3月のライオン(8) の商品レビュー
感想戦すごい。なんか笑ったって素敵だ。常に安定したとろみの半熟たまごを食卓へのせる為の研究。月下の棋士じゃん!!!かっこよすぎ66歳。
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2016.4.23市立図書館 予約待ちでしばらくぶりになってしまったが、宗谷名人にはなんとびっくり!しかし腑に落ちた(7巻の細かい描写をもっと覚えているとよかったんだけど…)。 新人王の零と宗谷名人の記念対局に続いては、島田八段と柳原棋匠とのタイトル戦。若いものには若いなりの、歳...
2016.4.23市立図書館 予約待ちでしばらくぶりになってしまったが、宗谷名人にはなんとびっくり!しかし腑に落ちた(7巻の細かい描写をもっと覚えているとよかったんだけど…)。 新人王の零と宗谷名人の記念対局に続いては、島田八段と柳原棋匠とのタイトル戦。若いものには若いなりの、歳を重ねたものには年齢なりの、強いものには孤高の、挑戦者には挑戦者の、それぞれのプレッシャーや苦しみがあって、手に汗握る。 ああ、それもたまらないけど、一方でひなの友だちで転校していったちほちゃんの戦いもまだ続いていて、そちらには胸がギュッと締め付けられる。難しいテーマだけど、逃げずにていねいに描いてくれることがありがたい。 2018.1.10購入
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新人王となった零は様々な人々の期待を受け宗谷名人との記念対局に臨む。この対局をきっかけに零は宗谷の重大な秘密を知ることになる。一方、島田八段は棋匠戦で初タイトルをかけ柳原棋匠と死闘を繰り広げていた… お互いのすべてを出し尽くした勝負の行方は…?「戦い続ける事」その重さを読者の方に...
新人王となった零は様々な人々の期待を受け宗谷名人との記念対局に臨む。この対局をきっかけに零は宗谷の重大な秘密を知ることになる。一方、島田八段は棋匠戦で初タイトルをかけ柳原棋匠と死闘を繰り広げていた… お互いのすべてを出し尽くした勝負の行方は…?「戦い続ける事」その重さを読者の方に問いかけます。様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語です。(裏表紙より) 「託された者」柳原棋匠の死闘、本当にアツかったです。えいやっと力を出すのって、年を取れば取るほど大変だから、それを出せる人っていうのは何かしら背負って生きているんだろうなと思いました。
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精一杯頑張った人間が最後に辿り着く場所 一面の緑になる それを一緒に見るんだよ 俺は覚えている 好きなヤツも 嫌いなヤツも 山程いたが 間違いねえ 今の俺はその全部のカケラでできている
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今回も、笑って、泣いて、うなる。 特に、後半の「焼野が原」は、読み応えあり。 老いてなお、闘うことの意味、 闘いつづけるということ、について 深く考えさせられた。
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第8巻。 零と宗谷名人との対局、決着。 宗谷名人、捉えどころのない、ミステリアスな人だなあ。この巻ではそんな彼の秘密も明らかになるのだけど、彼と通じ合った瞬間の零の「こんな世界があるのかと思った 静かで 明るくて 何も こわくない所にいた」って少し味わってみたかった。 この巻の...
第8巻。 零と宗谷名人との対局、決着。 宗谷名人、捉えどころのない、ミステリアスな人だなあ。この巻ではそんな彼の秘密も明らかになるのだけど、彼と通じ合った瞬間の零の「こんな世界があるのかと思った 静かで 明るくて 何も こわくない所にいた」って少し味わってみたかった。 この巻のもう一つのメインは、島田八段と柳原棋士匠の棋匠戦。66歳現役A級。自分の老いと衰え、たくさんの期待というタスキに絡みとられながら、柳原は島田八段に勝利します。これも渋くてかっこいいなあ。
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空気というか世界の描き方がすごい。宗谷名人の音のない世界。たすきを預かる老齢・朔ちゃん。白玉売り。どれもたった一冊のコミックの場面とは思えない。
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買った初日に2度再読。それくらい読まないと自分の中で消化しきれないくらい濃い内容。最後に夏祭りで零くんとひなちゃんが並んで微笑んでいるところで8巻が終了し、9巻へ続く展開なんて、うますぎますよー。
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将棋の話中心で、三姉妹との関わりがあまり出て来なかったのが残念。宗谷さんの秘密は驚いたけどナルホドって感じ。一人一人にきちんとバックグラウンドがあって、それがその人の現在をつくっている、と分かる羽海野先生の書き方が好きです。
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3月のライオンを読む前、友人から題名だけを聞いていた時の頃、本屋で平積みされていたこの巻の表紙は印象的だった。 この白い帯は何だろう、表紙に描かれたおじいさんの表情は何の表情だろうと気になって、読み終わった今ようやく解明された。 たすき! どれだけの人のたすきを受け取って来たか。確かに重みではあるけれど、それがあったからこそここまで来れた。『精一杯頑張った人間が最後に辿り着く場所が焼け野原なんかであってたまるか!』とたすきを握り込むシーンにじんとした。かっこいい。 自分もそうでありたい。今はどうしても苦しいけれど、諦めず、最後まで突き抜けていきたい。
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