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大奥(第九巻) の商品レビュー

4.3

70件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

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2012/12/12

なんだかだんだんと、虚構っぽくなくなってきている感じがする。 なんだろう、この不思議な感じは…。 とりあえず、面白いのは確かだ。

Posted byブクログ

2012/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

男女逆転大奥という設定の原因である赤面疱瘡の解決を匂わせる幕引きでわくわくする。 どう話を終わらせるのか色々想像しているのだが、先生のことだから読者を驚かす展開を用意していそうで期待が高まる。

Posted byブクログ

2012/12/12

松平定信の伏線がなにげによいです。こういうちょっとしたのが後で効いてくるんだよなぁ上手いなあ。 吾作改め蘭方医青沼も、平賀源内も面白い。 「赤面疱瘡」の謎も徐々に明らかになって、やはり、江戸時代が終わるとともに解決するんだろうな。

Posted byブクログ

2012/12/10

昨日何食べたと連続で読んで、全く別世界なのがすごい。同じよしなが作品だってことを、少し忘れてしまう。

Posted byブクログ

2012/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2012 12/9読了。WonderGooで購入。 時代はついに田沼意次が幕府の中枢に位置し、平賀源内が活躍する世に。 その中で作中の鍵でもある「赤面疱瘡」についての謎を解くべく、蘭方医学に関する青沼たちの試みが広がっていく。 ・・・あー、平賀源内に・・・どんどんフラグが・・・ あとこの作中の像だと田沼意次めっちゃいい人だよなあ。 白河<田沼が恋しい、につながっていく展開が気になる。次巻にも期待。

Posted byブクログ

2012/12/10

五十宮、大奥では珍しく良い人だったのに。 赤面疱瘡は、いよいよ克服できるのか、続きが楽しみ。 どの将軍の時代に、元男女比に戻るかも楽しみです。

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2012/12/09

安定して面白い。しかし、うっかりしていると、人間関係が分からなくなってくる。最新刊を読む前に、前の巻をもう一度読みたくなる、そんな漫画。

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2012/12/10

8巻と9巻の間が短くて、「もう出てる!」て思いました。復習の必要がなくてよい。平賀源内いいなー(笑)天才で男装で百合! 紅毛ハーフ蘭学医による「JIN」みたいな展開である。この時代って、まだ鎖国やってんだけど、吉宗の洋書解禁とかもあって、一部だけど西洋の知識を取り入れ始めて、医...

8巻と9巻の間が短くて、「もう出てる!」て思いました。復習の必要がなくてよい。平賀源内いいなー(笑)天才で男装で百合! 紅毛ハーフ蘭学医による「JIN」みたいな展開である。この時代って、まだ鎖国やってんだけど、吉宗の洋書解禁とかもあって、一部だけど西洋の知識を取り入れ始めて、医学とか天文学とかが新しい局面を迎え始め、学問への情熱、みたいな活気があるというか、そういう空気が出てるよね。 水野忠邦の改革とか、経済的な面でも新風が吹いて。 それにしても、完全に江戸時代版「愛すべき娘たち」である…。 家重・宗武姉妹のみならず、その娘たち(吉宗の孫たち)までも、祖母の、母の呪縛に囚われている。お、恐ろしい…。 男女の性差は社会的に作られる部分が大きいことを描いているのも、よしながさんらしい。五十宮の空虚とそれに気付かない家治の構図は、将軍からの寵愛が価値の尺度になってしまっている男側と、仕事や政治に重きを置くようになった女側を表し、見事に従来の男女観を逆転させている。

Posted byブクログ

2012/12/09

徐々に回収し始めましたね、よしなが先生。 個人的には大政奉還で帝に政治を返す=男の世に戻すというのが収まりいいと思っているのですが、まだまだひねるんだろうな、と思うと楽しみです。

Posted byブクログ

2012/12/09

男女逆転、という、キワモノ的発端から始まった「大奥」シリーズ。 歴史的事実を踏まえたこれまでの物語の大胆さ&細密さに唸らされ続けてきたけど、幕末に向かってそろそろ病気の終息を図り始めているのが前巻くらいから見えてきて、うん、そうだろうね、と。 社会の成り立ちそのものの価値観が徐...

男女逆転、という、キワモノ的発端から始まった「大奥」シリーズ。 歴史的事実を踏まえたこれまでの物語の大胆さ&細密さに唸らされ続けてきたけど、幕末に向かってそろそろ病気の終息を図り始めているのが前巻くらいから見えてきて、うん、そうだろうね、と。 社会の成り立ちそのものの価値観が徐々に変わってきて、それが当たり前のことになるまでの、江戸初期の人たちの心の動きがとても面白かった。 将軍は家重から家治に移り、同時に田沼意次が台頭。 吉宗の娘たち、孫たちによる権力争いやそれぞれの思惑が生臭く、興味深い。 中でも、後の松平定信となる吉宗の次女の娘の吉宗への傾倒ぶりが狂信的で危ういところに今後の展開の鍵があるのは間違いない。、吉宗と同じ黒い掻取(かいどり)が哀れにも思え、そういえば、高校の時の日本史の先生が、寛政の改革は吉宗を敬うあまり、時代の流れを無視していた、古臭いものだった、と言っていたことが思い出されたり、前巻で、その吉宗が町人や銭を利用できない我が身の頭の固さを自覚していたコマが浮かんだり。 平賀源内がどう見ても男にしかみえない女である、というのは彼女の笑顔が愛らしいだけに、う~~ん、頭の中で人間関係がすっきりと納得できない・・・。 女が多い時代なのだから、女同士の同性愛も当然といえば当然なのだろうけど、そこに源内を絡ませるのも、なんでだろ、しっくりこないのは、上にも書いたように男にしかみえない不自然さのためかなぁ。 意次のあれこれのやり口(*^_^*)は痛快で、まさに、江戸の町の成熟具合を踏まえた政策に思える。 今後の失脚がどう描かれるのか、また、赤面疱瘡は種痘によって徐々に減っていくのか。 また、価値観が変わっていく様が見れるのが楽しみなような、そこに起こる軋みがコワイような、です。

Posted byブクログ