なんらかの事情 の商品レビュー

岸本佐知子【著】

2013/08/08

どれもこれも、みんなが一度は思ったことあるような話なのに、なんでこんなにおもしろい？？？
【瓶記】のみなさんはうちにもいます。しかも登場人物全員...

あまりにツボなので、同年代かと思いきや…いや、むしろ少女のよう

2013/07/11

何だろうね、これ
共感できるとこもいっぱい、意味不明なのもある
大した話でも無いけど途中でやめる気にならない良い感じでした
高橋ヒデミネだっけかな、同じ感じで好きな本

2013/06/26

すごくいい。
この人の現実と妄想と不思議な世界が混ざったエッセイ。
前の2作は文庫で買ったけど、今回はそれを待てずにハードカバーで購入。
でもこの選択は間違ってないわー。

寝る前に少しずつ少しずつ読めて幸せでした。
大笑いしてから寝る時も。
「瓶記」と「みんなの名前」が特にお気に入り。

2016/03/19

待ってました！！

岸本さんのエッセイの発売を知り、本屋さんに走ったのですが、売り切れなのか入荷していないのか検索しても発見できず、図書館に予約したのが数ヶ月前。
すでに長蛇の列（想像上の）だったので、だいぶ待ちました…。

相変わらずの面白エッセイ多数。
特に前半のエッセイが、「グフグフ」と不気味に笑ってしまうものばかりでした。
その中でも「Ｄ熱」。
ここに出てくる「Ｄ」というお菓子、私も大好きなので気持ちがよくわかりました。
私も「塩辛いものが食べたい」と思うときに浮かぶのが、キムチか、あのお菓子なんだよなぁ。
利発な少女と推理好きのご隠居、というコンビも、本当にそういうコンビの小説ありそうで、またグフグフと笑いがこみあげてきてしまうのでした。

2013/05/19

何かで紹介されてて読もうと思ってた本。面白かった。エッセイ集。だけど、不思議な話も多く、フィクション感満載。物がしゃべる話やドンタコスを隠したのがばれる話、走馬灯を準備するべく楽しかったことを思い浮かべようとする話、高校の時のあだ名とかは笑えた。著者紹介を見たら、なんとずいぶん前に読んだ『中二階』を翻訳した人でびっくり。本職は翻訳家だそうだ。あの不思議な感じは共通してると思う。この人のエッセイ、また読んでみよう。

2013/05/19

岸本佐知子さんの妄想炸裂エッセイ第３弾。
重箱の隅を突くような疑問から発展して妄想へと変わっていくさまは毎度ながら唸ってしまう。そして、最後は笑いへと誘う。
「ハッピー・ニュー・イヤー」、「読書体験」、「雨季」あたりは著者自身が手がける作品のようにシュールで心が躍った。
毎月のように翻訳を文芸誌に発表している裏側には、アロマが一役買っていたのかもしれない。

2013/04/29

岸本佐知子エッセイ第三弾。個人的には2冊目の『ねにもつタイプ』が一番面白かったけど、これもなかなか。
五十音の話（「やぼう」）、糸通しのはなし（「マシンの身だしなみ」）、ごわす化（「素敵なアロマ生活」）など、面白くて、つい子どもに音読してやってしまいました。
こういう言語感覚の持ち主だからこそ、独特の感性に引っかかる作家を見つけて、翻訳することができるのだろう。
岸本エッセイは学校図書館に必ず置くべきだと思う。
言葉というものの面白さがストレートに伝わってくる。

2013/04/26

とてもとても好き、な世界
世界はときどき可笑しい

すばらしい思考回路の持ち主
その回線をわたしにも繋いでほしい

たくさん笑う
少し寂しいような、切ない気持ちになる

2013/04/24

さりげない日常のことを
こんなふうにすぐそばの友達に
こんなに豊かに話せる

そんな　友達が
いたら　人生二倍にも三倍にも
楽しめるだろうね

こんな素敵なエッセイストがいることを
知らなかった！
そして今知った喜び！

2013/04/21

岸本佐知子、降臨。

岸本佐知子のエッセイが男子ウケもするのか気になる。全方向的におもしろいと思っているんだけど。ドンドン！（机をたたく）