世界でいちばん長い写真 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
【読間】全体の4/9時点。 “グレート・マミヤ”の登場あたりから、ようやく物語が加速してきた感じ。 爽やかでいて透明感も疾走感もある 白い誉田 が大好物なもんで、「よし、きた、ここからどんどん面白くなりそうだ」と、期待値も急上昇。 はやく、続きも読まねば。 【読了】 特上の青春小説。 キラキラと輝く日常が、青春時代を通過して久しい自分には、なんだか眩しくて、でも、嬉しくて。 自分もあの、“セカチョー実行委員会”の輪に入ってみたかったな、と。 かなり素敵な卒業記念イベントだな、と。 これ面白いよ。絶対読んで損はしないよ。 ぜひ読んでみて! ………と、久しぶりに、誰かに薦めたくなる1冊に出会えた。白い誉田、最高! ★5つ、10ポイント。 2018.01.22.新。 ※“あっちゃん”のキャラ、好きだなぁ。 宮本さんと、どうぞお幸せに♪ ※ひまわり畑での写真が出来上がった時の描写に、目頭が熱く…。以前、ダイヤモンド富士を見に行って、「感動した」とか「綺麗だな」、とかの感想も沸いてこないうちから、何故だか自然と涙が頬を伝っていて「あれ?なんだコレ?」 と戸惑った時のことを思い出した。 ※世界一長い写真、見てみたいな。 これ…実写で映画とか作ったら、わりと素敵な作品になりそう。 文庫巻末解説文の執筆者、映画「武士道シックスティーン」の監督なのだとか……、古厩さん、いかがでしょうか? ※好きな作家は何人もいるが、誉田哲也の白系作品は、裏表紙のあらすじを読まないでも、安心して純粋な「作者買い」ができる。 (あ…“黒い誉田”の方は、まあ、姫川シリーズ以外はちょっと身構えてしまうけど)
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夏の暑い日になにか爽やかなものをと選んだ作品がコレ。THE青春って感じでとても爽やかさを感じることができた。 カメラとの出会いを通して、少しずつ宏伸の心の成長が垣間見れる様がいいね。最後のあっちゃんの言葉もとても意味深。 それにしても作者の誉田さん、残酷卑猥なミステリー作品から、...
夏の暑い日になにか爽やかなものをと選んだ作品がコレ。THE青春って感じでとても爽やかさを感じることができた。 カメラとの出会いを通して、少しずつ宏伸の心の成長が垣間見れる様がいいね。最後のあっちゃんの言葉もとても意味深。 それにしても作者の誉田さん、残酷卑猥なミステリー作品から、眩しいくらいの青春爽快作品に至るまでの幅広いジャンルを手がけていて、その知識と感性に大いなる才能を感じずにはいられない。
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世界でいちばん長い写真が撮れるカメラに関わった少年の何かを成し遂げるという自発的な行動がもたらす成長を描いた青春小説。脇役の美人なあっちゃんと爺ちゃん、美少女安藤さんと写真部部長三好がうまく主人公の宏伸を引き立てている。
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■残しておきたい風景。忘れたくない思い出。見つけられるだろうか、僕に。 人気者だった親友の洋輔が転校してから、宏伸の毎日は冴えない感じだ。特にやりたいこともなく、クラブ活動の写真部でも、部長からしかられてばかり。そんなある日、祖父の古道具屋で、大砲みたいにごつい不思議なカメラに...
■残しておきたい風景。忘れたくない思い出。見つけられるだろうか、僕に。 人気者だった親友の洋輔が転校してから、宏伸の毎日は冴えない感じだ。特にやりたいこともなく、クラブ活動の写真部でも、部長からしかられてばかり。そんなある日、祖父の古道具屋で、大砲みたいにごつい不思議なカメラに出合う。世界一長い写真が撮れるカメラって!? その日から、宏伸の日常がきらめき始める。ワクワクして胸にジンとくる、青春小説の新たな傑作!
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読了。 武士道シリーズのような感じを期待していたけど、かなり軽い。中高生向けかな? 自分の未来に悩む若人が読んだら、少し元気になれるのではないかと思った一冊。 クライマックスでは感動したけどちょっと物足りなかったなー。
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『何かをやろうと迷ったら、考えてみりゃいいんだよ。誰を喜ばしたいのか。その、喜ばしたい人の顔が浮かべば、それが正解だよ。』のセリフにしびれた☺
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親友が転校して元気なくしている中学三年生男子が 卒業に向けての企画を頑張る!お話。 終始、中三男子目線でかわいい~。 長ーい写真って、楽しいね、いい企画だ。 焼くまでどんな出来上がりが分からないってところがまたいい。 誉田さんの青春小説はいいなぁ。
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誉田さんこういう作風もあるんだ!と思い手にしてみた一冊。中高生向け、なのかな? パノラマ撮影ができる特殊カメラと出会う主人公。カメラの持ち主のギネス保持者とともに記録の更新、そして学校の卒業記念として、みんなの協力を得てパノラマ撮影を成功させようというストーリー。男勝りな従姉妹が...
誉田さんこういう作風もあるんだ!と思い手にしてみた一冊。中高生向け、なのかな? パノラマ撮影ができる特殊カメラと出会う主人公。カメラの持ち主のギネス保持者とともに記録の更新、そして学校の卒業記念として、みんなの協力を得てパノラマ撮影を成功させようというストーリー。男勝りな従姉妹がいたり、気の強い同級生の女の子がいたり、憧れの存在的な女の子がいたり、と、キャラクターも様々、でもちょっと物足りなかったなー。
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一気に読んでしまった。 まぁ、ライトノベルのような内容。 文化祭のノリ、みたいな。 前半はちょっとワクワクする展開で、中盤にちょっとダレて、ラストはまあこんなものかな、という感じ。 気軽に読めるけど、後に何も残らないかな、という気がする。
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何をするか迷ったら、誰を喜ばせたいか考える。 内気な中学生が、写真を通して出来なかったことができるようになる、 中学生時代の青春を描いたというと単純すぎる気もする、とてもほっこりさせてもらえた小説でした。 誉田哲也さんの、独特の表現方法がすごくしっくりきて、 それでいて時々プッと...
何をするか迷ったら、誰を喜ばせたいか考える。 内気な中学生が、写真を通して出来なかったことができるようになる、 中学生時代の青春を描いたというと単純すぎる気もする、とてもほっこりさせてもらえた小説でした。 誉田哲也さんの、独特の表現方法がすごくしっくりきて、 それでいて時々プッと笑える。 とってもステキな小説です!
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