つむじダブル の商品レビュー
2013.2.6 市立図書館 可愛くて幸せなお話。 読みやすくておもしろかった。 でも、ちょっと出来すぎ?みたいな感じがあって・・・。 漫画みたいな感じだった。 まどかちゃんがホントに可愛いなぁ。というのが一番の感想。 このレビューを書いてから、そう言えば、ココロに響いた...
2013.2.6 市立図書館 可愛くて幸せなお話。 読みやすくておもしろかった。 でも、ちょっと出来すぎ?みたいな感じがあって・・・。 漫画みたいな感じだった。 まどかちゃんがホントに可愛いなぁ。というのが一番の感想。 このレビューを書いてから、そう言えば、ココロに響いたところがあったなぁって、あとから思い出した。 「ときどき、おかあさんが、どんなまどかもおかあさんの娘、といってくれるのを思い出した。~~~~~私も、どんなおかあさんも私のおかあさんで、どんなおかあさんでもやっぱり大好きだったと思うから。」 「私がいつもいい子でいられなくてもだいじょうぶ、って伝えてくれている。おかあさんが私を丸ごと受け入れてくれているのがわかる。」
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交換小説みたいな雰囲気。完全に同化してしまっていない独立した部分があるからこその家族感。そして、結末まで読むとその同化しすぎない感じが、この二人の関係性なんだと思わせる。 絵に描いたような幸せな家族にも「ヒミツ」がいくつも隠れていて、それでもやっぱり家族だから「ヒミツ」を「シアワ...
交換小説みたいな雰囲気。完全に同化してしまっていない独立した部分があるからこその家族感。そして、結末まで読むとその同化しすぎない感じが、この二人の関係性なんだと思わせる。 絵に描いたような幸せな家族にも「ヒミツ」がいくつも隠れていて、それでもやっぱり家族だから「ヒミツ」を「シアワセ」にできるんだというあったかストーリー。
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☆3.9 高2の兄・由一パートを小路幸也、小5の妹・まどかパートを宮下奈都が書き分けた1冊。両方とも雰囲気あってたと思う。最後に残された家族最大の秘密が、小路幸也っぽかった。
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最初から展開は読めていますが、それでも最後はきっちり纏めて、そして心温かくなる作品でした。 思わず、自分の頭にもつむじがもう一個無いか確認したくなります。 家族の幸せ、笑顔が欲しくなりますね。
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たとえひみつがあると分かっていたって、心から好きっと思える人や家族がいるって素晴らしい。 二人で書いてるとは思えない作品でした。
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小路さんの作品は何作か読んでいますが、宮下さんの作品は読んだことがなかったので楽しみにしていました。 仲良しな家族に隠された秘密。 途中から先が読めてしまったのは残念だったけど、小路さん宮下さんそれぞれの言葉の使い方や文章の違いで兄妹それぞれのキャラクターが活きていたように思いま...
小路さんの作品は何作か読んでいますが、宮下さんの作品は読んだことがなかったので楽しみにしていました。 仲良しな家族に隠された秘密。 途中から先が読めてしまったのは残念だったけど、小路さん宮下さんそれぞれの言葉の使い方や文章の違いで兄妹それぞれのキャラクターが活きていたように思います。 気を張らずに読める作品だと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
さしずめサブタイトルは『ひみつ』ってところか。 漢字じゃなくて敢えてひらがなで。 由一くんパートを小路さんが、まどかちゃんパートを宮下さんが書いてるらしい。 大きく括ると『冷静と情熱のあいだ』方式(右岸と左岸ともいう)なんだろうけど 一人の人が書いてると言われても無条件に信じるくらいに自然だったと思う。 由一くんのかっこよさももちろんなんだけど まどかちゃんの可愛らしさと大人な部分にノックアウトされた感あり。 『今でも抱っこしたい』と思っちゃう由一くんの気持ちもよく判るよ、うん(爆)。 10歳くらいってあんな風に考えちゃうことが急に増えるんだよな、と 懐かしく思い出してしまった。 下手するとあの頃の方が今よりよっぽど大人だったんじゃないか、などと ついつい我が身を振り返ってみたりして(笑)。 何よりもこのお話の中では 家族みんながそれぞれを大切に大切に思ってるという空気が常に流れていて それが読んでて心地よかったなーと思う。 書いてるパートによる違いが殆ど気にならなかったのも その辺に理由があるのかもしれない。 由一くんもかっこよかったんだけど、彰宏くんの男前っぷりにも感服した。 小学生男子がひとつ大人になる瞬間を見た気がする。 美波ちゃんとの三角関係は避けたいところではあるものの まどかちゃんと彰宏くんは相当お似合いだと思うのだが。 美波ちゃんちの両親の顛末がどうなるのか、とか サユミさんがどうしてまどかちゃんと彰宏くんのことを知ってたのか、とか いろいろと謎だったり納得いかない部分があったりするので その辺で★1個マイナス。 メジャーデビュー後のDSRがどう活躍するのか、 そしてまどかちゃんと彰宏くんのその後を知りたい気もする。 それはそうと、エンガティーナの『クドウ』はお店畳んじゃったんだ…(´・ω・`) 『丘の家のミッキー』を読んだときから一度行ってみたいと思ってたのに。 残念だ。
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二人の連作って分からないくらいだったけども…。 うーーん、この間読んだ小路さんの『ナモナキラクエン』と同じ感想を抱いてしまった。あまりに素敵な人たちで淡々と話が進んで行って、何か嘘っぽさを感じるんだよね。さらっと、まあおもしろく読めるんだけどね。 最後『ナモナキラクエン』の登場人...
二人の連作って分からないくらいだったけども…。 うーーん、この間読んだ小路さんの『ナモナキラクエン』と同じ感想を抱いてしまった。あまりに素敵な人たちで淡々と話が進んで行って、何か嘘っぽさを感じるんだよね。さらっと、まあおもしろく読めるんだけどね。 最後『ナモナキラクエン』の登場人物が出てきてた(笑)。
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まどかも由一もとてもまっすぐで素直な子だと思う。 自分が小学生の頃、高校生の頃、こんなにも出来た人間だっただろうか。 家族のひみつをテーマにはしているけど、ほんわかした感じで話が進んでいく。どことなくミステリアスではあるが、読んでいて話の先は見えてくる。由一やまどかが出した答え...
まどかも由一もとてもまっすぐで素直な子だと思う。 自分が小学生の頃、高校生の頃、こんなにも出来た人間だっただろうか。 家族のひみつをテーマにはしているけど、ほんわかした感じで話が進んでいく。どことなくミステリアスではあるが、読んでいて話の先は見えてくる。由一やまどかが出した答えは、本当にこれでいいのかな?と読み終わった後に思えてしまった。いい子すぎるのではないかなと思えた。
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