アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
コラム集ではあるが、2006~2008年当時のアメリカを描いた良質なルポルタージュだ。 2012年の現在から当時を振り返ってみると、いかにブッシュ政権がアメリカのみならず世界に対して悪影響を与えたかということがよくわかる。50年後の世界史の教科書に、彼らのことがどう書かれているか、今から楽しみだよ、まったく。その頃にはもう生きていないから読めないのが残念だけど。 重箱の隅をつつくと、「日本の10代の出生率は先進国中最も低い」(p.43)のは中絶率が高いからじゃないだろうか? 比較するなら、妊娠率(うち、出産した率・中絶した率)の三つの数字を出した方が、より良かったと思う。ま、枝葉のことではありますが(^^ゞ
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2012/10/10 Amazonより届く。 2015/3/11〜3/16 町山さんのアメリカ関連コラム集。2006年から2008年にかけて週刊現代に連載されたコラムを中心に集められたもの。ちょうど、私がアメリカから帰国した直後の話。いつもながらにハチャメチな感じではあるが、切...
2012/10/10 Amazonより届く。 2015/3/11〜3/16 町山さんのアメリカ関連コラム集。2006年から2008年にかけて週刊現代に連載されたコラムを中心に集められたもの。ちょうど、私がアメリカから帰国した直後の話。いつもながらにハチャメチな感じではあるが、切口鋭くアメリカの本質をえぐる。どうせならアメリカに住む前に読みたかったなあ。水道橋博士のあとがきも秀逸。
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