すべてはモテるためである の商品レビュー
いままで先生と呼ばれるひとたちにはたくさんあってきたが、誰一人としてこの本をすすめてくれるひとはいなかった。10代に、いや20代にでも読んでいたらもっと違う人生を歩んでいたことだろう、と思う。 でも、遅くはない。これから土俵にあがるのだ。ぶつかり稽古だ、どすこーい。
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本のタイトルで、あなどってはいけない。幸せになるために必要なことを、論理的かつ合理的に分析し、しかもとても親しみやすい話し言葉で導いてくれる哲学の本だ。読み進めるほどに深く、特に5章以降は老若男女必読の価値あり。
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タイトルだけ見るとただのモテ本だが、内容盛りだくさんの本であった。前半はモテ本としての要素が強く、モテない人に対してなぜモテないのかを説明してくれる。ここまでで終われば十把一絡げのモテ本なのだが、第二章以降の踏み込み方がおもしろい。男と女の都合には必ずギャップがあるという話も、最...
タイトルだけ見るとただのモテ本だが、内容盛りだくさんの本であった。前半はモテ本としての要素が強く、モテない人に対してなぜモテないのかを説明してくれる。ここまでで終われば十把一絡げのモテ本なのだが、第二章以降の踏み込み方がおもしろい。男と女の都合には必ずギャップがあるという話も、最近の萌えアニメや萌えマンガに見られる「美少女がさえない主人公に一目惚れする」を用いて説明されると納得感がある。また、セックスに対しても、「男性的な感性は記号(サイン)に興奮し、女性的な感性は信号(シグナル)に興奮する」など、誰もが思っていることをうまく言語化してくれている。 著者は繰り返し「あなたにとってモテるとはなにか?」「どんな人にモテたいのか?」と読者に問いかける。そして、著者自身にとっての「モテる」ということを「他人の【心にあいた穴】を刺激できる」人と定義する。 さらに、今回の文庫化にあたって書き加えられた第五章では、モテすぎた結果、苦しくなってしまったと著者は書く。なぜなら相手の【心にあいた穴】を刺激できるようになった結果、相手の心情が理解できるようになり、自分の存在が相手を苦しめていることがわかるようになってしまったからだと言う。そして、さらなる自問自答を経て、人は「あなたはキモチワルくないよ」と肯定されたいのだ、つまり、誰かに愛されたいのだという結論にいきつく。 この第五章は10年前に読んでも真に理解はできなかっただろう。大人になるということは、「もうそんなに長い時間は残ってないんだからなるべく他人を幸せにしよう」と思えること。この一行なんて絶対理解できなかった。この歳で読めてよかったと思えるモテ本ってのもすごい。 AV監督が書いたモテ本、という一見キャッチーで薄っぺらな本のようだが、その実、男女関係という普遍のテーマを社会学や心理学など多角的に捉えた読み応えのある本だった。
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AV監督が書いたモテるためのバイブル。 ちょいと思考の枠をはずすべく読んでみたら、面白い。 面白おかしくトゲトゲ書いてるでなく、 割と的を射ているんだと思う。 女性とは違う生きものなのだと、これを読んで男性が生きたら、 モテまでいかずとも、周囲の女性からの目線は変わると思う。...
AV監督が書いたモテるためのバイブル。 ちょいと思考の枠をはずすべく読んでみたら、面白い。 面白おかしくトゲトゲ書いてるでなく、 割と的を射ているんだと思う。 女性とは違う生きものなのだと、これを読んで男性が生きたら、 モテまでいかずとも、周囲の女性からの目線は変わると思う。 モテたい人はもちろん、 周囲に女性が多い環境で生きる男性に薦めたい一冊。
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良かったけど、このような感じならば蝶々さんの本の方が共感できるかな。同性だからということはあるでしょうけども。。
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ランキングから皆さんのレビューを見て、女の私が見ても面白そうだなと思い購入。 二時間ほどで読了。その間、「あたしって気持ち悪い!」と叫んだこと数回。(家で良かった…) まさに、1番かんじ悪いかなり頭の悪いバカにぴったり。プライドが高く自信がなく自意識過剰。 そんな私がどうすれば感...
ランキングから皆さんのレビューを見て、女の私が見ても面白そうだなと思い購入。 二時間ほどで読了。その間、「あたしって気持ち悪い!」と叫んだこと数回。(家で良かった…) まさに、1番かんじ悪いかなり頭の悪いバカにぴったり。プライドが高く自信がなく自意識過剰。 そんな私がどうすれば感じのいいバカになれるか、ヒントもいっぱい。 ただ単に小手先だけの『モテる』ための小細工が書かれたようなモテ本とはわけが違う。 自分の人生をもっと豊かに、もっと楽しく、そのためには自己分析から自分を認め、自己改革! この本に出会えて良かった! 何度でも読み返したい本です。
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この本はただ単にモテるための指南書ではない。一方的に主張、アドバイスを広げるだけではなく、読み進めるのと同時に、自分について考えさせてくれる。そこが面白い。筆者は文中に我々に問いかける。 「なぜモテたいのか」 「どうモテたいのか」 読後、思ったのは、自分が今取り組んでいる就職活...
この本はただ単にモテるための指南書ではない。一方的に主張、アドバイスを広げるだけではなく、読み進めるのと同時に、自分について考えさせてくれる。そこが面白い。筆者は文中に我々に問いかける。 「なぜモテたいのか」 「どうモテたいのか」 読後、思ったのは、自分が今取り組んでいる就職活動のこと。 就活と恋は似ているとたびたび言われる。 思い返してみると、モテる男は就活もうまくいっている場合が多いように思う。 モテる男と内定の数はもしかして比例関係にあるのかもしれない。 この本に書いてあることを就活に置き換えてもしっくりくる。 例えば。 君がモテないのはキモチワルイからだ。 君が内定をもらえないのはキモチワルイからだ。 キモチワルイ馬鹿かキモチワルイ臆病だからだ。 たしかに・・・ 例えば。 モテるために、【君中の女】と沢山接しろ。 モテるために、【君の中の人事】と沢山接しろ。 自分だったらどういう人を落とすだろうか。 たしかにである。 この本はモテるためだけでなく、人生の至るところで使える。 でもその「人生の至るところ」もまたモテるためにあるような気がする。 しばらくは私のバイブルになりそうだ。
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TBSラジオLifeで紹介されていて購入。モテ指南本に見えて実は、実は「自分」を考える為の本。学生時代に読んどきたかった!
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コミュニケーションデザインの倫理に関する古典的名著。 問題を分割して論理的に潰していく手つき、硬くなりすぎないようにするくすぐり、実に鮮やか。 パノラマ歓喜団の芝居は見たことあります。演目は覚えてないけれど。
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AV監督が書いた本とは知らず何かランキングに入っていたのでジャケットに惹かれて購入。 「あなたがモテないのは、あなたが気持ち悪いからです。」にぐさっときました。笑 軽く読める割に哲学的なことも書いてあったり、どう実践していけばよいかも書かれているので、中々の名著かと。 愛す...
AV監督が書いた本とは知らず何かランキングに入っていたのでジャケットに惹かれて購入。 「あなたがモテないのは、あなたが気持ち悪いからです。」にぐさっときました。笑 軽く読める割に哲学的なことも書いてあったり、どう実践していけばよいかも書かれているので、中々の名著かと。 愛すること、愛されること。 恋すること。恋されること。 セックスすること。 これらがはっきりとオブラートに包むことなく書かれています。 何度も読み返しました。
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