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屍者の帝国 の商品レビュー

3.6

291件のお客様レビュー

  1. 5つ

    55

  2. 4つ

    74

  3. 3つ

    73

  4. 2つ

    33

  5. 1つ

    8

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2026/03/01

屍者の帝国/伊藤計劃✖️円城塔 #読了 生ける屍が兵器や使役の道具に普通に存在する架空の世界について、生者と屍者とを分つその原点を巡る魂の存在とはなにか。何ものがこの世界を画策しているのか? それらの謎の根幹となる「アダム」としての存在「ザ・ワン 」と生者の魂「X」の謎を巡る物...

屍者の帝国/伊藤計劃✖️円城塔 #読了 生ける屍が兵器や使役の道具に普通に存在する架空の世界について、生者と屍者とを分つその原点を巡る魂の存在とはなにか。何ものがこの世界を画策しているのか? それらの謎の根幹となる「アダム」としての存在「ザ・ワン 」と生者の魂「X」の謎を巡る物語。 1880年代を舞台とすることで交錯するカラマーゾフの兄弟やシャーロック・ホームズの登場人物たちが小説好きのフェティシズムを刺激します。 SFベースの謎と冒険の世界がエキサイティング。 共作となる本作ですが、文学的背景と「言語」に収束する世界観は円城塔、聖書を元にしたエヴァンゲリオン的終末感かつAIの進化によるシンギュラリティを予見した世界観は伊藤計劃によるものでしょう。其々が見事に交錯し、エンターテイメントとして最後まで楽しめて読めました。

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2026/01/31

40ページぐらい真面目に読んで、残りはパラパラ見て終わりにしてしまった。ネタバレ解説を見て、何となくの話はわかったが、固有名詞の理解が追いつかなかった。初めて読み切ることを断念してしまった。

Posted byブクログ

2025/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

屍者の帝国 「早逝の天才・伊藤計劃の未完の絶筆が、盟友・円城塔に引き継がれて遂に完成! 」とあるように、もう読めないと思っていた伊藤氏の作品なので楽しみに読み始めました。 屍者を蘇らせる技術が発明された十九世紀が舞台です。医学生の主人公ワトソンは、英国の諜報部にスカウトされて、チームと共にアフガニスタンに屍者の帝国を作ろうと反旗を翻した男の調査に向かいます。うーん、どこかで読んだような(「地獄の黙示録」の元になったコンラッドの「闇の奥」)。。。 そこからは屍者技術にまつわるペンダントリックな古今東西の秘密結社のお話となり、フランケンシュタインの生みの親のヴィクターとその創造物ワンを追う展開に(大正・昭和初期の時代の冒険小説のような展開、「ディファレンシャルエンジン」の雰囲気も濃厚)。。。 アフガニスタンの部分までが伊藤氏のオリジナルと思われ、そこまでは結構わくわくしながら読みましたが、それ以降はちょっとついて行くのが疲れました。 450ページに要した時間の割には収穫は少なかったです。 竹蔵

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2025/04/19

難解!ホームズに出会う前のワトソンが主人公。死者が労働力として使われるようになった世界で、イギリス政府の諜報員として世界を駆け巡る。実際の歴史が下地になったIFの世界だからまず歴史を知ってないといけないし、加えてシャーロックホームズはもちろん、風と共に去りぬとかカロマーゾフの兄弟...

難解!ホームズに出会う前のワトソンが主人公。死者が労働力として使われるようになった世界で、イギリス政府の諜報員として世界を駆け巡る。実際の歴史が下地になったIFの世界だからまず歴史を知ってないといけないし、加えてシャーロックホームズはもちろん、風と共に去りぬとかカロマーゾフの兄弟とかの人物まで出てくる。うーん、疲れた。でもやっぱり、最後はじーんとしちゃうんだよな。

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2025/04/08

図書館にて借りる、第309弾。 (神戸市図書館にて借りる、第118弾。) 難解。 プロローグと第1部まではワクワクしながら読めたが、以降は駄目。 理解不能。 そもそもこの小説はプロローグのみ伊藤計劃で、残りは円城塔が書いた作品なので、伊藤計劃に期待して読むと楽しめない気がする...

図書館にて借りる、第309弾。 (神戸市図書館にて借りる、第118弾。) 難解。 プロローグと第1部まではワクワクしながら読めたが、以降は駄目。 理解不能。 そもそもこの小説はプロローグのみ伊藤計劃で、残りは円城塔が書いた作品なので、伊藤計劃に期待して読むと楽しめない気がする。 いずれにせよ、星は3つはつけ難い。 最初が面白かっただけに残念。

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2024/07/04

【おすすめポイント】 生命は病であり、人間の意志は菌株の感染によって生じると本作では言います。物語の舞台である19世紀末は病は細菌の感染によって引き起こされると突き止められた時代です。そうした背景の中で繰り広げられる、人間の意志と魂にまつわる濃密な物語を体験できます。 【請求記...

【おすすめポイント】 生命は病であり、人間の意志は菌株の感染によって生じると本作では言います。物語の舞台である19世紀末は病は細菌の感染によって引き起こされると突き止められた時代です。そうした背景の中で繰り広げられる、人間の意志と魂にまつわる濃密な物語を体験できます。 【請求記号】910.26:It 【配置場所】1階新書庫右 【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB00277766

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2023/07/22

人間の意識はどこから始まったのか?この命題は面白いし、伊藤計劃氏の前二作とも繋がる要素ではある。個人的に好きな時代設定なので名前だけでもうきうきした。 ただやっぱり伊藤計劃とは違うんだな…という気持ちが拭えない。できるならばやはり彼の世界観を読んで見たかった。

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2023/07/19

じっくりじっくり読んだものの難解すぎて理解にとんでもなく時間がかかった。。というかまだ大枠しか理解できていない気がする。伊藤計劃歴代作品の中でも(今作は1/2だけど)難解だった。。 屍者という、想像しにくいものだったからかも

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2021/10/01

若くしてこの世を去ったSF小説家・伊藤計劃の遺稿を元に、盟友・円城塔が執筆した作品。 死体を蘇生させ、"屍者"として労働力に供する技術が発達した、19世紀末の世界が舞台。英国諜報機関・ウォルシンガムの一員となった主人公・ジョン・ワトソンは、ロシア軍人・カラマ...

若くしてこの世を去ったSF小説家・伊藤計劃の遺稿を元に、盟友・円城塔が執筆した作品。 死体を蘇生させ、"屍者"として労働力に供する技術が発達した、19世紀末の世界が舞台。英国諜報機関・ウォルシンガムの一員となった主人公・ジョン・ワトソンは、ロシア軍人・カラマーゾフが屍兵を引き連れてアフガニスタン奥地に築いた『屍者の王国』の調査に向かう。そこから始まる、"屍者"を巡る物語。"屍者"とは?"意識"とは?"魂"とは? 伊藤計劃の遺志を継いだ作品ということで、彼が生前に執筆した『虐殺器官』や『ハーモニー』の要素が詰まっている印象。円城塔の著作を読むのは初めてだったが、どうにも自分にはこの著者の文体が合わなかったようで、なかなか内容が頭に入って来ず、読んでいる途中で何度も寝落ちしてしまった。"屍者"技術が発達したスペキュレイティブ・フィクションの世界観、世界中を巡りながら真相に迫っていく(まさに)『007』シリーズのような展開、"意識"に対する考察(...etc)、思い返しても面白い設定・内容だったと思うのだが、残念ながら読中・読後の満足感はイマイチだった。

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2020/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

話は面白かったが非常に読みづらかった。(頭追いつかない) 出てくる登場人物の名前だけでもワクワクしたが、巻き起こす内容は想像もつかない。 屍者と生者の違いがわからなくなる。 無理だとは思うが、ワトソンとホームズが活躍する続編が見たい。

Posted byブクログ