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大奥(第九巻) の商品レビュー

4.3

70件のお客様レビュー

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2012/12/09

男女逆転、それによって発生してくる矛盾。それをうまく処理してるなぁ。これから段々、ごっちゃ混ぜになるんじゃなかろうか。次巻期待大!

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2012/12/08

どろどろの人間関係ばかりじゃなく、赤面疱瘡に対抗すべく建設的な展開になっていく所が好みな巻です♪ 平賀源内のキャラに話が ひっぱられてる感あり。

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2012/12/08

大本の病気に対する収束が進んでいる。源内さんより前はifの歴史物っていうイメージが強かったけど、源内さん以後はifを終わらす、折り合いつける感じ。 if系のお話は接続点が鮮やかだとぐぐっとくるので、今後の展開がすごく楽しみ

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2012/12/08

物語も佳境に。ほんとによく作り込まれています。感染症や漢方薬の説明も「納得」で、すごい勉強ぶりに感動です。ただ、物語が作り込まれすぎているのか、初期のぶわっと感情がほとばしってくるような感動は、、、

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2012/12/08

田沼意次って、賄賂を受け取っていた悪役のイメージだったんだけど、できる人じゃーん。現実派で頼りになる上司。平賀源内は、もっともっと自由奔放にやってくれーー

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2012/12/08

田沼が老中になり、大奥に混血の蘭方医青沼がはいったり、吉宗の孫が次代将軍の座を狙って策を巡らせたり。今回も1冊に盛り沢山の展開で飽きない。 田沼はこの話では先進的な考えの美女で、見ていて気持ちいい。 女平賀源内が今回一番出張ってたかもしれません。男にしか見えない女(´∀`)庶民に...

田沼が老中になり、大奥に混血の蘭方医青沼がはいったり、吉宗の孫が次代将軍の座を狙って策を巡らせたり。今回も1冊に盛り沢山の展開で飽きない。 田沼はこの話では先進的な考えの美女で、見ていて気持ちいい。 女平賀源内が今回一番出張ってたかもしれません。男にしか見えない女(´∀`)庶民に大人気の作家(春画込)で学者… 前はホモっぽいシーンが出てきてたけど今度はレズっぽいシーンも出てきてます。青沼が一番普通かもしれない。自由! 松平の話も入れると後4,5巻くらい続くかな? 終わった後一気読みして時代の流れを追うのが楽しみ(´∀`)

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2012/12/08

意次と源内のキャラクターが好きです。特に源内が定信をやりこめる所はスカッとしました。 でもちょっと陰が忍んできてるみたいで、どきどきします(^-^;

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2012/12/08

映像化ではとかく「イケメンわらわら」にこだわられてしまうけど、この原作の魅力は、将軍とその周囲の女たちの熱いぶつかり合いも丁寧に描いていること。吉宗の3人の孫たちとキレものの田沼、そしてとてつもなくエキセントリックな源内の丁々発止(と言っていいかな?)のやりとりは、重い物語展開の...

映像化ではとかく「イケメンわらわら」にこだわられてしまうけど、この原作の魅力は、将軍とその周囲の女たちの熱いぶつかり合いも丁寧に描いていること。吉宗の3人の孫たちとキレものの田沼、そしてとてつもなくエキセントリックな源内の丁々発止(と言っていいかな?)のやりとりは、重い物語展開の中にあっても楽しい。赤面疱瘡の謎も次第に見えてきて、また大きな歴史のうねりが見られるようである。この「男女逆転社会」の行く末やいかに。

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2012/12/07

田沼意次さんが魅力的人物として描かれてるのは 日本史ファンとして 嬉しいかも。 ■ ■ ■ ■ ■  今巻、政治的お話が多くって面白かった。 ■ ■ ■ ■ ■  ネタバレにもなりそうで このお話のレビューは難しいなぁ。

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2012/12/06

自由奔放なのに史実に根付いたキャラ造形に、毎巻ぞくりとさせられる。ifの狭間で、それは常識?何か忘れてないか?とするりと突きつけてくる展開は、俯瞰しながらも、正に「横にある歴史」のよう。 蘭学と誠実を兼ね持つ青沼の元に、集い始めた時代の意思。 家治&五十宮の、分け隔てなく人と接し...

自由奔放なのに史実に根付いたキャラ造形に、毎巻ぞくりとさせられる。ifの狭間で、それは常識?何か忘れてないか?とするりと突きつけてくる展開は、俯瞰しながらも、正に「横にある歴史」のよう。 蘭学と誠実を兼ね持つ青沼の元に、集い始めた時代の意思。 家治&五十宮の、分け隔てなく人と接し己を適切な歯車に位置付ける様は、理想の夫婦のように見え、実際一種の理想かもしれなかったのに、それでも足りない。欠けた部分をパズルの凹凸のようにして、繋がっていく。 平賀源内の影の無さ、悪意への無頓着は、逆に不穏な影を落とす。交錯する悪意もまた、意思と横並び。

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