私にふさわしいホテル の商品レビュー
小説家になって本を出すために邁進する主人公。 本をだしても、アグレッシブに、自分よ欲に素直に生きて従うさまに爽快感があった。
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加代子のパワフルさに圧倒される1冊。 単なるサスセスストーリーではない。 死にもの狂いなさまがありありと伝わってきて、ほんと怖くなったとこもあった。
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「自分には実力はあるのに運がない」 と思い込んでいる主人公が、現実を見つめて成長する物、 ではありません。 運がないなら無理やり運を引き寄せてやる、というお話です。
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主人公加代子のガッツには敬服。とにかくパワフル。 ちょっと最終話が失速気味だったのが残念だけど 欲しいモノのために手段を選ばず突っ走る姿にはこちらまでパワーをもらえる気がする。 柚木麻子は初めて読んだけど 他の作品も読んでみたくなりました。
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作家志望の主人公がのし上がっていく話。 主人公が手段を選ばす、パワフルすぎて、前半はついていけなかったが、後半は面白く読めるようになった。 出版業界の内情も書かれていており、著者自身も辛酸をなめてきたのだろうなあと思いながら読んだ。 (図書館)
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初めての柚木作品です。感想はとにかく おもしろい!ここまで書いていいのと思うほど 業界内のことが面白おかしく書かれています。実名の作家さんも登場したりして妙にリアリティもあり 最後まで飽きさせず一気に読みたくなりました。
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最初の短編を『あねもね』で読んだときは、しんみりしたお話の多い中でずいぶんとんでる話を書く人だと思った。彼女の出版された作品を全て読み終わった今、あの短編は彼女の作品の中では少々外れたラインにあることがわかる。短編ならではのぶっとび方だと思っていたら、それを最後までつらぬいて、長...
最初の短編を『あねもね』で読んだときは、しんみりしたお話の多い中でずいぶんとんでる話を書く人だと思った。彼女の出版された作品を全て読み終わった今、あの短編は彼女の作品の中では少々外れたラインにあることがわかる。短編ならではのぶっとび方だと思っていたら、それを最後までつらぬいて、長編にしたてた彼女の力技に圧倒された。
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面白かった! 不遇を嘆く新人女流作家…だった主人公がイキイキとのしあがっていく様を見るのが痛快でした。 このくらいハッタリがきく、頭の回転が早い人間になりたいと思いました…。
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一時期の昼ドラのような展開。圧倒されたまま読了。出版業界的にこの内容はどうなんだろうかと思いつつ、主人公というか柚木麻子の勢いが凄まじくて…今後も気になる作家さんですね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
出版業界のあれこれも楽しめるし、何より向かう所敵なし感のある加代子の底知れぬバイタリティーに圧倒された。彼女なら作家であろうと政治家であろうと何であっても大成したと思う。
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