日本をダメにしたB層の研究 の商品レビュー
恐る恐る手を伸ばしてはみたが、思いの外哲学的知見とそれに基づく冷静かつ刺激的な分析が行われており、参考になる部分が大きかった。 新しいものは殆どすべて間違っている。古いものに回帰すべきだ。このような指摘はそういえば宮崎駿もしていたと記憶している。 まともな身体感覚と知性の復活。ま...
恐る恐る手を伸ばしてはみたが、思いの外哲学的知見とそれに基づく冷静かつ刺激的な分析が行われており、参考になる部分が大きかった。 新しいものは殆どすべて間違っている。古いものに回帰すべきだ。このような指摘はそういえば宮崎駿もしていたと記憶している。 まともな身体感覚と知性の復活。まともなエリートや専門家の復活。議会主義の奪還。民意の否定。 小沢一郎の数々の悪行や橋下徹の本質についての分析は、大変に説得力のあるものだった。二人の共通点は下品さと伝統の破壊(無視)である。オレンジレンジと亀田興毅の件は思わず吹いてしまった。そのような人物像を演じているというよりは、本質的にそういう人格であると見たほうが自然だと思える。 最近はテレビを滅多に見なくなった。まともな感覚と知性に近づいているように思える。
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「それはB層だけじゃないだろ!」みたいなツッコミをしたくなる箇所がところどころあり、こじつけ感が否めなかった。
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「B層」とは何なのかよく知らず読んでみた本。書店でみかけて、図書館で借りて読みました。 「B層」は、検索するとたくさん出てきますが、この本では、「大衆社会の成れの果てに出現した、今の時代を象徴するような愚民です。」(p.46)と書かれています。 ブログはこちら。 http:/...
「B層」とは何なのかよく知らず読んでみた本。書店でみかけて、図書館で借りて読みました。 「B層」は、検索するとたくさん出てきますが、この本では、「大衆社会の成れの果てに出現した、今の時代を象徴するような愚民です。」(p.46)と書かれています。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4472410.html
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作者がどれだけすごくてどれだけ頭いいのか?ってのはひとまず置いといて。 高圧的で断言してくるから読んでてカチンとくる人もいるだろうけど 私は嫌いじゃなかったです。なかなか面白かった。 むしろそう思うなぁ~って部分もちょいちょいあったし。 ここに書いてる行為がそう思われるのは遺憾...
作者がどれだけすごくてどれだけ頭いいのか?ってのはひとまず置いといて。 高圧的で断言してくるから読んでてカチンとくる人もいるだろうけど 私は嫌いじゃなかったです。なかなか面白かった。 むしろそう思うなぁ~って部分もちょいちょいあったし。 ここに書いてる行為がそう思われるのは遺憾だけどw というのも参加したい感っていうのはあまりよくわからなくて。 私はこういった類のサイトで交流する気はないし、 自分のノートに書いててもいいものを ネットに便利なサイトがあったから使ってるだけで。 あくまで公にしてしまった個人用のメモ書きなのです。 だから脈絡ない文章が多くなってしまう(;´▽`A`` 正直プロというものも、分野によっては全然信用してないんだけどw そんなんで研究家、専門家名乗るんじゃねぇよっていう人も多い。 でもプロの領域に素人がズカズカ簡単に踏み入るようになったなぁとも 本当に思います。あとプロ名乗るのも簡単になったのでは? まぁすべては境界がないという所にたどり着くのは違いないです。 価値と信用の話はすごく考えさせられました。 私がすごく良いと思っても私の信用なんかちっぽけなもの。ないに等しい。 なら信用を上げればいいんだって発想はすごいなって思った。 難しいかなと思って敬遠してたけど、 ゲーテとかニーチェとかそういう方面にも手を出してみようかしら。。。
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著者の適菜収はよほど現在の「大衆」である「B層」が嫌いなようです。 嫌いというか、彼ら彼女らの意識を疎んでいるみたいです。 ブログやSNSの登場によりメディアで発言権を持ったと勘違いする「B層」。世の中を動かすことにおいて、自分たちも参加できるものと勘違いし、専門家の領域に素人...
著者の適菜収はよほど現在の「大衆」である「B層」が嫌いなようです。 嫌いというか、彼ら彼女らの意識を疎んでいるみたいです。 ブログやSNSの登場によりメディアで発言権を持ったと勘違いする「B層」。世の中を動かすことにおいて、自分たちも参加できるものと勘違いし、専門家の領域に素人が土足であがってくる。 こんな状況が日本をダメにしていく・・・と嘆いていてます。 そんな日本人B層をうまく踊らせているのが、小泉純一郎、小沢一郎、橋本徹と指摘。彼らの煽動方法をバッサリ切っています。 こんなブックログを書いている時点で著者からすれば「お前みたいなのがB層なんだ!」と言われそうですが(笑) 今の世の中の見方、その一つとして読んでみるのもいいかもしれません。
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先の展開が気になるような小説ではないにもかかわらず、 読みやすく、かつ面白くて、一気に読んでしまいました。 筆者の歯に衣着せぬ物言いに思わず吹き出してしまったところも、 多々有りです。 しかし、本当は悠長に笑ってはいられないほど、日本の状況というのは 深刻なんだろうという感想...
先の展開が気になるような小説ではないにもかかわらず、 読みやすく、かつ面白くて、一気に読んでしまいました。 筆者の歯に衣着せぬ物言いに思わず吹き出してしまったところも、 多々有りです。 しかし、本当は悠長に笑ってはいられないほど、日本の状況というのは 深刻なんだろうという感想も抱きました。 ずっと手元に置いて繰り返し読む本ではありませんせんが、こんな見方があるのだと知る意味では有意義な本です。 では、今後どうすべきかという提案まで記載されていれば、なおよかったです。
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新しいものや改革という雰囲気が好きなのだけど、自分で考えることをしないので、実はマスコミや宣伝の言いなりになってるという、マーケティング的に恰好のターゲットのB層についてバッサリ切り捨てた本。さらにB層を利用しているトンデモない政治家として、小泉氏、橋元氏、民主党の面々がやり玉に...
新しいものや改革という雰囲気が好きなのだけど、自分で考えることをしないので、実はマスコミや宣伝の言いなりになってるという、マーケティング的に恰好のターゲットのB層についてバッサリ切り捨てた本。さらにB層を利用しているトンデモない政治家として、小泉氏、橋元氏、民主党の面々がやり玉にあがっている。 ここまでハッキリと人を喰ったような物言いでB層や個人を批判すると、さすがに賛否両論だろうけど、そこで賛否両論を言っている読者が著者から見るとまたB層という、これはまた仕組まれた面白い構図かも。 要するに、著者は基本的には政治に素人な「大衆」が力を持ちつつある現代と、それに乗じた、民主主義の最大の弱点でもある大衆迎合に危機感を感じているということでしょう。 気楽に読める文体だし、随所で鋭い突っ込みに吹き出しつつ面白く読めた。。あ?でもこれってまさにB層の態度なんでしょうね(笑)
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B層とは新しいもの好きの改革派なんだけどオツムが弱い人達のことらしい。古いものより新しいものがいいよと教養もないのにシャシャリでてくる大衆の最終形だというよ。 やっぱ、学問でもなんでも積み重ねが必要で深い見識が必要なんだろうね。しらんけど。
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立ち読みで読み切れる内容。 ここブクログにも「B層を批判したいB層向けの本」という評価もあったが、そうだな…。 タイトルは「研究」とあるけれど、研究でもなんでもなく、著者の思いのたけをつづった本。 政治関係の箇所(小泉純一郎、他)については、政治も最近マーケティング戦略に基...
立ち読みで読み切れる内容。 ここブクログにも「B層を批判したいB層向けの本」という評価もあったが、そうだな…。 タイトルは「研究」とあるけれど、研究でもなんでもなく、著者の思いのたけをつづった本。 政治関係の箇所(小泉純一郎、他)については、政治も最近マーケティング戦略に基づいてプロモーションやってるよな、確かに、と思わされた。他はう~ん、、、ただ、ここにレビュー書いてる時点でこの著者の「素人が意見を述べたがる 云々」に触れちゃっていて…心が痛い。
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著者が経験した個別ケースの列挙のみが根拠としてひたすら列挙されている。 B層を批判したいB層向けの本なのではないか。
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