空より高く の商品レビュー
こういうクサイ作品に、感動するか、アホクサと思うかの境目ってどの辺りなのでしょう? 重松作品のわりには、なぜか手抜き感が否めませんでした! 玉川ニュータウンの衰退と共に閉校に追い込まれる東玉川高校、略してトンタマ 最後の卒業生を送り出す一年間の、ヒコザ、ドガ、ネタロー、ムクち...
こういうクサイ作品に、感動するか、アホクサと思うかの境目ってどの辺りなのでしょう? 重松作品のわりには、なぜか手抜き感が否めませんでした! 玉川ニュータウンの衰退と共に閉校に追い込まれる東玉川高校、略してトンタマ 最後の卒業生を送り出す一年間の、ヒコザ、ドガ、ネタロー、ムクちゃんの「レッツ・ビギン」が書かれています 最後の感動は流石重松さんでした!
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#読了。青春小説。廃校が決まっている東玉川高校3年のネタロー、ヒコザ、ドカ。なんとなく毎日を過ごしていた彼らの前に、熱血教師の”ジン”が現れ。。重松さんお馴染みの展開ではあるが、最後にほろっとさせるのはさすが。
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むくちゃん最後まで好きになれなかった…。 なくなりかけている学校も町も、立て直すのではなくて、素敵な終わりかたというか、終わらせ方、記憶に残るものにするにはどうするか。 何か始めないと終われない。 何かを始められる人にならなくちゃいけない。 フットワークの軽い人間に。 どんな時...
むくちゃん最後まで好きになれなかった…。 なくなりかけている学校も町も、立て直すのではなくて、素敵な終わりかたというか、終わらせ方、記憶に残るものにするにはどうするか。 何か始めないと終われない。 何かを始められる人にならなくちゃいけない。 フットワークの軽い人間に。 どんな時代でも、高校生は自分の気持ちに素直で一生懸命で希望に溢れていて欲しい ジン先生のように、自分価値基準をしっかり伝えて理解をしてもらう努力を惜しまない人間に、ついていこうと思う人は多いはず 熱くなることを鬱陶しいと感じる風潮はいつからなんだろう。自分の時にはすでにあったような。 当事者のくせに冷めた目で客観的な話し方をするのは、エネルギーを使わないから疲れないだろうけど、何か大事なことを見落としてる。
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時間は過ぎてゆく 皆平等だ 始めても、始めなくても、同じように過去も未来も、そして今も、淡々と通り過ぎてゆく 始めることに時期などない 始めたい時が始める時 何でもいい 自分の未来が今になった時に、誇れるように レッツ・ビギン!
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本当にさわやかで清々しい気持ちになった。 こんな重松清もあっていい。 ストレートでよかった。 「レッツ・ビギン!」 30半ば過ぎの2児の父親だけど、この言葉心に響いたな。 ネタローと親父の関係も良かった。
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なくなる母校、ばらばらの進路、終わりを背負いながら、それでも前を向く。 トンタマ、ネタロー、ヒコザ、ドカ、ジン先生、ムクの物語。
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廃校を迎えた高校3年の2学期の青春物語。 読みやすくて、それなりに感動する部分もあるんですが、全体的にインパクトがないです。 先生や親側からの話が織り交ぜられたりしたら、いつもの重松節に近くなるような気もします。 あと、いろんな例えが今の世代の高校生のものじゃなく、自分たち中年世代の感性なんです。 今の高校生には「夜空ノムコウ」を小道具に使うなら「手紙(アンジェラアキ)」の方がピンとくるし、「レッツビギン」や中村雅俊だけじゃ青春の熱さが伝らないんじゃないかと思います。 だから、エピローグで主人公のネタローが自分の子供に青春の熱さを伝える、みたいな落ちを期待しちゃいました。 結局、自分たちの世代の青春の良さが今の子供たちにも伝わった、という話なんでしょうが、主人公の高校生たちも大人を理解しすぎて、大人が伝えたい時代を超えた青春の熱さみたいなものが盛り上がらないのです。 素材がおもしろそうだっただけに、もったいない出来だと思います。
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『レッツ、ビギン!』 この言葉は、今の歳になって身に染みて大切さがよく分かる。何かを始めること、その時その時に自分がしてきたことの証があることはとっても素敵なことだ。大人の一歩手前にいる高校生たちが、少しずつ先生の影響を受けて精神的に変わって行く様がいい!大人に言われてすると言う...
『レッツ、ビギン!』 この言葉は、今の歳になって身に染みて大切さがよく分かる。何かを始めること、その時その時に自分がしてきたことの証があることはとっても素敵なことだ。大人の一歩手前にいる高校生たちが、少しずつ先生の影響を受けて精神的に変わって行く様がいい!大人に言われてすると言うことに反発しがちなのに…。『大人』を受け入れてこそ、『大人』になれるのかもしれない。 親子愛を描く重松さんの作品もいいけど、たまにこんな青春ものもいいかも。
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楽しかったぁ。傾きかけたニュータウン、廃校が決まった高校が舞台。大人になる一歩手前、卒業前の高校生の不安やもどかしさを、優しくて味のある大人たちのお話と絡めて、爽やかに描いています。人生は長い道なんだな。今を生きて今を重ねて未来を思う。たまには後ろを振り返って、キラキラの日々や苦...
楽しかったぁ。傾きかけたニュータウン、廃校が決まった高校が舞台。大人になる一歩手前、卒業前の高校生の不安やもどかしさを、優しくて味のある大人たちのお話と絡めて、爽やかに描いています。人生は長い道なんだな。今を生きて今を重ねて未来を思う。たまには後ろを振り返って、キラキラの日々や苦かった思い出を噛み締めて、大切なものを確認しつつ、前に進む。いつからでもレッツビギン!カッコ悪くっても、その思いがあるだけで、シアワセを感じられるのかもしれない。元気をもらえるおじさんおばさんもオッケーな青春本。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「トンタマ」廃校になる高校最後の卒業生、ってどんな気持ちだろう。 何かをしなくちゃ、はじめなくちゃと、焦りながら、焦りもせず、 結果的には十分周りに影響を受けて(笑)、 心の卒業式を迎える… 重松清だから電車の中では気を付けて読んだけど、 グッとはきたが、泣かなかった。 高校生の話で泣くような歳ではなくなった、 ということかな?
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