間抜けの構造 の商品レビュー
間に対する感覚。日本語の間に当たる英語は?を考えるとtime space interval 時間、場所、間隔があるがどれも言い表せてない。間の感覚は、大事にしないといけないけど邪魔にもなるのか。 テンポもよく。読みやすかった。
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ビートたけしが日本人特有の「間」について考察している。いつものたけし文体であっという間に読めるが、芸人としての実体験からわかるところとわからないところを明確に分けて書いているとことに好感を持った。 ウケなかったときに「間」を修正しようとして修正できるところに才能があって、修...
ビートたけしが日本人特有の「間」について考察している。いつものたけし文体であっという間に読めるが、芸人としての実体験からわかるところとわからないところを明確に分けて書いているとことに好感を持った。 ウケなかったときに「間」を修正しようとして修正できるところに才能があって、修正できないと表舞台から消えていくみたいな話がなるほどなぁって思った。 売れる売れないは実力ではなくて、「運」と「間」だという。たしかに、その辺をマニュアル化できれば全員が全員売れてしまうわけで、この辺りはロジックでは攻め切れないんだろうなぁ。
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ビートたけしといえば、我々の世代では比類なきお笑いのアイドル。漫談だけする芸能人はごまんといるが、お笑い番組の企画演出まで手掛ける芸人はたけしをおいて他にいない。元気が出るテレビ、スーパージョッキー、お笑いウルトラクイズ、平成教育委員会などヒット番組を量産した。天才たけしの名に恥...
ビートたけしといえば、我々の世代では比類なきお笑いのアイドル。漫談だけする芸能人はごまんといるが、お笑い番組の企画演出まで手掛ける芸人はたけしをおいて他にいない。元気が出るテレビ、スーパージョッキー、お笑いウルトラクイズ、平成教育委員会などヒット番組を量産した。天才たけしの名に恥じない活躍ぶりであった。映画の世界に進出したことについては、賛否両論あるが、自分は結構たけし映画を楽しんだ方だと思う。出演映画だけど、坂本龍一と戦場からのメリークリスマスに出たときはファンながら興奮したものだ。文中に出てくる間の悪い対応集は、たけしの昔ながらの持ちネタだよな。何べんとなく聞いてきた。ビートたけしは自分の青春時代そのものだ。読みながら昔を懐かしく思い出させてくれた。
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会社の営業トップの先輩から勧められて思わず。 間が悪い、間が読めない、間抜けとは正に自分のことだ。 自分の生活に活かせるところもあったけど、芸人さん向けの本かも。 芸人さんって、ほんとに大変なんだね。
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数学的アプローチで具現化していく明確な思考の一端に触れた 前から読みたいと思っていて、ようやく読めました。おもしろかった! 間というテーマで書かれただけあり、たけしさんの文章のテンポ感が 抜群ですね。 とんとんとページをめくっていきたくなります。 周囲の間抜けエピソードへ...
数学的アプローチで具現化していく明確な思考の一端に触れた 前から読みたいと思っていて、ようやく読めました。おもしろかった! 間というテーマで書かれただけあり、たけしさんの文章のテンポ感が 抜群ですね。 とんとんとページをめくっていきたくなります。 周囲の間抜けエピソードへの事欠かなさ、そして多くの芸人とは違う 数学的アプローチからする考え方。 映画の構成を因数分解にたとえていたりします。 実際にそのような思考をしている芸人の方も多いかと思いますが、 それを言葉に、形に、していく能力がやはりずば抜けているんでしょう。 この本を読んでから、たけしさんの番組を見たら、たけしさんの発言の 中から、この人は今の間で何を伝えようとしたのかな?ということを 無意識に考えている自分がいました。 たけしさんの本をもっと読みたくなりました。次は漫才かな。 本の中で何度か話題になっていて気になりました。
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2014年7月1日 ビートたけし真骨頂の一冊! さすがたけしさんです。普段意識していない「間」について、これだけ分かりやすく、面白く表現できるなんて・・・。日頃何気なく会話したり、テレビ見たり、食事したりしていますが、今後少し「間」について意識してみようと思います。
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テレビ番組、落語、漫才、歌舞伎、映画、スポーツなどで一流になるには、「間」をコントロールできることが重要で、逆に「間抜け」な人間は一流になれない、というようなことが書かれている。著者の弟子や、知り合いの芸能人の「間抜け」なエピソードを紹介することで、楽しく読めるよう工夫されている...
テレビ番組、落語、漫才、歌舞伎、映画、スポーツなどで一流になるには、「間」をコントロールできることが重要で、逆に「間抜け」な人間は一流になれない、というようなことが書かれている。著者の弟子や、知り合いの芸能人の「間抜け」なエピソードを紹介することで、楽しく読めるよう工夫されている。一方、日本人は「間」を気に過ぎるので、日本ではイノベーションが起きないというようなことも書いてあって、論旨を読み解くのは難しい。いわゆるクリエーターには「間」をコントロールするセンスが必須だけど、職人的な人間には「間」の概念はそれほど重要でない、と言いたいのかもしれない。最後の章の、「人生とは、生まれてから死ぬまでの“間”」という表現は深いと思った。
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サラッとよめるのは良かった。 芸人、落語家、スポーツ選手、役者、映画監督についての間は書かれているが、一般人向けの内容はほとんど書かれて無かったなあ。 ま、2.3時間程度のたけしのインタビューをまとめましたって感じかな。
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「間」が悪いとかの「間」について芸人ビートたけしが語りかけてくる本。 ビートきよしさんやたけし軍団のエピソードも笑える。 映画に因数分解を取り込んでいるあたり発想が常人じゃない気もする。
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最初の章で言いたい事言ったという感じ。 確かに間というのは面白いけど、より深く論考したというより、体験談に近い感じ。
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