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空より高く の商品レビュー

3.6

72件のお客様レビュー

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    9

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

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2020/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学生真っ只中の思春期のど真ん中の時期は こういう「いかにも」な「青春物語」が ものすごく苦手だった。 主人公であるネタローのように 特定の友人もいないわたしは どこかで羨ましかったのかもしれない。 ジン先生のことばやふじともさん ネタローのお父さんの言葉は すごくグッと来たし、 ムクちゃんのまっすぐさには 同性のわたしも胸を打たれた。 こういうことをやってこれなかったオトナとして ワカゾーのうちにやれることを なるたけやってほしいとおもう。 「人間は空は飛べない!」 「だから、地べたで生き抜け!」 「野球はツーアウトから。 青春は高校三年生の二学期から。」 「青春はサバイバルだ」 「人が死んだときに食うラーメンはまずい! だから、おまえら、絶対旨いラーメンを食い続けろ! オレみたいなラーメンを、おまえらは一生食うな! 友だちに、あんなまずいラーメンを食わせるな!」 「米の一粒は命の一粒なんだ」 「オトナにお手本を示せなんて甘えずに、 自分の道を一人で歩いてみろ」

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2016/09/24

短編も長編も読みやすい。とても引き込まれる。 高校最後の年という、多感な時期。それぞれが成長していく様は、力強くも儚く美しい。 大人になったからこそ感じるものなのか。 「良いダシになるように、応援してください。」

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2016/06/18

(2015.04.22読了) 大好きな重松清ですが・・・。 廃校が決まった東玉川高校(トンタマ)最後の生徒たちの物語。合言葉は「レッツ・ビギン!」 悪くない内容ですが、私としては今ひとつ盛り上がりに欠けました(^^;;

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2016/01/11

◼安定の重松清な感じ。高校生のライフワークと生きることと死ぬことと。 もしや、と考えたストーリーと違ったけど(私はがより暗い方向に考えすぎね)終わりに向けて何かを始めよう。は新年の何かを始めようってときに読むのはタイミングよかったかな みんなアダ名があることがいつか、あの頃って懐...

◼安定の重松清な感じ。高校生のライフワークと生きることと死ぬことと。 もしや、と考えたストーリーと違ったけど(私はがより暗い方向に考えすぎね)終わりに向けて何かを始めよう。は新年の何かを始めようってときに読むのはタイミングよかったかな みんなアダ名があることがいつか、あの頃って懐かしくなる時代になりつつあるのかなーと思いつつ。 マジメでなくていいんだよ、かっこ悪くていいんだよ、っていうメッセージもある作品。マジメじゃなくてもいいんだよ、はもしもし下北沢に通じるものがあるね。

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2015/11/16

一昔前の青春物語って感じもするけど、年代的すごくはまってしまう。こんな先生がいたら、学生生活は楽しいだろうな。

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2015/05/02

閉校の決まった高校に通う主人公の流されるままだった高校生活を変える教師が現れた。「レッツビギン!」この言葉とともに。何かを始めるって、大道芸を始める、恋愛を始める、本当の家族を始める、人それぞれきっとあると思わせてくれる。高校生の心情もリアルに表現されていて感情移入しやすい。現役...

閉校の決まった高校に通う主人公の流されるままだった高校生活を変える教師が現れた。「レッツビギン!」この言葉とともに。何かを始めるって、大道芸を始める、恋愛を始める、本当の家族を始める、人それぞれきっとあると思わせてくれる。高校生の心情もリアルに表現されていて感情移入しやすい。現役の高校生よりもあの頃を懐かしむ大人におススメの青春小説。

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2015/03/15

廃校が決まっている高校3年の2学期、新しい先生がやってきて… 青春とはこういう感じ!友情も、ほのかな恋も、先生との関係も、読んでて気持ちがほんわかする。 空より高く、ジャグリングができたら気持ちいいんだろうな。

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2015/01/04

残り1年で閉校する高校が舞台の青春ストーリー。 終わりが見えたときに、何をするのか。 最後に先生を目指すことになる主人公の葛藤。 青臭いこと言っているんだよ、ということがだんだん必要になってく情景は、わかっていてもやはりぐっときてしまいます。 終わりの高校から、始まるストーリー。...

残り1年で閉校する高校が舞台の青春ストーリー。 終わりが見えたときに、何をするのか。 最後に先生を目指すことになる主人公の葛藤。 青臭いこと言っているんだよ、ということがだんだん必要になってく情景は、わかっていてもやはりぐっときてしまいます。 終わりの高校から、始まるストーリー。やはり泣いてしまいました。

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2017/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 廃校が決まった東玉川高校、通称トンタマ。卒業を控えた最後の生徒たちの「終わり」に満ちた平凡な毎日は、熱血中年非常勤講師・ジン先生の赴任で一変した。暑苦しい「レッツ・ビギン!」のかけ声に乗せられて、大道芸に出会った省エネ高校生が少しずつ変わっていく―きっと何か始めたくなる、まっすぐな青春賛歌。 【感想】 青春っていいなって素直に思わせてくれた物語だった。

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2014/08/22

ほんとに重松さんの作品は心にパワーをもらえます。 廃校前の生徒と教師・父と息子・友との関係を通し、成長する青年のお話です。 涙あり、笑いありの作品の中に、生きるパワーをもらえる作品です。 大人でも無理してかっこよく生きる必要もなく、毎日美味しいご飯が食べられて、ぐっすり眠れて、何...

ほんとに重松さんの作品は心にパワーをもらえます。 廃校前の生徒と教師・父と息子・友との関係を通し、成長する青年のお話です。 涙あり、笑いありの作品の中に、生きるパワーをもらえる作品です。 大人でも無理してかっこよく生きる必要もなく、毎日美味しいご飯が食べられて、ぐっすり眠れて、何かに一生懸命になれて生きていけたらいいんだなって思える作品です。 もうこの熱いおやじパワーの重松ワールドにはまちゃいます。

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