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あの日の僕らにさよなら の商品レビュー

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88件のお客様レビュー

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2013/09/17

男運のない(と言っていいのか分からないけど)主人公の祥子に、すごく感情移入してしまう…。 昔好きだった、そして今も淡い思い出になってるあの娘のことを思い出さずにはいられない、そんな本です。 ちょっと登場人物の設定が行きすぎてるなと思うところが無くはなかったけど、4時間ちょっとの機...

男運のない(と言っていいのか分からないけど)主人公の祥子に、すごく感情移入してしまう…。 昔好きだった、そして今も淡い思い出になってるあの娘のことを思い出さずにはいられない、そんな本です。 ちょっと登場人物の設定が行きすぎてるなと思うところが無くはなかったけど、4時間ちょっとの機内の中であっという間に読んでしまいました。

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2013/09/01

青春期の呪縛が解き放たれる 苦い思いをしたことがある人ならきっとわかる感覚ではないかな 解き放たれたくないと思っている間は抜け出せない長い道、見えない迷路 時間とともに自分の深層で呪縛から解き放たれたいと願うようになり気がつくと何ともいえないもがき、焦り、そんなものが顔を出し...

青春期の呪縛が解き放たれる 苦い思いをしたことがある人ならきっとわかる感覚ではないかな 解き放たれたくないと思っている間は抜け出せない長い道、見えない迷路 時間とともに自分の深層で呪縛から解き放たれたいと願うようになり気がつくと何ともいえないもがき、焦り、そんなものが顔を出し… でも呪縛から解き放たれたいと思い続ければ時間は掛かってもきっといつかは自由になれる そんな風に思います

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2013/08/30

桜川衛と都築祥子。 高校生の頃、互いに好意を持ちつつもちょっとしたことが きっかけで付き合うことはなかった。 ふたりはそのまま二度と接触することが時が過ぎ・・・ 大人になりそれまでのイマイチな自分から脱却した衛は ある日偶然ネット上で祥子と思しき人物のサイトを見つける。 しかし...

桜川衛と都築祥子。 高校生の頃、互いに好意を持ちつつもちょっとしたことが きっかけで付き合うことはなかった。 ふたりはそのまま二度と接触することが時が過ぎ・・・ 大人になりそれまでのイマイチな自分から脱却した衛は ある日偶然ネット上で祥子と思しき人物のサイトを見つける。 しかし、それはあまりにも祥子らしからぬものだった。 気になって祥子の行方を探し始めた衛はやがて祥子に 辿り着き、彼女に空白の11年間について聞くことができるのだが… といったお話。 うーん、裏表紙の紹介に、甘々な恋愛モノと勘違いさせられたな。 全然そんな物語じゃなかったし、ふたりの主人公の変わり様に ついてもなんだかしっくりこない部分が多くて、それぞれが 今尚悩んでいることもなんか現実味が感じられなかったな。 正直、俺には合いませんでした。

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2014/07/29

本屋でオススメしてたので購入したが、意外と普通の内容。 最初の設定+オススメにのって期待しすぎてしまったからだとおもいますが…

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2013/08/12
  • ネタバレ

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変わり果てた初恋の人に何があったのか。 最初に変貌した姿、それを追いかけるように それぞれの視点から現在へ交錯していき明らかになっていく。 空っぽな心を取り戻しまた歩みだした二人の将来は きっと明るいものになるんじゃないかと思えたラストでした。

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2013/08/05

帯の『昔の恋人に連絡したくなる本』というフレーズに惹かれて一日で読破したけれど、このフレーズはあまり内容に合っていないと感じました。また桜田の人間性の面白みはとても魅力的だったので、変わり果ててしまい単純にショックを受けました。ただ祥子の急に彼との関係に違和感を感じ耐えられなくな...

帯の『昔の恋人に連絡したくなる本』というフレーズに惹かれて一日で読破したけれど、このフレーズはあまり内容に合っていないと感じました。また桜田の人間性の面白みはとても魅力的だったので、変わり果ててしまい単純にショックを受けました。ただ祥子の急に彼との関係に違和感を感じ耐えられなくなる点は共感できたかなぁと思います。

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2013/07/15

先が気になって、どんどん読み進められる作品。 どちらが主人公というわけでも無く男性側、女性側の目線で描かれているところも、読みやすいポイント。 祥子の男運の無さや思いつきで行動してしまう現実離れしたところにほとほと呆れますが、女性だったら多少なりとも共感できるのではないでしょうか...

先が気になって、どんどん読み進められる作品。 どちらが主人公というわけでも無く男性側、女性側の目線で描かれているところも、読みやすいポイント。 祥子の男運の無さや思いつきで行動してしまう現実離れしたところにほとほと呆れますが、女性だったら多少なりとも共感できるのではないでしょうか?…まず、お父さんからしてダメンズ感満載…親の影響って、やはり絶大だなと思いました。 恋愛がベースですが、恋愛小説というか人の本質的な暗い部分に焦点が当たっている青春小説(?)といった趣きです。 違う時間を過ごしてきた2人の関係性が発展することは無く、取り返しのつかないものになってしまったことは切なさを感じますが、失敗があっても自分自身で振り返って失敗すら前に進む原動力していく大切さというメッセージが伝わってきて、じんわり感動しました。 帯に書かれている元彼に連絡したくなるという文言は、ちょっと違うなと思いました 笑

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2013/07/13
  • ネタバレ

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青春小説。青春のころを恥ずかしさではなく、愛おしいと思えるようになった頃の人たちの物語。成長小説でもある。

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2013/07/07

これは傑作。 なんだかすごくリアルだった。 ラストまで読んだら タイトルは 冥王星パーティーのほうが いいなと思った。 リアルだけどとてもロマンティックだと思った。 大人になるってこうゆうこと?

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2013/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

出だしは最高。ネットでセルフヌードを披露しているのが、自分が高校時代、もしかすれば付き合っていたかもしれない女の子だったら? 作者はストーリーを転がすのが下手。描きたいテーマはとても共感できるものだけに、残念でならない。 子どものころ望んでいた姿と、かけはなれてしまった自分を肯定できるか。旧タイトルの「冥王星パーティ」はわかりにくいが、遠く離れてしまった場所での再会を表現するには適当だったように感じる。 ラストが悪くなかったので星4つ。内容は星3つ。出だしの設定を活かしきれば傑作だった。

Posted byブクログ