アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない の商品レビュー

町山智浩【著】

2013/07/09

ちょっと時差があるので、その後どうなってるんだろうと気になるところあり、当事こうだったのかと納得するところもあり。
色々なところに書かれた文章をまとめてあるので、ちょっとテーマというか傾向が一貫しない感がありますが、どの話も全く面白いことだらけです。
まいど事実と意見の配合率がとても美味しい、御上手だなぁと思います。読みやすさにも繋がる。自分の視座を盛り込んであるのだけれど、それがまた明快なので誤読しなくていいというか。
とりあえずFOXは何がどうなってライアンマーフィーを擁するようになったのか知りたいです。調べる。

2013/03/19

映画評論家の町山氏によるコラム集です。タイトルが象徴的なように、日本人が知らない実際のアメリカとはこういうものだという内容が著者特有の文筆表現で面白おかしく描かれています。連載されていたのはブッシュ政権時代が主であるため現在とは多少バックグラウンドが異なりますが、自由の国であり、キリスト教国家であり、多民族国家であるアメリカの現状には驚かされる事象が沢山あります。同じアメリカの現状を描く著書では堤美香氏のものを何度か読んだことがありますが、堤氏がシリアスドラマなら町山氏はコメディーですね。政治的なブラックジョークを淡々と述べていますが、テンポ良くサクサクと読み進められます。文中で紹介されている映画とともに読み進めると、よりディテールが分かって良いかと思います。

2013/02/25

ネタはほとんど未公開映画を見るテレビとかぶっているけど、やっぱり面白い。映画評の本も読もうかしらん。

2013/02/05

『キャプテン・アメリカはなぜ死んだか』に比べて政治色は強いが、アメリカの政治についての知識があまりない私でも十分楽しめた。
軽快な文でみるみるうちに町山のペースに引き込まれ、そのまま最後まで一気に読める。
この本を読んだあと、ニュースも理解できることが多くなったし、日本の政治についても興味が出てきた。

2013/02/01

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない。

しかし、日本人の半分以上は、こんなアメリカを知らない。

なぜ、ブッシュだったのか。
なぜ、戦争をするのか。

町山氏

2013/01/05

やっとこさ、アメリカの民主党と共和党の意味合いがわかったよ。それとメディアも大手だからと信じてはいけないと。
もちろんアメリカのある一部を虫眼鏡で見せてるところだとはわかってますけど。

2012/12/02

1から10まで納得。文庫になるまで待ったのはアメリカによる陰謀のせいでワーキングプアになったからだ！

2012/11/21

町山智浩著のコラム集文庫。2004年ブッシュ再選前後の政治関係についてのコラムがまとまっている。この人のコラムは突き放すでもなく、擁護するわけでもなく。アメリカ社会を一刀両断。こういう視点を持ちたいものです。あと、文庫だからしょうがないんだけど時事ネタが古いってのは最大の難点だね。今のことが知りたい！

2012/10/21

風邪薬から覚せい剤を作る下りはホントかなと思うけど、アメリカの異常っぷりがよくでてます。面白いを通り越して恐ろしくなる

2012/10/17

『99%対1% アメリカ格差ウォーズ』『教科書に載ってないUSA語録』も読まなきゃなあ。
付箋たくさん読みながら付けた。しかし、アメリカという国は変だし知らない事ばかりだ。戦争に負けて統治されたのに詳しい事も知らないし、自国の歴史だってある程度の事までしか教えずにうやむやにしてる。

原発問題を考えたら嫌でもアメリカに行くつくし、沖縄の基地問題を考えざるえない。でも、そういうのをずっと放置して考えさせないようにしてきたのが戦後なんだろうけど。

商業高校だから歴史とかきちんと習ってなくて無知なままで最近自分が関心あって調べてたら原爆もルーズベルトは日本に投下しようとはしてなかったけど終結前に急に死んで副大統領だったトルーマンが大統領になったら風向きが変わって落とされたとか、もっと知らなきゃいけないことがたくさんあるって思う。

町山さんの著書は知らないアメリカが垣間見えて面白いしタメになる。ただそれを一方的に受けとるんじゃなくて考えて自分でも調べたりしないといけない。