私と踊って の商品レビュー
続いているようで脈絡なく展開される無関係なたくさんのお話集。 それぞれ続きが気になるのにバッサリ終わって、全く違うお話に切り替わるので全話読むのがちょっと大変でした。それだけ一話一話の世界観が確立されてたともいえます~ 特に「心変わり」と「少女界曼荼羅」はぜひとも長編で読んでみた...
続いているようで脈絡なく展開される無関係なたくさんのお話集。 それぞれ続きが気になるのにバッサリ終わって、全く違うお話に切り替わるので全話読むのがちょっと大変でした。それだけ一話一話の世界観が確立されてたともいえます~ 特に「心変わり」と「少女界曼荼羅」はぜひとも長編で読んでみたい。 あと、短編としては「私と踊って」がとてもすきでした。
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あれこれ道理を解いて、意味を深く考えなくていい短編は、恩田ワールドを楽しむのにもってこい。図書館で借りて読んだものだから、「交信」が読めないのが残念。
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面白かった! 心変わり、骰子の七の目、忠告、弁明、少女界曼荼羅、協力、思い違い、台北小夜曲、理由、火星の運河、死者の季節、劇場を出て、二人でお茶を、聖なる氾濫、海の泡より生まれて、茜さす、私と踊って、東京の日記、交信。計19話。でも、1話だけ読めていない。 「心変わり」と「思い違...
面白かった! 心変わり、骰子の七の目、忠告、弁明、少女界曼荼羅、協力、思い違い、台北小夜曲、理由、火星の運河、死者の季節、劇場を出て、二人でお茶を、聖なる氾濫、海の泡より生まれて、茜さす、私と踊って、東京の日記、交信。計19話。でも、1話だけ読めていない。 「心変わり」と「思い違い」がふつうに面白くて好き。「二人でお茶を」「茜さす」「私と踊って」はなんか好き。「少女界曼荼羅」は『第七女子会彷徨』のイメージで読んでた。「忠告」は犬かわいいなあ。で、「協力」は猫だったので警戒しながら読んだけど、やはりというか、なんというか。 全部読み終わったと思ってあとがきを読んでいる途中で、「東京の日記」があとがきの後にあることに気がついて途中で慌てて読んだ。これで全部だ、と思ったらまだ「交信」があったらしい。でもこれは読めないまま。だって図書館の本だから…。
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今回は収録された作品が地味にリンクしていたりしてなかなか面白かった。 図書館で借りたため、カバー裏の一編が読めなかったのが残念。
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恩田さんならではの視点と語り口。 好きな人も、そうでない人も余さず楽しめるような バランスのいい一冊では。 心変わり/私と躍って が印象的だった。 ショートショートの2編も、毒気が良い感じ。
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ちょっと不思議な短編集詰め合わせ。 なんとなく物足りなくて、そこがいいのかもしれない。 (図書館)
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短編集。 表紙が遊園地なので、恩田陸遊園地でたっぷり楽しいで下さい、といったところでしょうか。 いろいろな乗り物で楽しいですよ。 一つ一つの話が、ちょうどよい時間で読めます。スタートしてわくわくどきどきと、ゴールまでしっかり乗せていってくれます。 遊園地の楽しみ方って、こう...
短編集。 表紙が遊園地なので、恩田陸遊園地でたっぷり楽しいで下さい、といったところでしょうか。 いろいろな乗り物で楽しいですよ。 一つ一つの話が、ちょうどよい時間で読めます。スタートしてわくわくどきどきと、ゴールまでしっかり乗せていってくれます。 遊園地の楽しみ方って、こういうもんか。 人ごみ嫌いの自分は、行っても心底楽しめはしないので、疑似体験です。 お気に入りの乗り物は、「心変わり」「思い違い」「忠告」「協力」「劇場を出て」。
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恩田さんならではの作品ばかりで楽しかったです。これはどういうこと??と首をひねる場面もありましたが・・・それも含めて恩田ワールドなので満足しました。
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短編集。はじめの『心変わり』を読んで相変わらず恩田陸好きだなーと思った。ゾクゾクする。『東京の日記』は2010年に書かれたそうだが確かにシャレにならない。震災から半年の行きすぎた自粛ムードは『さいころの七つの目』にも通ずる気持ちの悪さだった。 しかし、三年経った今は震災も絆も当事...
短編集。はじめの『心変わり』を読んで相変わらず恩田陸好きだなーと思った。ゾクゾクする。『東京の日記』は2010年に書かれたそうだが確かにシャレにならない。震災から半年の行きすぎた自粛ムードは『さいころの七つの目』にも通ずる気持ちの悪さだった。 しかし、三年経った今は震災も絆も当事者達以外にはどこかファッション的に使われている気がしてならない。 恩田陸だったらその辺うまくつくような小説を書くんじゃないかと期待してみたり。
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最初の短編は面白かったけど、後半は幻想のような話が多くて意味がわからず。。 私に読解力がないのかもしれないけど。。 だめでした。。
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