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日本をダメにしたB層の研究 の商品レビュー

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52件のお客様レビュー

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2013/02/06

「橋下氏は常に大衆を味方につけるためにデマゴーグを流し続けている。」 「彼はメディアから見放されることに恐怖を覚えている。」 こう考えてみた場合、彼の高圧的な発言は納得できる。 今年大阪市で起きた体罰事件も橋下氏のいる場所でおきたからこそ、メディアが話題性になると思い、積極的に...

「橋下氏は常に大衆を味方につけるためにデマゴーグを流し続けている。」 「彼はメディアから見放されることに恐怖を覚えている。」 こう考えてみた場合、彼の高圧的な発言は納得できる。 今年大阪市で起きた体罰事件も橋下氏のいる場所でおきたからこそ、メディアが話題性になると思い、積極的に発信した結果であると思う。メディアと橋下氏はもたれあいの関係であるということだ。この本を読む前から橋下氏には危うさを感じていたが、それが補強された感じになった。彼に「維新」を名乗る資格はない。ただの国家の「破壊」だ。

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2013/02/04

「政治に民意を反映させてはならない」というのに納得しました。知識も経験も豊富な専門家である政治家は移ろいやすい民意を反映させるのではなく、あくまで国家のためになることを議論しながら決定していくべきである、と。いうようなことが書いてあったと思う。民意を問うなんてのは職務の放棄である...

「政治に民意を反映させてはならない」というのに納得しました。知識も経験も豊富な専門家である政治家は移ろいやすい民意を反映させるのではなく、あくまで国家のためになることを議論しながら決定していくべきである、と。いうようなことが書いてあったと思う。民意を問うなんてのは職務の放棄であるみたいなことも書いてあったな。ぼんやりと思っていたことが書かれてあって納得。しかしB層って極端な発想です。当たってるような気もするけど。

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2013/02/01

著者が言いたいことを言っている本! 頭がいいのはわかるけど、外からあーだこーだ正しさを突きつけてるだけだと思うのが悲しい。 自分もB層であるだろうし、政治に関しては全くの素人。正しいことを言ってるけど、なにか影響を与えることはないのかもしれない。 日本の方向性は運なのかなと感じる...

著者が言いたいことを言っている本! 頭がいいのはわかるけど、外からあーだこーだ正しさを突きつけてるだけだと思うのが悲しい。 自分もB層であるだろうし、政治に関しては全くの素人。正しいことを言ってるけど、なにか影響を与えることはないのかもしれない。 日本の方向性は運なのかなと感じる。 政治家のダメっぷりしか書かれてないので、どうすればいいかなどは霧の中。 素人が玄人の領域を侵しはじめているのはわかるので、自分自身の行動として改めるところには気づきました。

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2013/01/23

研究とタイトルにはありますが、コラムをまとめたようなものと考えれば面白く読めると思います。しかし、やや挑発的な書き方ではあるので、人によっては不快に感じるのかもしれません。 特に頷けたのは、「参加の気分、参加してる感が重要」というところ。筆者の言わんとしていることと少々ずれるか...

研究とタイトルにはありますが、コラムをまとめたようなものと考えれば面白く読めると思います。しかし、やや挑発的な書き方ではあるので、人によっては不快に感じるのかもしれません。 特に頷けたのは、「参加の気分、参加してる感が重要」というところ。筆者の言わんとしていることと少々ずれるかもしれませんが、手段の目的化ということでしょうか。なにか行動し結果を出すことが目的なのではなく、行動するだけで目的達成してしまうという点は、自分も含めよくあるなぁと思いました。

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2013/01/20

納得できるところ、そうでないところ、どちらもある。 私もB層に分類されるだろうなぁ、きっと。 もう少し堅く冷静なものを期待していたのだけれどなー。

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2013/01/15

新聞広告でタイトルが目について読んでみたいと思ったが、Amazonでのレビューが賛否に両極端だったので図書館で借りて読んでみた。 引用が非常に多く、人の言葉を借りて批判ばかりをしている印象。ある意味的を射ている部分もあるのだが、あまり響いては来ない。 さらに、Wikipedi...

新聞広告でタイトルが目について読んでみたいと思ったが、Amazonでのレビューが賛否に両極端だったので図書館で借りて読んでみた。 引用が非常に多く、人の言葉を借りて批判ばかりをしている印象。ある意味的を射ている部分もあるのだが、あまり響いては来ない。 さらに、Wikipediaからの引用をベースに他人の評価をしている部分だけは許しがたい。Wikipediaの内容は正しく編集されていれば元となる資料が出てくるはずであるので、著作に引用するのであれば一次資料を当たるべきであろう。 この本は内容が内容なので、その程度で評価を下げることはあまりないが、Wikipediaの引用を含んだ本は出版すべきではないと個人的には思う。ネタ探し、資料探しに使うだけなら別であるが。

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2013/01/14

 B層とは「マスコミ報道に流されやすい『比較的』IQ(知能指数)が低い人たち」のことだそうだ。これは適菜さんの用語ではなく、もともとは「自民党が広告会社スリードに作成させた企画書[……]による概念」とのこと。  近代化が物事の均質化を招き、人間を部品のように扱えるようにしたこと...

 B層とは「マスコミ報道に流されやすい『比較的』IQ(知能指数)が低い人たち」のことだそうだ。これは適菜さんの用語ではなく、もともとは「自民党が広告会社スリードに作成させた企画書[……]による概念」とのこと。  近代化が物事の均質化を招き、人間を部品のように扱えるようにしたことはよく知られた指摘であろう。一人ひとりを没個性化させた、というような捉え方でこの指摘は解釈されることが多いように思う。ここで、没個性化させられた人間はいわば被害者の立場にある。本書は、その近代化に関して、人間の均質化に関して、別の側面から考察を試みている。すなわち、没個性化された個人がいかに「おバカ」であり、害ある存在なのかという視点である。ここでは、没個性化された人間は加害者となる。  簡単に言えば、均質化された人間は、それを逆手にとって、様々な専門外なことにまで口出しをするようになった。いわば「素人が玄人の仕事に口を出す。それどころか、参加してはならない場所に侵入する」という事態だ。そして、その「素人」たちがB層を形成している。  上記のような指摘から始まり、本書はなかなかユニークな視点で近代以降の問題点を指摘している。ポストモダン化が叫ばれる今日においても、やはりその根底にはまだまだ近代が蔓延っているという事実を確認するためにも有用な一冊だといえよう。  ただ、本書を手放しに褒め称えるのは、これまた気が引ける。というのも、おそらく本書を祀り上げよう存在もまた「B層」だからである。本書はB層を否定しつつも、B層を引き付ける小気味よい暴言を吐く。その点で、本書が批判する小泉純一郎や橋下徹――いずれもB層から熱狂的な支持を得た――と同じ戦略をとっていると言うこともできる。本書に敵愾心を抱くのもB層ならば、本書に忠誠を誓うのもまたB層である。  だから、本書を読んでも、これについてアレコレ述べることなく、そっと心の中でほくそ笑んでおくのがよさそうだ。その点で、嬉々としてこんなレビューをアップしている僕も「『比較的』IQが低い」わけである。 【目次】 B層用語辞典 はじめに 座り込む人たち 第一章 B層とはなにか? 第二章 今の世の中はなぜくだらないのか? 第三章 今の政治家はなぜダメなのか? 第四章 素人は口を出すな! おわりに 新しいものはたいてい「嘘」 B層おバカ年表

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2013/01/10

政治家がやるべき仕事はただ一つ。議会で議論すること。移ろいやすい民意、熱しやすい世論から距離を置き、過去と未来に責任を持ち、冷静な判断を下すこと。

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2013/01/03

エンタメ本として読めばオモロイ。筆者がB層と呼ぶ人たちの分析は、結構的を得ていると思えるので。 B層が日本をだめにしたという論拠は弱い。

Posted byブクログ

2012/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

立ち読みで読了。民主主義の定義がグラグラ揺さ振られた。直感的に胡散臭さを感じる政治家は信じてはいけない。B層どっぷり浸かりの自分は自分自身で脱却しなければいけないのだな。

Posted byブクログ