ヒートアップ の商品レビュー
興味深い舞台設定と登場人物で、とても面白かったです。 ただ、ラストの脱出劇はやや冗長に感じました。もう少しアクションシーンをそぎ落として、完結にまとめてもらった方が良かった。
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『魔女は蘇る』の続編にあたるのかな? 登場人物はちがうけど、『魔女~』からもチラッとでてる。 麻薬取締捜査官って、警察とはまた違うのね。 厚生省になるのね~。 勉強になった。 麻薬取締捜査官:七尾究一郎とヤクザさん:山崎岳海がコンビをくんで、激ヤバ麻薬『ヒート』の売人仙道寛人を見つけようとするが、追い詰めたところで、仙道寛人は殺害され凶器から七尾の指紋が・・・。 そこからは、警察・ヤクザさん・麻取の混戦に。 そして、逃亡?する七尾と山崎はヒート汚染区域にあるドイツのスタンバーグ社日本支社跡地へ。 そこで、ヒートの開発に携わった研究員本田とともに、ヒートの解毒剤について研究所内を捜索する。 そのころ汚染区域付近のゲートにはなぜか、陸自化学科部隊、アメリカ軍まで。 アメリカ国防省もヒートのサンプル http://m.yahoo.co.jp/ 取を目論み、他国に情報が洩れるのを防ぐために、残りのサンプル等を処分しようと研究所を中心とした一帯を焼け野原にするつもりらしい。 焼夷弾MK77(改良型ナパーム弾)焼温度九百度で指定区域内を完全に焦土と化そうとしていた。 投下まで一時間。 ヒートに汚染された野犬の群れから逃れ、脱出できるのか? 仙道を殺害したのは誰なのか? ~ここからネタバレ~ 『魔女は蘇る』で洞窟内で消息を絶った宮條貢平(くじょうこうへい)生きてました。 びっくり! 仙道寛人を殺害した『麻由美』なる人物は、麻薬取締部捜査第一課長 篠田麻由美 七尾の上司! この上司、女性だったってこと?
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続編じゃないけど「魔女は甦る」の数か月後の話。 今回も最後のほうは怒涛の展開!! お前はそっちだったのか!?と驚きとやられた感が・・・。
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「魔女は甦る」の続編かスピンオフか、という位置づけの作品です。登場人物はまったく違うので、読まなくても問題はないですが、読んでいたほうがより楽しめるのは間違いないでしょうね。 特異な体質を持つ麻薬取締官とサラリーマン風ヤクザが組んでヒトを兵器とさせる麻薬「ヒート」を流通させる売人...
「魔女は甦る」の続編かスピンオフか、という位置づけの作品です。登場人物はまったく違うので、読まなくても問題はないですが、読んでいたほうがより楽しめるのは間違いないでしょうね。 特異な体質を持つ麻薬取締官とサラリーマン風ヤクザが組んでヒトを兵器とさせる麻薬「ヒート」を流通させる売人を追う物語。丁々発止の彼らのやりとりや取締官の同僚たちのキャラクタもよく、テンポ良く読んでいけます。 二人の異端な主役コンビは良い感じでしたし、さりげなくしかれた伏線には見事にだまされましたが、終盤恒例ともいいたくなるほどの身体ボロボロになるアクションっぷりは正直、ああいつもの中山節だと思わなくも。某や某でもイヤというほどキャラを虐めるので、相当のSなのかはたまたMなのか・・・悩むところ。 それはそれとして、全体的にはスピード感あってあっという間に読まされてしまうパワーとリーダビリティにあふれてて、エンタメとしてとても楽しめました。
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特異体質の麻薬捜査官を主人公にした「魔女は甦る」の続編。 ミステリー部分は叙述トリックもあり、最後のどんでん返しでやられました。 サスペンス部分は野犬との戦いまでは良いとして、ラストの大炎上はやりすぎだと思います。 大風呂敷的な展開についていけませんでしたが、それ以外は面白いと思います。 あと、自作への伏線ポイのもあるし、他作品とのリンクもあって、楽しめました。
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図書館にて。 この作家の本は好きなので、新しい本見っけ!という感じで手に取った。 七尾と山崎のとぼけたやり取りが面白かった。篠田課長や釣巻など、キャラクターが際立っていて楽しめた。 ただ、ラスト近く工場の米軍の掃討作戦は唐突でやっつけ仕事っぽい。主人公を聞きに追い込むためには、とずいぶん豪快で無理やりな設定だなと思った。野犬との戦いのくだりは楽しめただけに、もっと現実的な設定が作れたように思う。冒頭の七尾がヘロインを打たれるシーンスタートからして、七尾がヒートを打たれるんだろうなということは予想できたし。逃げるために使うんじゃなく、もっと大きな敵が出てくるとか。どうでしょう?(笑)
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麻捕とヤクザが協力して捜査するってのが新鮮で掛け合いも面白かったのですが、途中アメリカ軍が出てきたあたりからあまりに現実味が無くなり残念でした。
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麻薬取締官、七尾を主人公にした2作目。情けないことに、前作を読まずに読んでしまったので、前作のネタバレになってしまったが、特異体質で仕事にストイックな七尾のキャラが気に入り、はまってしまった。 ヒートを巡り、奔走する七尾に次から次へと難題が降りかかる。 最後は少しどんでん返しもあ...
麻薬取締官、七尾を主人公にした2作目。情けないことに、前作を読まずに読んでしまったので、前作のネタバレになってしまったが、特異体質で仕事にストイックな七尾のキャラが気に入り、はまってしまった。 ヒートを巡り、奔走する七尾に次から次へと難題が降りかかる。 最後は少しどんでん返しもあり、スピード感もあり、楽しめる。
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麻薬取締官の七尾究一郎には、ドラッグが効かないという特異体質があり、捜査でトップの成績だった。そして暴力団員の山崎と手を組み、"ヒート"の売人を捜すのだが… 犯人は意外な人物。さすがです。
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麻薬取締官の七尾を主人公にしたスピード感あふれる麻薬ミステリー。理性を無くし狂暴化させる新型薬物「ヒート」が少年達に売買される中、七尾のもとに一本の電話が。。これまでの中山さんの作品とはタイプが異なるアクションたっぷりの作品。まるで映画を観ているような感覚に陥る。ハラハラする展開...
麻薬取締官の七尾を主人公にしたスピード感あふれる麻薬ミステリー。理性を無くし狂暴化させる新型薬物「ヒート」が少年達に売買される中、七尾のもとに一本の電話が。。これまでの中山さんの作品とはタイプが異なるアクションたっぷりの作品。まるで映画を観ているような感覚に陥る。ハラハラする展開に、意外な犯人。すっかり騙されました。面白かった。
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