

2014/05/21

古事記とはこういう本だったのかと少しがっかりした。今の天皇は常に国民のことを考えていてくださり、心から尊敬できる方なのに、古事記に出てくる天皇と違いすぎる。天照大御神が祖神であると言うけれどちょっと信じがたいが、天照大御神もまた人間であったということだと思う。

2014/03/14

意訳に意訳を重ねて万人が理解できるように描かれた古事記。
登場人物が神様なので、難しい名前が多くて取っ付きにくいが、無理に覚えようとせず流し読みしても充分に楽しめる。
最初の方は超常現象チックなことを平然としていく神様の存在が、徐々に徐々に、いつの間にか人間らしくなっていき、いずれ天皇の系譜に繋がっていくのが面白い。天皇の末裔って本当に神様だったの？

2014/03/13

古事記。
日本神話は何度読んでも面白い。
神社にいる神様の話だから、
神社を巡るのに買いました。
参考文献にレッツ古事記があるのは、
笑ってしまったw

2014/03/01

作者の由良さんが書かれた、
『源氏物語』が、結構面白かったので、
最新刊となる『古事記』を読んでみた。

『源氏物語』では、
光源氏にまつわる８人の女性について、
それぞれの女性を主人公に据えた上で、
それぞれの女性に係わる原典について、
作者独自の視点での解釈、補足および、
よぃ意味での、つじつま合せを施して、
光源氏の元服から壮年期までの生涯を、
連作調の短編で、時系列に描いており、
とても面白かったのですが…、

本作品では、
『古事記』のほとんどのエピソードを、
掻い摘みながら、掲載しているため…、
１つ１つの、エピソード単位で見ると、
各数ページの文字通りあらすじであり、
物語としての面白みは浅めだったかも。

『古事記』と言えば、
現存する日本最古の書物です…として、
日本史の授業の最初に習ってお終ぃ…、
といぅ方も、たぶん多ぃと思いますが、

内容的には、
日本の創世にまつわる神々の神話から、
初代神武天皇の誕生までを描いた上巻、
が、１つの物語として面白かったです。

特に、
神々と天皇家の継承を描いていながら、
実情は、色恋沙汰と戦いの記録であり、
意外と泥臭ぃ内容に、新鮮な驚きも…。

天照大神と天皇との関係であったり、
断片的に知っている神話であったり、
例えば、出雲大社の起源であったり、
それらの多くが、
『古事記』に由来（掲載）している、
といぅことも興味深く…、

『古事記』の入門書として面白かったです。

2014/02/07

日本最古の書物は、どんなものかと興味がわいてきて購入。
アマテラスやスサノオなど何となく聞いたことがある神話の話から始まり、天皇の話へと繋がっていく。
この頃の人の名前は、今とは全然違って覚えにくく分かりにくいので、たまによくわからなくなるが、丁寧に説明しながら書かれているので、全くわからないということはない。カタカナの名前が多少辛いが、とても読みやすい。
神や歴代天皇の愛欲と野望のドラマ。今も昔も日本人は基本的になにも変わらない。

2014/01/05

現存するわが国最古の書物であり、イザナギとイザナミの神々から始まる国の成り立ちと系譜を綴った古事記。本書はそれらを現代風にわかりやすい物語として噛み砕いてある。そこに描かれているのは神々や歴代天皇の情熱的な恋と大胆な野望に満ちたドラマ。とにかく、国づくりの為の成り成りて成り合わないところが成りあまったところを刺し塞ぐ話と、謀略に満ちたとても人間臭い権力争いの連続なんて言ったら不遜の極みかな？長い神々の名前には苦戦するが、国生みや天の岩戸やヤマタノオロチ退治など馴染みのあるものも多く内容はわかりやすい。

2013/12/20

確かにわかりやすくなっていると思う・・・。

神様の名前が漢字ではなくカタカナなので読みにくいけど読める。

物語風になっているかと思ったら・・・。
やっぱり古事記でした。

無理だ・・・。

2013/12/03

古事記について、あまり知らなかったので読んでみた。内容的には初めの頃の豪族が起源なのかなぁという気がするが、日本人のルーツを知る上では読みやすく、とっつきやすい。

2013/11/15

この国の成り立ちを描いた古事記が、この本ではまるで神様同士の愛憎劇のように書かれています。かなりくだけて書かれているので、古典苦手！という方にもおススメです。

熊本大学：もみじ