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ペンギン・ハイウェイ の商品レビュー

3.9

946件のお客様レビュー

  1. 5つ

    259

  2. 4つ

    312

  3. 3つ

    209

  4. 2つ

    52

  5. 1つ

    14

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2025/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

森見登美彦さんの小説は文章が難しく、なかなか頭に入ってこなくて読むのが遅くなってしまうのですが、 いつも終わり方が綺麗なので、読後はそんなに悪い印象を抱かないんですよね。 今回印象に残ったのは、避難勧告が出た後にみんなで学校を抜け出すシーンです。こういう逃走劇は大好きです(o^^o) その後アオヤマくんが捕まった時に、スズキくんが逃がしてくれたシーンもいいなぁと思います。 スズキくん、大人たちに色々話してしまったのが後ろめたかったんでしょうね…。 騒動の後、ハマモトさんも含めてみんな仲良く過ごせていることを願います。

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2024/12/28

久しぶりの森見登美彦。自分の中で伊坂幸太郎とともにハズレの無いワイルドカード。そして、やっばり面白くて読みやすい。 大人になるまでの日数をカウントダウンし、毎日成長していくと決めている利発な少年アオヤマ君と歯科医助手として働くお姉さん。そんな2人を中心にペンギンの大量発生やら海...

久しぶりの森見登美彦。自分の中で伊坂幸太郎とともにハズレの無いワイルドカード。そして、やっばり面白くて読みやすい。 大人になるまでの日数をカウントダウンし、毎日成長していくと決めている利発な少年アオヤマ君と歯科医助手として働くお姉さん。そんな2人を中心にペンギンの大量発生やら海(と呼ばれるもの)の出現やらとSFチックな現象事象が大発生。利発な少年アオヤマ君は友人達とその現象の解明に挑むのだが。。。。 という感じのストーリー。 SFは基本的に難しくて、読むのが遅くなるが本作は程よいPOP感と主人公のおっぱい好きという設定のおかげで詰まる事なく読め進められた。 ひと昔の映画の感想で知り合いの女性が「おっぱいって言葉がですぎてなんか嫌」って言っていたが、 まあ、ノイズに感じる人もいるだろうねー。 自分も確かにこの要素のせいで、すこーし人に勧めづらいのかなあーと思ったりもしたが、読了した後に考えるとやっぱり、必要なのかもしれないと思い始めている。だって、その要素だけでだいぶ読みやすくなってる気がする。アオヤマくんが言ってた、 「嫌な事があった時は、おっぱいの事を考える様にしている」というセリフは名言だし真理である。 藤子不二雄の箱庭SF感を凄く感じる本作は、ペンギンの愛らしさも含め、アニメも是非見たくなってきた。また、少年の成長を感じるジュブナイル的な感覚もたまらない。 森見登美彦作品はやっぱり、大好きだー!

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2024/12/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まちがいない事実、いや真理として男の子は小・中学生までに冒険と研究、そしておっぱいに胸を馳せる。例外はない。 本書は、小学生の男の子が上記3つに胸を馳せながら、まちでおこる不可思議な現象のなぞを解き明かしていくSF青春物語。 海辺のカフェで仲良くなったお姉さんは、コーラをペンギンに変えることができ、そして胸が大きかった。これだけで掴みは完璧。心が躍る。 主人公とその友だちは、山奥で浮遊するゼリー状の何かをみつけ、ペンギンやその秘密を共有しつつ、なぞの解明に挑む。 なぞの浮遊物の実態、まちに出没するペンギン、そしてお姉さんの体調不良の波。これらが1つ繋がる時、事態は思わぬ方向に進み、最後は「あぁ、青春ってこうだよな」とせつない気持ちが溢れます。 これだから男の子に生まれてよかった。少年時代の青い思い出をSFとして昇華してくれた著者の森見登美彦さんには、感謝しかありません。最高の1冊でした。

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2024/11/21

ファンタジーでした! 様々な研究は自分が小学生だった時のことを思い出した。スズキくんやハマモトさんもクラスに絶対いるキャラだった。 懐かしい感じもしつつ、海やペンギンなどの不思議な世界も味わえて素敵な作品。

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2024/11/04

子ども目線で書かれた小説。子どもの頃の頭のなかって、こんな感じだったかも。秘密の基地をつくったりして。題名だけで予備知識なく読んでみたら、これは子ども目線のSFファンタジー。

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2024/10/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読むのに物凄い時間がかかった。なんでだろう笑 アオヤマ君、一見私より絶対賢いしなんで頭の良い子なんだろう!と思ったけど、所々見られる子供っぽさが可愛かった。ハマモトさんと同じくスズキ君うざいと私は思ってしまったけど、アオヤマ君はやっぱり怒らなくてさすがだと思った。 SF系?はあまり読まないから、最後の方の不思議な現象はまず想像するのにいっぱいいっぱいだった。 想像力が乏しいからか、結局お姉さんはなんだったのかとか海はなんだったのかとかそんなことばかり考えてしまう‥あとでたくさん考察を見てみよう。 探究心って大切なんだなぁと思った。あとは、学べば学ぶほど人生がより豊かになりそうだと改めて思った。

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2024/09/28

#53奈良県立図書情報館ビブリオバトル「贈りたい本」で紹介された本です。 サンジョルディの日にちなんで2部制の内の2部。 1部は通常のビブリオバトル、2部は奈良県内の書店員さんによるエキシビジョンマッチでした。 2015.4.18 https://m.facebook.com/s...

#53奈良県立図書情報館ビブリオバトル「贈りたい本」で紹介された本です。 サンジョルディの日にちなんで2部制の内の2部。 1部は通常のビブリオバトル、2部は奈良県内の書店員さんによるエキシビジョンマッチでした。 2015.4.18 https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1055944754419965&id=100064420642477

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2024/09/22

主人公は小学生。常にメモする習慣を持ち自分の能力に自信がある。こんなキャラクターを「世間知らずな子供」と安易にカテゴライズしない所が面白い。 不思議なお姉さんとの交流と世界の変化。 「熱帯」を彷彿とされる1冊

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2024/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子供のある種純粋な部分がいくつか印象に残った。 過程は自分に合わなかったが、風呂敷を畳む部分はおもしろかった。 意外としっとり終わったのが意外でよかった。 小説は面白くなるまで読む根気が必要だなと感じた。

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2024/09/07

森見さんらしい主人公の性格がかわいらしい。お姉さんと主人公に焦点が強め。(他の人は存在感薄い笑) ほのぼのする表現だが哲学的なこともありつつ

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