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聡明な女は料理がうまい の商品レビュー

4.1

43件のお客様レビュー

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2024/01/03

面白かった!柚木麻子のエッセイ『とりあえずお湯わかせ』に出てきて、興味を持って、メルカリに売ってるかなと思って、毎日見ていたけど、出品されるたびに1000円前後ですぐ売れていたので、いまだにベストセラーなんだ…と思って、さらに読みたさマシマシに。タイトルはどない?と思うけど、中身...

面白かった!柚木麻子のエッセイ『とりあえずお湯わかせ』に出てきて、興味を持って、メルカリに売ってるかなと思って、毎日見ていたけど、出品されるたびに1000円前後ですぐ売れていたので、いまだにベストセラーなんだ…と思って、さらに読みたさマシマシに。タイトルはどない?と思うけど、中身というか方向性は、小林カツ代とちょっと似てる。主体的に料理を人生を楽しもうとする女性の生き方指南書(あえて指南という言葉を使うけど)って感じで、また読み返したいなと思った。あと、シンプルに薬味を生でどっさり買って冷凍して使うっていうのは私もやってるけど便利。パセリとかもやりたい。

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2023/10/25

読んでまず、これで70年代?と驚いた。70年代に不勉強であるけれども、今、執筆当時の桐島さんと年が近いだろう私が読んでも純粋にかっこいいなぁって思うようなフレーズがたくさんあった。 働いていて、料理なんてやってられんって時もあるけれども、家事の中で唯一の自己表現ってところは確かに...

読んでまず、これで70年代?と驚いた。70年代に不勉強であるけれども、今、執筆当時の桐島さんと年が近いだろう私が読んでも純粋にかっこいいなぁって思うようなフレーズがたくさんあった。 働いていて、料理なんてやってられんって時もあるけれども、家事の中で唯一の自己表現ってところは確かにと思う。自己流に作ってそれがめちゃくちゃ美味しかったとき、天才では?とめちゃくちゃ達成感である。 「こまやかに美意識を維持し」「最も快適な秩序を自分のものに」……日頃の生活で反省すべき点ばかり。 作中で「強がり」とはおっしゃっていたけれど、それぐらい高い視座は持ち続けたいものである。 死ぬときまで共に付き合っていくだろう食欲と、楽しく自由に付き合える術を身につけたいと思わせてくれた一冊でした。

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2023/03/26

途中から内容が具体的すぎるので、読み飛ばしてしまったが、タイトルがあまりにも説得力を持ちすぎる! とにかく料理は頭を使う肉体労働である。男にはできない、女性の特権である家事であるということにも納得。だから、「料理ができる」、ということは自分の存在意義の確立のツールでもあり、ウーマ...

途中から内容が具体的すぎるので、読み飛ばしてしまったが、タイトルがあまりにも説得力を持ちすぎる! とにかく料理は頭を使う肉体労働である。男にはできない、女性の特権である家事であるということにも納得。だから、「料理ができる」、ということは自分の存在意義の確立のツールでもあり、ウーマンリブのツールでもある、という作者の意見に激しく同意。たまに料理したくない、ということもあるが、この本の内容を思い出して奮起するであろう。

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2022/12/21

柚木麻子さんの「とりあえずお湯わかせ」を読む前に読んでみたかったので。 桐島洋子さんの本は初めて読んだ。 こんなに頭の良い方でも認知症になられてしまうのか、とちょっと寂しい気持ちになった。 続編も読んでみたかった。

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2023/08/16

いろいろな出版社から出ている、ロングセラーです。私が持っているのは、桐島かれんさんの表紙の文春文庫です。 もう50年以上になるのですね。でも、不当な圧迫を受けてきた「料理」を解放して、自分で作った美味しいものを食べる、という軸が全く古びていないのです。 美味しくてリーズナブルで栄...

いろいろな出版社から出ている、ロングセラーです。私が持っているのは、桐島かれんさんの表紙の文春文庫です。 もう50年以上になるのですね。でも、不当な圧迫を受けてきた「料理」を解放して、自分で作った美味しいものを食べる、という軸が全く古びていないのです。 美味しくてリーズナブルで栄養的なバランスもとれた料理のアイディアがいっぱい。今は電子レンジとかもあるし、コンビニでも食材が買えるし、ネットの情報も充実していますから、みんな「聡明」になれるのでは? 食生活の貧困を救うのは、もしかしたらこの本かもしれません。

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2023/01/13

プロローグで「ウーマンリブ」という言葉がでてきた時点で辟易してしまい、返却しようかと思った。 70年代の本ということなので 辛抱して読んでみようと思う。 うーん、だめだ やっぱり物言いが乱暴で 一章の途中で辞めてしまった…

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2022/11/08

桐島洋子さんの本は初めてだったが、とても楽しく読んだ。 タイトルがいけない。序章で書かれているように、比喩的な意味でつけたそうだ。料理がいかに人生を豊かにするかを書いた本で、読むと本当にそうだな~、と納得させられる。何十年も前に書かれたのに、今でも十分通用するフィロソフィーである...

桐島洋子さんの本は初めてだったが、とても楽しく読んだ。 タイトルがいけない。序章で書かれているように、比喩的な意味でつけたそうだ。料理がいかに人生を豊かにするかを書いた本で、読むと本当にそうだな~、と納得させられる。何十年も前に書かれたのに、今でも十分通用するフィロソフィーである。 彼女のプロファイルを知ったときは、事実婚で子どもを3人産み、その子たちを預けて自分は海外を放浪するとは身勝手な人ではないのかと思った。でも本書を読むと、彼女が海外生活の経験からいろいろな知識を吸収し、それを還元しているのがよくわかる。レシピも料理のコツも満載だ。最後の章も、自分が旅をしているような気持で、そこで食べるものを想像しながら読み、ダイナミックな筆力に感心した。 最近、子どもたちがテレビに出て、現在85歳の桐島洋子さんが認知症になってしまったという話をしていたそうだが、これだけチャキチャキした人でも認知症になるのか、とショックだ。 借りて読んだ本だが、自分の手元用に1冊購入しようと思う。

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2022/07/29

主張がはっきりしていておもしろい。恋愛も大胆で料理のエピソードが必ずあるのがすてき。一人暮らしでも料理をサボらないようにしようと思った。料理を作りたくない日にぜひまた読みたい。

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2022/02/13

4章 優雅なパーティーの開き方を読んで、パーティーを開きたくなった。コロナ禍だからか人恋しい。 スイスのラクレット、食べたい!ラクレットを家に食べると、カーテンまでくさくなる、というのがリアルでますます食べたくなる! ドイツの屋台のソーセージ、丸パン、熱くて甘いグリューワイン、デ...

4章 優雅なパーティーの開き方を読んで、パーティーを開きたくなった。コロナ禍だからか人恋しい。 スイスのラクレット、食べたい!ラクレットを家に食べると、カーテンまでくさくなる、というのがリアルでますます食べたくなる! ドイツの屋台のソーセージ、丸パン、熱くて甘いグリューワイン、デザートとしてじゃがいものパンケーキの揚げたてに甘酸っぱいアップル・ソース。

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2021/09/21

海外旅行が好き、料理が好き、お酒が好きな人、仕事をばりばりこなしている女性ならきっと痛快に感じると思う。好き嫌いは分かれそうだが、私はとても好きな一冊になった。

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