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つむじダブル の商品レビュー

3.4

101件のお客様レビュー

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2012/12/26

イケメン高校生と柔道4年生の兄弟のはなし。つむじ二つで幸せだ!!メジャーデビューと母親アイドルの秘密

Posted byブクログ

2012/12/26

宮下奈都さんと小路幸也さんが合作した本が出ると知って 「きゃー、aikoと秦基博がコラボするみたいな、その豪華さ♪」と わくわくしながら待ち構えていた私。 心に蓄積した思いを、独特の言葉遣いで表現する宮下さんと 衒いのない、やわらかな言葉で温かい世界を描く小路さんなら 音楽界で...

宮下奈都さんと小路幸也さんが合作した本が出ると知って 「きゃー、aikoと秦基博がコラボするみたいな、その豪華さ♪」と わくわくしながら待ち構えていた私。 心に蓄積した思いを、独特の言葉遣いで表現する宮下さんと 衒いのない、やわらかな言葉で温かい世界を描く小路さんなら 音楽界でいえば、まさにその組み合わせ!と思ったのだけれど 読んでみると、予想は気持ちよく裏切られて、まるでひとりの作家の作品のよう! ことに、いつもの宮下節を封印して小路さんの作風に溶け込むような宮下さんの筆致は 耳にしたら忘れられない声なのに、誰とコラボしても突出せずに 綺麗に合わせてしまうmiwaちゃんを思わせます。 柔道が好きで、おかあさんが焼いてくれるマドレーヌが好きで かっこよくてやさしいおにいちゃんが大好きな、小学4年生のまどか。 妹を溺愛し、家族を大事に思い、それと同じくらい音楽を愛していて バンドでメジャーデビューすることを目指し、練習に励む兄の由一。 つむじダブルのこの兄妹が、平凡すぎるほど平凡だと思っていた 愛する家族の中にいつのまにか紛れ込んでいた秘密に翻弄されながら 変っていく自分、変わらない自分、そして家族について ぐるぐる考えて、ぐるぐるまわって、でもちゃんとあるべき場所に戻ってくる。 愛情を惜しみなく注がれて育ってきたふたりならではの健やかさが眩しい、 爽やかでかわいらしい物語。 素敵なおにいちゃんがほしかった!と願ってやまない 夢見がちなひとりっ子女子なら、思わずきゅん♪としてしまう1冊です。

Posted byブクログ

2012/12/15

小路×宮下。期待したのですが、残念。最近の小路作品を引き継いでしまったような宮下さんで、通して同じような空気に。相乗効果が生まれないコラボは、なんだか悲しいです。 20121210読了

Posted byブクログ

2012/12/15

人が心に秘めたい秘密を無理矢理暴こうとするのではなく、その人が話す気になるまで、見守るというのは、あまり見かけないパターンだと思いました。 登場人物が、ちょっとできすぎと思うぐらい皆良い人ばかりですが、清々しい小説です。 その意味では、ヤング向けでしょうか。

Posted byブクログ

2012/12/10

小路幸也さんと宮下奈都さんの合作。 小路さんが兄の目線、宮下さんが妹の目線で、家族の「ひみつ」をテーマに物語が進んでいく。 めずらしい形式やなーと思って、借りて読んでみました。 青春系の小説かなと思っていましたが、家族の話。しかもけっこう複雑な家庭の話でした。暗い話では決してあり...

小路幸也さんと宮下奈都さんの合作。 小路さんが兄の目線、宮下さんが妹の目線で、家族の「ひみつ」をテーマに物語が進んでいく。 めずらしい形式やなーと思って、借りて読んでみました。 青春系の小説かなと思っていましたが、家族の話。しかもけっこう複雑な家庭の話でした。暗い話では決してありませんが。 もうちょっと劇的な展開がほしかったな、と思うのは、私が、静かな小説よりもわかりやすいものを好むからやと思います。

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2012/12/10

図書館。書き方によっては重くなるはずなのに、ほんわか空気でまとめてるのが良い感じ。書き手が2人である違和感はまったくなかったです。

Posted byブクログ

2012/12/07

宮下奈都と小路幸也とのコラボに違和感なし! 妹と兄それぞれから綴られる日々は、これはヤングアダルトにしたい、と思う感じ。 温かいお話でした。 ちなみに、私もつむじダブル。

Posted byブクログ

2012/11/29

読んだ後にほっこりした気持ちになりました。 ある秘密を中心に小学生の妹と高校生の兄が家族の絆を再確認していくお話。 まどかのまどはマドレーヌのまどという表現が可愛いかった!

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2012/11/27

小路幸也と宮下奈都の合作、ということで、 いったい何が始まるのか??と思っていたのだけど、 仲のいい高校生の兄と小学生の妹を中心とした家族の「秘密」の物語。 兄から見た話を小路さん、妹から見た話を宮下さんが順番こに担当する、という趣向(*^_^*)だったんですね。 二人のタッ...

小路幸也と宮下奈都の合作、ということで、 いったい何が始まるのか??と思っていたのだけど、 仲のいい高校生の兄と小学生の妹を中心とした家族の「秘密」の物語。 兄から見た話を小路さん、妹から見た話を宮下さんが順番こに担当する、という趣向(*^_^*)だったんですね。 二人のタッチがとても似ていて、どちらが書いているのか途中から全く気にならなくなってしまったのは、物語に入り込むためにはよかったのだけど・・。 せっかくの趣向だから、二人の作家さんの個性をも楽しみたかったなぁ。これはお二人とも意識して違和感のない筆致にした、ってことなんでしょうか。 物語としては、結構、波乱に富んだミステリー仕立てのお話で、時にドキッとさせられたりもするのだけど、お二人の優しい語り口に乗せられて、最後まで温かい気分で読み進むことができました。 そっか、これはポプラ社の本だったんですね。今の子だったら児童書としてもいいのかも。

Posted byブクログ

2012/11/25

作家二人の合作なのに何の違和感もなく読めた。 2人が目指す”温かさ”が同じなのだろうか。 心の中がほんわかと温かくなる。 子供の成長やそれを取り巻く人たちのそれぞれの事情、また逆にそんな大人たちを眺めている子供達。 その一つ一つに、思いあう温かさを感じた。 読み終わって心地良い。

Posted byブクログ