七つの会議 の商品レビュー
池井戸潤さんの傑作品の一つ! 大手メーカーの不正を暴く物語であり、登場人物の生い立ちと背景が描かれていて、人間味のあるストーリーでした。最終章になるまで、誰が主人公なのかわからないのがとても面白かったです! 池井戸潤さんの本はストーリー展開が面白く、何時間でも読んでいたいです!
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働くことは、傍を楽にすること。苦しませてはいけません。カンパニー 会社 共にパンを食べる。語源 共にcom パンpanyを食べる。
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池井戸潤の7つの会議を読みました。 オムニバス形式で書かれていますが、1番の主人公は、過去はモーレツ社員で事件をきっかけに出世舞台からおりた八角です。 読んでいるとサラリーマンの悲哀が感じられます。 ノルマ達成のために、不正に手を出してしまうのは辛いですよね。 そして自己保身から...
池井戸潤の7つの会議を読みました。 オムニバス形式で書かれていますが、1番の主人公は、過去はモーレツ社員で事件をきっかけに出世舞台からおりた八角です。 読んでいるとサラリーマンの悲哀が感じられます。 ノルマ達成のために、不正に手を出してしまうのは辛いですよね。 そして自己保身からの告発。また隠蔽、そしてまた告発。 私の場合、自営は大変ですが、上から何が言われるわけでもなく、追い詰められることもないので、1人で仕事してるのは気が楽です。 少なくとも自分の夢を追い続けてきたし、仕事にやりがいもあるので、幸せな人生と言える方だと思いました。
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会議が全て7つのストーリーに 繋がって終わる ソニックの子会社である東京建電 ノルマの達成すべく熾烈な競争 それは昇格にも影響する 親会社からの縛りにさらに 下請け業者をコストを抑えるように 締め付ける 何処かの自動車会社にそっくりな ストーリー 利益を上げるために強度の満た...
会議が全て7つのストーリーに 繋がって終わる ソニックの子会社である東京建電 ノルマの達成すべく熾烈な競争 それは昇格にも影響する 親会社からの縛りにさらに 下請け業者をコストを抑えるように 締め付ける 何処かの自動車会社にそっくりな ストーリー 利益を上げるために強度の満たない ネジを作って納入する それもトップの指示で 多くの画策はいずれも出世のため 人間は自分の利益のためには 人を裏切る事も厭わない 仕方ない悲しい存在 ホントに哀しい
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池井戸潤らしい、会社のドロドロな社内政治を書いた一冊。今回は東京建電というメーカーで各部署や上層部が関わった大きな不正が舞台となった。これは本当に面白かったので、オススメする一冊です。
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お金の為でなく人の役に立つ為に仕事をする。万物の真理だと思います。東京建電の面々はその道を外れ迷走します。そこにはただの虚しさしか残りません。下町ロケットのようにスカッとした展開にならず。本筋ではない方のネジ六とコトブキ退社の短編が良かった。大好き度❤️
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たくさんの登場人物がいて、色んな角度から物語が進むからごちゃごちゃするけど面白い。 営業って大変なんだな、、、 どんな仕事も大変だけども。 「仕事っちゅうのは金儲けじゃない。人の助けになることじゃ」って登場人物の誰かが言ってた。それって当たり前のようですごく難しい。
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各章でそれぞれの所属部署や立場、役職毎のストーリーとなっており、一つ一つが短編集の様に面白い。それらが全て繋がりをもって一企業の組織ぐるみの不祥事による顛末となっていく展開はまさに目が離せない面白さとなっており、さすが、と思う。 全ての人にその人生があり、それぞれに弱さや欲望、信...
各章でそれぞれの所属部署や立場、役職毎のストーリーとなっており、一つ一つが短編集の様に面白い。それらが全て繋がりをもって一企業の組織ぐるみの不祥事による顛末となっていく展開はまさに目が離せない面白さとなっており、さすが、と思う。 全ての人にその人生があり、それぞれに弱さや欲望、信念と闘っている。 読む人誰もが登場人物の誰かやどこかに共感できる部分があるからこそ惹きつけられるのだと思う。 『客を大事にせん商売は滅びる』 『虚飾の繁栄か、真実の清貧か』 常に忘れず心に抱いていきたい。
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