年収150万円で僕らは自由に生きていく の商品レビュー
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自分の職能の収益性を高め、必要な分だけ働き、余剰の時間を生み出す。 できた余剰時間で、プロボノやNPOなどのセーフティーネットを作る。 つながりがあればお金はスキップできる。(お金は人とのつながりを持ちたくない人のための免罪符?) お金や自分のスキルのためでなく、問題解決のために働く。収入が半分になってもいい、一生やり続けられるようなことを。 社会保障は国や税金だけでなく、直接的な社会参加でも可能。ボランティアなど。遊びとして捉える。 ITリテラシーを高めると、お金がなくてもいろんなことができる。シェアハウスやメルカリなど。 若い世代は「共感できるストーリー」「共有」にお金を払う。 「経済成長を前提としない、人と繋がって生きる豊かさ」
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【何のために働くんだっけ?】 働くモチベーションを「お金のために働く」から「問題を解決するために働く」に切り替えよう、と説く本だ。 仕事をする際にm、What(なに)が先行してしまい、「Why(なぜ)」を見失ってしまっているのは典型的なダメパターンだと思うが、Whyを考えられて...
【何のために働くんだっけ?】 働くモチベーションを「お金のために働く」から「問題を解決するために働く」に切り替えよう、と説く本だ。 仕事をする際にm、What(なに)が先行してしまい、「Why(なぜ)」を見失ってしまっているのは典型的なダメパターンだと思うが、Whyを考えられているだろうか。 企業の社会的責任(CSR)は何?自分は何のために働いている?どんな課題を解決したいから仕事をしている? 人生100年時代においては、上記にクリアに答えられるほうが、気持ちよく働けるのだろう。
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最初は貧乏生活マニュアル本みたいなものかとちょっと思ったが、本書はまったくそういう本ではない。働くとはいったい何か、何のために働き、なぜ働くのか、ということについて、むしろ社会と個人とがどう関わることができ、今の日本ではどうあるべきかについて、極めて重要な提言をした本だと思う。 ...
最初は貧乏生活マニュアル本みたいなものかとちょっと思ったが、本書はまったくそういう本ではない。働くとはいったい何か、何のために働き、なぜ働くのか、ということについて、むしろ社会と個人とがどう関わることができ、今の日本ではどうあるべきかについて、極めて重要な提言をした本だと思う。 日本の政党政治のありさまは、醜悪を通り越してもはや国民の多くを無感覚にさせているのではないかとすら思うが、「選んだのは国民」という、例のジレンマになにか解決策はないのか、どこかで気持ちにはひっかかっており、いずれは国外脱出かとも考えていたが、本書でこういう考え方もあるということに気づかされる。 「経済成長は、自分たちが金銭的に豊かになるためにではなく、弱者が救済されるために必要なもの」という考え方は、それだけ読めば鼻につきかねないメッセージであるが、いつ自らが弱者になりうるかも(事故や病気で)という点で発想の転換があり、非常に説得力があると思う。また「税金を払ってあとは政治家になんとかしてもらう」という社会との関わり方でよいのか、というメッセージには、はっとさせられ、大いに反省した。 ずっとサラリーマンをやってきて、「柵の中の羊」であり続けてきた自分にとって、最近はそれでもかなりNPOやボランティアを身近に感じるようにはなってきたものの、わざわざ自分の(仕事以外の)余暇時間を使って積極的に関わるまでにはいかなかった。高度成長期に育ち、教育を受け、最後の方とはいえまだその中で社会人になった。どうしても、生活のためには金が必要、そのために働かなければ、という考えに自分が囚われて、そこから離れられないのもわかっており、そのことがどこか気持ちにひっかかるようにもなってきていた。 本書では、NPOやボランティアなどで社会と関わる最近の人やその活動が多く紹介され、わからなかった自分にとっての答えのようなものが少しでも実際に自分にも手が届くのではないか、と思わせてくれる。シニアボランティアの話は、残りの人生が見えて来た自分にとっては大変心強くありがたい情報だ。 いずれにしろ、何のために働くのか、どんな仕事をすべきなのか、そして一番大事なことは、なぜ働くのか。誰もが考えるべき、とても大事なテーマについて大きなアドバイスとなる考え方。啓発される。良書です。まちがいなくお薦め。
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今の世代の考え方を知ることが出来ました。 世代代表ではないと思いますが、時代はだんだんこういう思考になってきているような気がします。 また、若者だけでなく、年収を上げることがなかなか厳しいわたしの世代でも考えさせられる一冊でした。
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お金を稼ぐためだけに仕事をすることに違和感を感じ、手に取った本。 今後、孤独はお金持ちの贅沢になるという言葉にはっとする。貧乏人は村のようにみんなで生きて行くと。
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<メモ> ・金よりつながり カウチサーフィン、エアビーアンドビー、ルームステイ →無料もしくは有償で泊まる、民泊 人とつながるのがいやならお金を払え、貧乏人は自分をオープン化して人を助けてつながれ。お金が必要なのはつながりや創造性が乏しい証拠。 ・クラウドファンディングサイト、レディーフォー ・会社に飼い殺しにされる前に、柵の外へ ブログやSNSで自分を発信 ・いい会社、とは 世の中のどういう問題を解決するために、自分たちは日々働いているのか?という問いに対する納得できる答えが社内で共有されている会社 ・プロボノ(スキルボランティア)ロゴ、ビラ、ウェブサイトの制作、字幕翻訳など コラボル ・いつの間に公共は外部委託(選挙、税金)されるものになってしまったのか ・シェアハウスでイベント開催し、入場料収入を家賃に充てる ・スカイプ英会話、私塾(IT勉強会)、TED、まなびー ・不用品販売、クレイグスリスト、ジモティー ・真面目な出会い系、フリッグ、コーヒーミーティング <参考文献> 『ぼくはお金を使わずに生きることにした』(既読) 『ワークシフト』(既読) 『小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ』平川克美(既読?)
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86世代の著者による「脱お金」のススメ。お金と自由、どちらを選ぶのか。人とつながることでお金がそんなになくても幸せに生きていける。と、著者は言う。なるほど。人とのつながりが多い人のほうが幸福感が強く、長生きもすると聞いたことあるけれど、節約効果もあるのか。
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名刺的なやつ。 ブログ読んでたらわかること。 でも、この題名が書店や新聞に並ぶのはひとつのディープインパクトだったはず。 というか、私もそれで購入したし。
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まだ丸いころのイケハヤ。 今ほど過激な文章じゃないけど、具体性があって読みやすい。 ボランティアについての話が面白かった。
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【知識や経験を公開して人とつながる】 ツイッターやブログを通して、講演依頼がくる。 ブログでの宣伝を見越して、本や食品が送られてくる。 【家賃5万以下ドットコム】 高額バイトの求人も載せてる 「部屋と仕事があれば、あとは何とかなります!」がキャッチコピー 【日本を離れる人たち...
【知識や経験を公開して人とつながる】 ツイッターやブログを通して、講演依頼がくる。 ブログでの宣伝を見越して、本や食品が送られてくる。 【家賃5万以下ドットコム】 高額バイトの求人も載せてる 「部屋と仕事があれば、あとは何とかなります!」がキャッチコピー 【日本を離れる人たちの「投げ売り」をチェック】 クレイグリストの東京版の「sayonara sale」 リブリス、ジモティー 若い世代に何かを売りたいなら、話題性、面白さ、共感できるストーリーなど、「共有」という要素を意識しよう。
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