満月ケチャップライス の商品レビュー
何気なく読んだ本だったが良かった~。じんわりと心にしみわたる作品です。この人の作品はちょっと追いかけてみる価値ありそうです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
市図書館にて。桜さん推薦。 読み始め、前半は楽しく読んでいたはずだが、後半に近づくに従い、イライラと投げ出したくなった。オウム真理教関連もそうだが、なによりも息子の変化を『ちゃんと中学生の顔になったもの』で受け流してしまう母親が気に食わなかったのだと思う。この母親だからこそ、中学生の語り手が光るということは理解できるが、いやいや。
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真似したい料理が多いしチキさんのキャラもいいけど 某宗教団体とか性的虐待とか絡めるべきだったのかなぁ…と あの事件関連は見てて怖いしオチもうーん…て感じです
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朝起きたら、スナックで働く母親が連れ帰った、料理上手なモヒカン男がっっ! そのモヒカン男が言う『幸せな家っていうのは、いつもキレイなタオルと新鮮な卵がある』ってのが、本を読み進めるにあたって、主人公と共にじんわりと納得できる、優しいお話しでした。 ただ、中盤から超能力が出てきたり...
朝起きたら、スナックで働く母親が連れ帰った、料理上手なモヒカン男がっっ! そのモヒカン男が言う『幸せな家っていうのは、いつもキレイなタオルと新鮮な卵がある』ってのが、本を読み進めるにあたって、主人公と共にじんわりと納得できる、優しいお話しでした。 ただ、中盤から超能力が出てきたり、現実で起こった宗教事件が関係してたりでお話しが混在してきて、ラストがぼやけた印象があって、ちょっと残念な気持ちになってしまいました。。
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図書館より 母親と兄と妹の三人家族の家に突如転がり込んできたモヒカン男。その髪型から”チキさん”と呼ばれるようになった彼は兄妹とも打ち解けていくのだが… 朱川さんの小説らしい優しさの感じられる一冊だと思います。 子の兄妹、兄の達也は小さい頃妹と公園に行ったとき、ほんの少...
図書館より 母親と兄と妹の三人家族の家に突如転がり込んできたモヒカン男。その髪型から”チキさん”と呼ばれるようになった彼は兄妹とも打ち解けていくのだが… 朱川さんの小説らしい優しさの感じられる一冊だと思います。 子の兄妹、兄の達也は小さい頃妹と公園に行ったとき、ほんの少し達也が目を離したすきに、妹の亜由美は足を怪我し右足が不自由になります。 その後両親が離婚、亜由美は足が不自由なため友達と気軽に遊びに行くのが難しく、達也は自責の念を感じています。 そうした二人がチキさんの優しさによって救われて、そしてだんだんと本当の家族以上に強い結びつきができていく様子は、読んでいる自分の心も温かくしてくれるような気がします。 作中の”チキさん”が作る料理の描写も良くて、チキさんたち三人で料理している描写がこの本では何よりのお気に入り。 チキさんの人柄はもちろんのこと、この温かそうな料理の数々が自分の心にぐっと来たのだと思います。 そんなチキさんの優しさの理由が話が進むごとに明らかになっていくのですが、これが何とも切ない…。 それだけに余計にこの不思議な関係性がずっと続いてほしいと読んでいて思わずにいられませんでした。 終盤が実在の事件と絡めて描かれていたのですが、その展開が性急で練りこみ不足に感じたのがちょっと惜しく感じてしまったのですが、 朱川作品の優しさの部分をとても感じることのできた小説だったと思います。
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ここまま ある日転がり込んできた謎のモヒカン男、チキさん。さみしがりやで不器用でこの上なく優しくて家族の愛に飢えている。そしてとびきり料理上手なチキさんが作るものはどれもおいしそうで、ぜひ真似したい。子供たちにとって不審人物だったチキさんが、兄妹と家族の絆を築いていく過程がとても...
ここまま ある日転がり込んできた謎のモヒカン男、チキさん。さみしがりやで不器用でこの上なく優しくて家族の愛に飢えている。そしてとびきり料理上手なチキさんが作るものはどれもおいしそうで、ぜひ真似したい。子供たちにとって不審人物だったチキさんが、兄妹と家族の絆を築いていく過程がとてもよかった。でも、みなさんが感想で言っているように、例の宗教団体のくだりは、も少しさらっと触れる程度でよかったかな。主題がぼやけてしまって残念。和製メリーポピンズの物語でした。
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私は好きじゃないです。 何が言いたいのか、伝えたいのか 話をどこに持っていきたいのか 読んでいても読み終わってもわからなかったです。 現実世界での出来事や芸能人を使うのも私の肌には合わなかったですね。
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「満月ケチャップライス」朱川湊人◆突然現れ、家族同然の存在となったチキさんは料理とスプーン曲げが得意な超能力者。しかし謎の組織に追われていて…?チキさんのお料理は作りやすそうだし美味しそう。主人公の男の子が頑張り屋さんで可愛いけれど、実際にあった事件を絡める必要はなかったかなぁ
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ちょっと味付けの一風変わったジュベナイル小説。自分の不注意の事故で妹の脚を悪くしてしまった中学生の僕が、軽めの超能力のあるチキさんとの交流の日々を振り返る。 と粗筋書くとなんか違うな。
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やっぱり面白いなあ〜人が人らしくて、場面が頭に浮かぶ文章で、超能力とか宗教とかもちろん大事な設定なんだろうけど、それ以前に自分も中に入ってしまいたくなる物語。一気に読んでしまいました^ ^
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