キノの旅(ⅩⅥ) の商品レビュー
「昼と夜がある国」 昼が夜で夜が昼。 もし国内から出る機会かあった場合、凄く混乱するだろうな。 ただそれよりも気になったのは、何故この国はドームに覆われているのだろう。 「転がっている国」 倉庫に山積みのまま残されたもの。 何故廃墟になってしまった国に、こんなに大量の携帯食料が...
「昼と夜がある国」 昼が夜で夜が昼。 もし国内から出る機会かあった場合、凄く混乱するだろうな。 ただそれよりも気になったのは、何故この国はドームに覆われているのだろう。 「転がっている国」 倉庫に山積みのまま残されたもの。 何故廃墟になってしまった国に、こんなに大量の携帯食料があるのだろう。 「恋文の国・b」 歌姫が送る恋の歌。 彼女は誰に向けてこの歌を歌っているのだろう。 「死人達の国」 生ける屍達が暮らす場所。 エルメスの仮説が本当だとしたらゾッとするな。 もし何が原因で発症したのか分からないままだと、また何処かで同じ事が起きる可能性もあるんだろうか…。 「育てる国」 養子縁組をしたその後は。 最後の状況は養子縁組をしたい人達の雰囲気じゃないでしょ。 ただ、自分の自慢できるものを増やしたいだけのように感じた。 「飲酒運転の国」 人を撥ねて引いて、車に当たって当たられて。 ストレス発散というのは賛同しづらいが、体験としてはいいかもな。 どれだけ飲酒運転が危険なものなのか、見ている側も分かるだろうしね。 「血液型の国」 性格や言動は全て血液型で分かる。 少しは関係あるかも知れないが、血液型が全てではないだろうな。 そして最後の回収団体には悪いが、その件は伏せて本は回収せず帰国すべきだと思うな…。 「恋文の国・a」 綴られた手紙に書かれた愛の言葉。 どちらかが勇気を出して何か行動を起こしていたら、何か少しでも結末が変わっていたのだろうか。 「見えない真実」 最初で最後の家族写真すら。 何故こんなに頼み込んでもダメなのだろうと思っていたら、少し予想外の理由で驚いた。 彼ら家族はこの後もこの秘密を抱えていくのだろうか。 「残されたもの」 雪に埋もれた村の過去と今。 偶然とはいえ、ある意味凄いタイミング行ったな。 もう見れる事のない表情を写真でも見れたというのは凄く嬉しいだろうな。
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「死人達の国」 「残されたもの」 がお気に入り(^_^)v 相変わらず面白い話が多いですね(^o^) フォトのお話がまた読めてすごく嬉しかったです(〃ω〃)
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キノの話はそんなに驚きもなかったけれど、フォトが主人公の話は少し切なくなった。 写真だから見えてしまう真実と、写真だから残すことができるということ。
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飛ばし飛ばしで読んでいても話についていけるところがキノの旅のよいところな気がします^^; 今回はあんまり後味が悪いようものはなかった気がします。全体的にほっこりできますし。 とはいえ一番衝撃的だったのは作者さんの後書きで。。。 大丈夫だったのでしょうか。命の危機に直面しておられ...
飛ばし飛ばしで読んでいても話についていけるところがキノの旅のよいところな気がします^^; 今回はあんまり後味が悪いようものはなかった気がします。全体的にほっこりできますし。 とはいえ一番衝撃的だったのは作者さんの後書きで。。。 大丈夫だったのでしょうか。命の危機に直面しておられるようでしたが? 「あなたのゆめはなにですか」に心打たれました。これと言えるものは持ってませんが常に考えてたいなと思った文章でした。
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フォトの話が二つも入っていて嬉しかった。 久しぶりにキノの旅を読んだけれど、相変わらずの世界観がとてもすき。あとがきもw 血液型の国がどうなっていくのかとても気になった
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05/24/2013 読了。 図書館から。 「フォトの日々」があって。 2作とも、いい話でした。 残されたものは、ついうるっとしてしまいました。 これからも続くといいなぁ。 フォトがエルメスっぽくて、 ソウがキノっぽいですよね。 借りて断続的に読んでいるので、 細かいところ...
05/24/2013 読了。 図書館から。 「フォトの日々」があって。 2作とも、いい話でした。 残されたものは、ついうるっとしてしまいました。 これからも続くといいなぁ。 フォトがエルメスっぽくて、 ソウがキノっぽいですよね。 借りて断続的に読んでいるので、 細かいところまで、しっかり把握できてないのが ちょっと悔しいのですが。
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フォトの日々がすごくよかった。 「見えない真実」では、フォトの性格が浮き彫りにされて、「残されたもの」で、彼女の本質を突いた言葉が物語を形作ったって印象を受ける。 人の姿を写真として残すことに意味、普段の何気ない日常の大切さ…。 重くなりすぎず、かといって軽くもなく、フォトと...
フォトの日々がすごくよかった。 「見えない真実」では、フォトの性格が浮き彫りにされて、「残されたもの」で、彼女の本質を突いた言葉が物語を形作ったって印象を受ける。 人の姿を写真として残すことに意味、普段の何気ない日常の大切さ…。 重くなりすぎず、かといって軽くもなく、フォトというキャラクターを通して、うまく問題提起できてるんじゃないかなーと思った。
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旅する者と、しない者 【内容】 再登場のフォト。やっぱりこれから準レギュラー化か。 【感想】 わりとふつうの小説になってきたような気もする。 (2013年03月25日読了)
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“「落ち着いてください。——それは、ボクが持っていても仕方のない手紙です。ボクが欲しかったのは鞄だけで、その鞄も、似たような大きさ大きさの丈夫な鞄があれば、済むことです」 「ではっ!」 「それに、そんな大それた金額をもらうつもりもありません。もちろん、路銀になる金銭はとてもありが...
“「落ち着いてください。——それは、ボクが持っていても仕方のない手紙です。ボクが欲しかったのは鞄だけで、その鞄も、似たような大きさ大きさの丈夫な鞄があれば、済むことです」 「ではっ!」 「それに、そんな大それた金額をもらうつもりもありません。もちろん、路銀になる金銭はとてもありがたいのですが……。それより」 「そうそう、もっと重要なことが欲しいよね」 キノとエルメスの声を聞いて、 「それは……?」 ケイトが問いかける。キノは答える。 「"謎の答え"です。正直、ボクは混乱しています。もしあなたが、全ての謎の答えを持っているのなら、どうか、それをください」”[P.165_恋文の国・a] ソウが本当に面倒見が良くって。フォトは運もとても良さそう。 フォトの居る国にキノやシズが来る話が読みたいな。 直接的に会わなくても匂わせるようなそんな。 「昼と夜がある国」Counterclockwise 師匠と弟子。シズと陸とティー。キノとエルメス。昼夜逆転。 「転がっている国」Take Free If You Can! 沢山ある。 「恋文の国・b」Confession・b シズと陸とティー。"私はいつも愛されている。私が愛しているあの人に。" 「死人達の国」Spirits of the Dead 海からの。エルメス何でも知ってるね。 「育てる国」Stand by me! シズと陸とティー。映画。 「飲酒運転の国」Let's Play the Game! 師匠と弟子。娯楽。 「血液型の国」Blood Typo 貴方は×××××型だから。 「恋文の国・a」Confession・a 愛してる。 フォトの日々「見えない真実」Family Picture 真実は見えない。 フォトの日々「残されたもの」Return 残すために。 “「山の中の雪景色は、きっと素晴らしいんだよ!ソウ!今すぐ行ってみよう!」 実に簡単に、そして嬉しそうに言うフォトだが——、だがちょっと待て。コトはそんなに簡単ではない。 昼食を中断して、玄関にぶら下がっているカメラをひっつかんで、今にも家を飛び出しそうなフォトに、 「まずは座れ。そして食事を続けながら聞け」 「うん」 フォトはイスにぺたんと座って、昼食を再開する。 小さなテーブルに載っている今日のメニューは、食パンにチーズとハムとレタスを挟んで、マヨネーズとマスタードをちょっと塗ったサンドイッチ。そしてリンゴが一つとお茶。 今日のメニューというか、今日もまたこのメニュー、か。 大金持ちなフォトなんだから、毎日出前でも取って豪勢な食事でもすりゃいいのに、コイツはいつもこんな感じだ。若いウチは栄養取っておいた方がいいと思うんだが、まあ、それはひとまずおいていく。”[P.212_フォトの日々「残されたもの」]
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「キノの旅」なのになんでフォトがこんなにプッシュされてるんです!?と思いながら読んだのですが、今回の巻の中で一番好みだったのはフォトの話でした…。 キノのほわほわバージョン。単品で文庫シリーズ化してくれないかな〜
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