「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 の商品レビュー
以前先輩に力を貸してあげたいと思われるリーダーが強いと言われたことを思い出した。最後は上に立つ人格が必要であるというのを改めて感じられた。
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最初は簡単な本だなーと思いながら読んでたけど、部下を持ちたてで、虚勢をはってしまう自分には超響いた。 部下といい関係を築き、人間性を高められるよう頑張ろうと思えました。とりあえず、いい言葉を使っていこうと思えたのと、自分が地に足をつけて一歩一歩歩こうと思います。
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次第に本当のことはバレてしまうのだから、リーダーになったからといって自分を大きく見せるのではなく、ありのままの自然体を見せたほうがいい。 リーダーに問われるのは、部下にいかに動いてもらえるか、ということであり、だからこそ、自分より立場の低い人たちへの対応が極めて重要である。 ...
次第に本当のことはバレてしまうのだから、リーダーになったからといって自分を大きく見せるのではなく、ありのままの自然体を見せたほうがいい。 リーダーに問われるのは、部下にいかに動いてもらえるか、ということであり、だからこそ、自分より立場の低い人たちへの対応が極めて重要である。 「地位は権力ではなく、責任である。」 『私はみんなの前で話をするのが苦手なのです』のように、言い訳的にちょっとだけ前フリをしてしまいがちだが、そのようなネガティブワードは吐かないほうがよい。 部下は三日で上司を見極めるが、上司が部下を見極めるには三年かかる。 「このラインの中で、付加価値を生み出しているのは、火花が散っている、あの瞬間だけなんだ。だからそれ以外、在庫管理をしたり、モノを動かしたり、打ち合わせをしたりするのはすべて無駄だという目で見ろ。」 部下は上司にあわせてしまいがちなので、会議や飲み会では必ず部下の意見から聞くようにしていく。教えるのではなく、聞く。 お店のマネージャーはお客様と直接対峙したり、スタッフを率いて人事管理・労務管理をしたり、さらに売り上げ責任もあったりと、ある意味社長より大変な仕事をしていて、かつ「本社では何をやっているのだろう?」と離れ小島にいるような寂しい感覚を持っているのではないか、と思い、そういったマネージャーへの励ましのメッセージを毎週送ることにしていた。 大勢の前でうまく話すには、『コンテンツ』と『熱意』があれば何とかなるさ、と開き直り、原稿は読もうとせず、お守りがわりにする。 「心から出たものは心から注がれる」 興味・関心を持たれていない、というのが、部下として一番つらいことなのです。 リーダーとして異動したら、最初の3か月でおおよその概要をつかみ、一つのアウトプットをだし、次の3か月で実践に移し、結果は異動から半年後くらいに出すイメージで、むやみにあせる必要はない。 組織ではポジションが上に行けば行くほど求められる能力は『スキル系(to do good)』より、『人格系(to be good)』になる。 部下が意思決定を求めてきたときに、逆に部下に意見を求めることで、部下が将来リーダーになったときに最も求められる『決める力』を育成する絶好のチャンスである。 部下が頭を悩ませているのはネガティブなことが多いので、部下から『ついていきたい』と思われるリーダーに問われる行動は、『何か、困ったことない?』という言葉に集約される。 人間としての徳をどう高めていくか。その努力を常にできるか。 自分のためではなく、他者や社会に目を向けることができるか。 自分が挫折を経験したことで、『人は決して強くなければ、完璧でもなく、時に弱さを見せることがあるのが当たり前だ。』ということがわかるようになり、この気づきが自らのマネジメントを大きく変化させた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ザ・ボディショップ、スターバックスのCEOだった著者のリーダー論。いずれも私にとっては好きな店なので興味をもって買ってみた。常識的なことも多いが、経験者だからこその話は説得力がある。「地位を持つのと同時に責任も背負う」(部下を100人持てばリーダーは100人の幸せを握っている)、「「人間として正しい判断をせよ」(事実として正しいだけではなく、その状況で一番いいことを選ぶ)、「火花が散る瞬間はいつだろう?」(物の付加価値を生み出している瞬間を見極めるのが大切と言うこと)、「飲みに行かなくても本音が聞ける関係を作る」(大事な話ならしらふであるべき。プライベートでは社長などのポジションはなく一対一の人間関係なのだ)、「意見は部下の部下に聞け」(上にばかりいい顔をする部下の見極めのため、その部下に意見を聞く)、「上を目指すなら、人間性を高めよ」(to do goodよりto be good)、「朝令暮改を恐れない」など。根本は、リーダーは謙虚で率先して行動し、クリエイティブであれ、ということなのだろう。平素な言葉で書いてあり、読みやすく、サブタイトルが細かく付いているので、あとで読み返すにもよい。面白く読めた。
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書籍帯「リーダーは、弱くてもかまわない」から、今の自分を肯定できる内容が書いてあることを期待した。しかし、そんなことはなかった。「弱い」と言うのは人に対する接し方であり、心が弱いと言う意味ではない。リーダーは、結果責任を取る覚悟ができた強い人である。
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三社の社長を経験した著者が経験に基づき書かれている。 リーダーになる人にとっての、テクニックではなくマインドとしての、アドバイスがわかり易く書かれています。 私は受け入れやすい考え方であったのでこういった社長経験者も、シンプルに考えるのかと、勇気づけられた気がしました。 気に入っ...
三社の社長を経験した著者が経験に基づき書かれている。 リーダーになる人にとっての、テクニックではなくマインドとしての、アドバイスがわかり易く書かれています。 私は受け入れやすい考え方であったのでこういった社長経験者も、シンプルに考えるのかと、勇気づけられた気がしました。 気に入った点を何点か、記します。 •現場の味方をし、現場から事実、真実をつかむ重要性 •スタバでは ミッションが浸透しているので、サービスのマニュアルは無い •やり方を教えるのではなく、会社のカルチャーを理解するよう教育し、自然にいい仕事ができるようにするべき •上に立つほど、人格、徳、人間力が大切。 •ボディショップ社長就任挨拶七つのお願い。この内容はシンプルであるが社員が聞いたらモチベーションがあがるだろうと思った。
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良書。実体験からくる至極の言葉の数々。年明けに改めて気づかされた。特に、無私、謙虚、徳。古代中国から連綿と伝わる人間性の到達点。もがきたい。
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Kindle Paperwhiteを購入し、初めてダウンロードした本。 正確には本体が届く前にダウンロードしてしまった本。 それとなく”紙”の本でも買おうかと思っていたが、Kindle本でサーチした結果、32%OFF、定価より470円安く読むことができるということで、即座にクリッ...
Kindle Paperwhiteを購入し、初めてダウンロードした本。 正確には本体が届く前にダウンロードしてしまった本。 それとなく”紙”の本でも買おうかと思っていたが、Kindle本でサーチした結果、32%OFF、定価より470円安く読むことができるということで、即座にクリック。 これまでこのBlogでは、本の表紙をiPhoneで撮影し、アップロードしていたが、電子本だと、これができない。 今回は、画像検索にて入手したものを利用させて頂いているが、実にシックリこない。 それはさて置き、初めて電子本を1冊読んだ。 しかし、電子本という言い方もシックリこない。1冊という表現もシックリこない。なんだ?電子本って。 これまで、付箋をペタペタ張りながら、読んでいたが、Kindleでは、”ハイライト”という機能があり、意外と便利に使った。 画面上の文章を長押しすると、ラインマーカーが引かれる仕組みだ。この”ハイライト”は、一箇所にまとめられて、それだけ読みなおすことも可能だ。 また、”ハイライト”をメールや、SNSで共有する事もできる。これも便利である。 徐々にではあるが、使い勝手を見つけて楽しんでいる。 本書に戻ろう。 ちなみに本書は、リーダー論という視点もあるが、幾つかのビジネスにおける本質的なアドバイスも読み取れる。 「ミッションとは、自分たちの存在理由は何か、ということ」 「目指す方向や、プロジェクトにはキャッチーなフレーズを作る」 「大きな理想も、小さな理想の積み重ね」 「部下に困ったことない?とその解決が大事」など。 (ちなみに、このような読後メモを纏めるにも、”ハイライト”は便利だ) ゴリゴリ引っ張るリーダー論ではなく、「ついていきたい、と思われる」リーダーシップ論は、まさしく本書の題名の通りの内容であり、いわゆるこの手のリーダーシップ論に無さそうな、切り口だと思う。 本書は、リーダーのスキルを学ぶというより、身の丈にあったリーダー像を気づかせてくれるものであった。 http://hiroakit1963.blogspot.jp/2012/12/51.html
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「リーダーになろうとするのではなく、まわりに推されてリーダーになる。私はこれが、理想のリーダーの姿だと思っています。」 リーダーの人間性について,意識するべきことについて書かれている作品。
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弱くても信念がしっかりしていて、誠実であれば、部下はついてくる。というメッセージ。 著者はすごく誠実な方なんだろう。
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